1月11日(土)
図書館本のてにをはの誤植を訂正(それもボールペンで)する人のモチベーションが謎。
1月12日(日)
いかなごが「お母様どうしたの、ブラウザのタブ開き過ぎだよ」と言うので「夫唱婦随」と言ったら、「何ソレ、見たことも聞いたこともない」と言われた。さすが令和キッズ。
1月13日(月)
フーズ『ナチスに挑戦した少年たち』を読み終わった。ナチスにあっさり占領されて保護領化したデンマークで、大人がノルウェーのように抵抗しなかったことに腹を立て(ノルウェーは126年ぶりの戦争だったらしい。怖過ぎ)、中高生が集まってドイツ軍から武器を盗んだり、爆弾仕掛けたりしていた話。やっていることは子供のイタズラレベルで実に危なっかしく、当然捕まって主人公はたまたまデンマークの刑務所に収監されたが、別の街で同じようなことをやってドイツに送られた子は死んでいたり。主人公達が拘置所の窓の鉄格子を切り、後にその部屋に移されたレジスタンスが夜な夜な窓から外に出て破壊工作していた、というのと、主人公が1944年に釈放されたら、逮捕された時は誰も抵抗していなかったのに、そこら中レジスタンスだらけになっていた、という話が凄い。
1月14日(火)
ジロ出ないのちょっと落ち込んだけど(単なるジロ好き)大量に動画出たのと、息子lovelyらしいからまあいいか。…でもこれ、鉄は熱いうちに打て、って発想だよね。相変わらず強気。
あと、ヨルゲンソン被り過ぎじゃない?
1月15日(水)
無課金のゲームで進路に悩むことになろうとは…。
1月16日(木)
すでに石丸氏と斎藤氏の区別がつかなくなっている…。
最近のもぐ、色々な演劇を見に行きまくっていて(中高生だとかなり安く見られたりするらしい)、変なことに誘われたり、悪い仲間ができたりしないかと不安。
1月17日(金)
姉がいる男子って、女子に対する咄嗟の返しが適切で、生下時からサバイバルで身に着けた能力は伊達じゃない、ともぐを見ると思う。
1月18日(土)
いかなごが共通テスト、もぐが部活の発表を見に行ったのをいいことに、S君とパフェ食べに行った。甘かった。
もぐが、共通テストで大変そうだから、といかなごにお菓子を買ってきてあげていた。優しい。ボンタンアメとココアシガレットとヤングドーナツと甘栗むいちゃいましたが入ってた。
フィンケルスタイン『ホロコースト産業』を読み終わった。両親共にホロコースト生還者の著者が、それまで見向きもせず、アイヒマン拉致を批判していたアメリカが、1967年の第三次中東戦争でイスラエルが勝った途端、イスラエル支持に変わったこと、アメリカではホロコーストが南北戦争より有名なこと、1990年代にアメリカのユダヤ人組織が突如ホロコースト補償を求めはじめ、スイスの銀行を強請って、それほど多いとは思えない二次大戦当時のユダヤ人の口座額より相当多い金額をせしめ(アメリカやイスラエルの銀行は払っていないのに)、しかもホロコースト被害者には分配せず、組織の企画などに使ったことなどを語っている。
確かに、以前からなぜあんなにアメリカにはホロコースト記念館があるのか、というのはナゾだったし(ワシントンのホロコースト博物館は、予算の6割を連邦政府が出してるらしい)、この本に書かれているエリ・ヴィーゼルの発言(「われわれはすべてにおいて違う」「ユダヤ人は存在論的に例外的」)はヤバ過ぎてドン引きだが(ユダヤ人は優れているから、非合理に嫌われ、ホロコーストは唯一無二だという例のやつ)、実際の被害者には金を渡さず、ナゾの組織が中抜きしまくるとか、でっち上げホロコースト文学・被害者が多発するとかは、それこそユダヤ人だけでなく、どこの国でもよくあることだし、著者が攻撃的過ぎて、ちょっとまともには読めないレベル。ゴールドハーゲンはともかく、リップシュタットまでボロクソなのは、さすがにどうかと思った。
まあでも、イスラエルとトルコが同盟国だから、アルメニア人虐殺は無視かとか、やたらホロコースト取り上げるけど、ネイティブアメリカンと黒人奴隷は無視かとかは、確かに言いたくなるよね。
1月19日(日)
いかなご共通テスト。両親の結論→浪人するなら、来年はドイツ語やる方がいい。
1月20日(月)
財布を忘れて、初スマホ電子決済。ちなみに、買ったものは4号帆布30cm。
帰宅後、おやつにビール飲んで、「食べなくていいし、カロリーも取れるし、甘くないし、ビールいいかも」と言ったら、アル中への道、とS君に言われた。