9月11日(水)

 共通テスト複数回って、いつぞやの英語民間試験みたいに、特定の団体に利益誘導したいのね、としか思えないよ河野太郎。

 ヴィンゲゴー、ジロに興味を持つの記事、各国語で一斉に出回ってるの凄いけど、こういう状況だと、アサイン制度にでもしとかないと興行的にも大変そう。

9月12日(木)

 トランプのおかげでTLに脅えているように見える可愛い犬猫動画が溢れてて眼福。

 夜10時過ぎ「あ、そうだ、明後日の本番にジーパンとフード付パーカー要るんだけど」じゃねえよ!今言うな(キレ
 服屋はもう開いてないだろ、明日も練習で遅いんだろ。ジーンズはサイズ合わせないといけないの、だからアンタは今持ってないの、短パンと制ズボンしか持ってないでしょ。フード付パーカーもこないだサイズアウトしたでしょ。

 ラインで相談をはじめたもぐ「ジーンズじゃなくてもいい、大学生に見える服装ならいいって」何着ても中学生にしか見えねえよ!(大家族会議勃発)→S君が30年前の古い服持ち出してきたけど、でかい→結局、小学校の卒業式で着たストライプシャツを襟開けて袖捲って着せた。遠目には大学生じゃ。細いから大人用は何でもブカブカだが、小さいサイズは袖さえ捲ればいける。

9月13日(金)

 おめでとうございます。うちと構成同じだわ>4歳差姉弟。 
私「4歳差姉弟ってことは、弟はビビリで、姉にイジメられて育つんだろうな」
いかなご「ビビリかどうかは分からんけど、姉にイジメられて育つのは間違いないね。サンプル数4(級友)」
 まあ、私の友人も数歳差の弟がいる子は、分からせて育てるみたいなこと言ってたな。サンプル数2。
 ちなみに、ヴィンゲゴー本人もたしか4歳差姉弟の弟…。

 もぐ、珍しく事前に発表での役名教えてくれたけど、個人名言われてもな。

 ワッサースタイン『ウクライナの小さな町』を読み終わった。流行りの自分自身に関係のあることをとことん調べる系歴史書。まずは、著者の祖父が住んでいたガリツィア地方の人口2000人位の町の歴史について語られる。古くからポーランド系とウクライナ系とユダヤ系が混在して住んでいたが、19世紀前半にはユダヤ人が多数となり、19世紀半ばでも平均寿命30才を切っていた病院もない町クラコーヴィエツ(ハプルスブルグ家が支配していたが、ガリツィアはとにかく貧しい地方、という認識らしい)。

 第一次大戦が始まると、まずロシア軍に蹂躙され、ハプスブルグには適当にされ、その後はウクライナ系、ポーランド系、ユダヤ系の三つ巴の抗争が続く。著者の親族は、祖父の代には街を出てドイツに移住していたが、例の水晶の夜勃発の原因となった、在仏ドイツ大使館員銃撃事件の原因となった、ドイツのポーランド系ユダヤ人追放&ポーランド受け入れ拒否事件の当事者となる。

 この事件に関しては、あちこちで、ポーランド系ユダヤ人が食糧もなく国境のズボンシンに取り残された、と書かれているだけで、それ以上の情報がほとんどないので、個人的にとても気になっていたのだが、難民キャンプが設置され、リンゲルブルムやジョイントも援助に入っていたのね。

 作者の祖父は元々住んでいた家に隠していた貴重品を取りに行って殺され、作者の父はイタリア→トルコ→パレスチナと、すべて数日ギリギリのタイミングで何とかヴィザや許可を得て逃亡し、生き残る。あと、ガリシア地方からイギリスや南アフリカまで卵を輸出していた、というのが衝撃。3、4週間かかるけど大丈夫なんだって。

9月14日(土)

 もぐの発表を見てきたが、もうちょっと配役と衣装に気を配るべきだと思った。年寄り役→大学生、女子大生役→ガタイの良いナゾの生き物、うちの子→姿勢の悪い中学生、にしか見えませなんだ。シャツの裾が短いんじゃないかと、そればかり気になった(なんせサイズ150)。

 夏前は演出すると言っていたが、自分の書いた脚本が通らなかったので、キャストで目立つことにしたらしい(ほぼ主役だった)。オーディションは普通にパスしたんだと(←ちょっとドヤってた)。

 ドゥ・ヴァール『政治をするサル : チンパンジーの権力と性』を読み終わった。「私的有名だけど読んでなかったシリーズ」の続き(何冊目だ…)。70年代にオランダの動物園でチンパンジーの観察をした話だが(飼育下での観察なので、野生群はまた違うらしいが、その分緻密に観察できる)あまりにも人間に似ていて、読んでいて恥ずかしいことしきり。

 「(飼育下でずっと一緒に生活するので)すぐにキスしたり、ハグしたりして和解する」「毎日上位者に挨拶する」「服従していることを示すために、オスは頭を守り、メスは尻を差し出す(性器を検査させたり匂いをかがせる)」「争いに負けたり、ストレスを感じると、地面や自分の頭を殴りはじめる」「泣き顔を隠そうとしたり、虚仮威しの大騒ぎをする」「オスはメスを犬歯で攻撃しない(犬歯で攻撃するのはオス同士のみ)」

 観察の中で、1位オスが台頭してきた2位オスに一旦権力を奪われるが、若い3位オスの後ろ盾となって一緒に2位を蹴落とし、再び権力を奪取する様子が描かれる。「第1位オスになると弱者に味方するようになり、それにより自分が保護できることを周囲に印象付ける」「2位になると強者にも加担して、1位が保護できないことを示そうとする」「常に順位が大事で敵対しているわけでもなく、結構その場で同盟を組んだりもするし、1位オスを毛づくろいすると、メスとの交尾を許してもらえたりもする」「オス同士協力して食べ物を手に入れるが、1位が独り占めした後、みんなに分配する」

 「メス同士の衝突はほとんどないが、オス同士は5時間ごと、メス・オスの衝突は13時間ごとに起きる」「オスがすべてを支配しているように見えるが、メスはオスを押しのけたり、物を取り上げても許される(おそらく寛容さが重要で、それによりオスはメスに支持されている)」「メス同士の友情は、どのオスを支持するかに関わらず維持される」「お互いに好き嫌いはあるが、権力闘争の時は好き嫌いによらず支援する」

 著者曰く「チンパンジーは言葉を使わずに人間と同じように行動している」「ただ、私達は意図を隠すが、チンパンジーは隠さない」「マキャベリは、動機を隠さず、否定しなかった。それは人間性に対する侮辱とみなされた」「私達が政治をするのは、進化的遺産の一部であり、チンパンジーと共有している」。さすがDNA98.7%一致しているだけのことは。超お勧め。

9月15日(日)

 偶然パウ・パトロール見た。BBCで(琵琶湖放送)。犬が集団で重機乗って出動する話だった。人間の男の子に指揮されてるけど「そのネジを回して」「パウパウ!行くぜ!」て感じなので、たぶん男の子が全部やった方が速い。出動する時に見えを切るので、たぶんパウ・パトロールオールスターズになると、出動するまで30分かかる。重機のおもちゃも売れるし、男女問わず対象で、非常に売れそうな幼児作品。7歳になると「え?私あんなの好きだったっけ?」と2年前の自分をなかったことにしがち。

 悠仁様って、将来天皇な上に、受験生だから、二重に人権ないのか…大変そう。

 メロスがいかにクズかで盛り上がる我が家の夕食。

9月16日(月)

「君たちツール勝ちたいよね」「うんうん」
「でも現状じゃ無理だよね」「うんうん」
「共闘したら、いけるかもって思わない?」「うんうん」
「最終的にどちらが勝つかは、その時に決めればいいし」
「(…ここなら最後まで争わせてくれそう)(…どうせ途中で転けるし)」
 ってならない?

 パーカー『眼の誕生』を読み終わった。生物の外部形態が一斉に変化した(ナメクジみたいなのばっかりだったのが、殻ができた)カンブリア爆発がなぜ起きたのかを考える本。それまで霧で覆われていた地球に注ぐ太陽の光量が増え、臨界点を越えて、眼を持つ生物が登場する(三葉虫が初らしい)。触覚嗅覚などと比べると、視覚はレンズで一気に性能が上がるため、眼を持つ生物は先カンブリア時代の生物が見ていた黒白まだらな世界(この絵がなかなか衝撃的)ではなく、クリアな視界を確保し、周りの生物を襲い始める。その結果、身を守るために一気に殻を持つ生物が出てきた、というのが著者の仮説。

 他にも、アンモナイトの化石が同じ場所で大量に見つかる理由が、死んで殻が浮き上がって同じような場所に流れ着くからとか、魚が銀色なのは光が反射する海の中で見えにくいからとか、光が少ない環境では進化のスピードが遅く、多様性が低くなる、というのも面白かった。

9月17日(火)

 外来最高人数が更新されてしまった。紹介しようにも紹介する時間がない(あるある)。だから三連休は…。

 イリヤ今年も凄いことになりそうだなあ…四半世紀前のN杯のキスクラからこんなこと予想できただろうか(できるわけがない

 インタビュー読んでたら、思っていたより衝撃発言が多い。妻「出会った時は、レースによっては簡単に諦めて泣いてたけど、泣いても何の意味もない。やるからにはちゃんとやれ」…えええ…精神的に弱いのレベルが違ってたわ。

9月18日(水)

 ベトナムではドクダミの葉、食べるのか…。。

 巷は永久就職のニュースで持ち切りだが、我が家はなぜか戦前のツールの一日走行距離と完走者数で盛り上がっていた。ちなみに100年前は325人出走、完走者59人。

 ワウトファンの皆様が幸せそうで実に良い。

9月19日(木)

 レースが好きじゃないんだね、世界選手権に5年も出てないとか言われてるけど(いやあ、どのスポーツでも同じなんだね)、本人は赤子の世話で忙しいの面白い。

9月20日(金)

 毎日上を起こして送り、下を起こして、犬に舐められて、自分も仕事行くの、偉いかもしれない(疲)。

私「ママは親に起こされたことなんてないのに、どうしてうちの子は起きないんだろう…」
いかなご「お母様は自分で起きる派、私ともぐは起きない派なんだね!」
 右利き左利きみたいに明るく言うな。



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