7月21日(日)

 ツール見てると、土日でも睡眠時間ズレて苦しい。

 カラパスとマスが気の毒で。昨日ゴボウ抜きされた挙句、今日は2人だからいいのかよ、みたいな。

 最近毎日遊び歩いているもぐ。
「不登校気味のNと大阪」
「不登校のHと祇園祭」
「不登校気味のKと映画」
 あんたの友達、不登校多くない?

7月22日(月)

 週末に他科で入院した患者さんを診てくれと言われて、診察室で見た瞬間
私「K先生外来終わってますかね?呼んで下さい」
やって来たK先生「ああ…じゃあ明日」
私「お願いします」
 とやってたら、ついて来ていた他科の主治医の先生から見たら、割と2人の世界だったらしい。

 ネトフリのツールのドキュメンタリーを見た(ネトフリとかU-NEXTとか、S君が不定期に数ヶ月加入してる。今回は7月末までらしい)。
・2年前の石畳で、アシストとバイク交換したもののでか過ぎて、再度別のアシストと交換したところでチームカー来て、ってバタバタになってたの、あれヴィンゲゴーだったんだ。忘れてたわ(あの後色々あったし…)。
・2年前のTTの最後にワウトが迎えに出たの、ヴィンゲゴーが勝ちを譲ってくれたからみたいな描かれ方で、ワウトが自分勝手みたいになってて気の毒だった。普通にログリッチのトラウマ後に、エースが順調に走って勝ちを決めたからなのでは。

・去年のTTの翌日、あまりに速過ぎてヴィンゲゴーにドーピング疑惑が持ちあがりそうだったから、グルパマの飲酒を持ち出して、マスコミの注意を逸らした、って凄いな。
・当然のように今年はポガチャル疑われまくってるし。でもまあ疑うよねえ。私達が見始めた時は、リッコとかシュレク兄弟とかだったし…。

・ドキュメンタリー見てると、ポガチャルがI'm deadになったのも、前日のTT結果の影響が大きかったんだろうねえ(当たり前か)。
・しかし、この番組、すげえ作るの大変そう。最初に筋書きを作って、それに沿って撮ろうとするんだろうけど、なかなかそうはいかないだろうし。
・ヴィンゲゴーが転けたポガチャルを待ったシーンが描かれてないのも、ワウトが牽いたという筋書き重視だからだろうか。

・ワウトは割と見かけ通りな感じだったが、ヴィンゲゴーは守られキャラな外見に反して、全方向に目を配るタイプな感じ。
・これ第三シーズン作るなら、ballなし発言とか、お前から学んだ騒動とか出てくるのかな(ワクワク。

7月23日(火)

 昨日から、ずっと迷走神経反射起こす一歩手前みたいな感じでしんどい。今なら軽微な精神的ストレスで気を失う自信ある。

 みんなツールロスなのか、5年前にヴィンゲゴーが義母のyoutubeチャンネルに出た動画が流れてきた。強そうなおばさんがほっそい婿と台所で喋りながら、でかい肉をじゅうじゅう焼くという誰得動画だが、このお義母さん、デンマークで有名な料理家らしい。平野レミみたいな感じ?

7月24日(水)

 胸の重さと動悸が改善しない。甲状腺機能は問題なかった。更年期障害か?

 土井選手も参加しているポッドキャストを聞いてたら、グラベルでのトラトニクのバイクの話を延々としていて面白かった。ヴィンゲゴーのサイズに合わせたバイクに乗ってずっと伴走してたんじゃないか、というかむしろ最初からヴィンゲゴーのスペアバイクに乗ってたんじゃないか、パンクして交換した時は自分のバイクに乗れるようになって嬉しかったんじゃないか、そもそもヴィンゲゴーと体形似てたから採用されたんじゃないか、ヴィスマはパワハラなんじゃないか。あと、アルメイダやアユソは雇われたものの、ポガチャル勝手に行くから何していいか分からんのでは、とか。アシスト目線面白い。

 アシスト目線といえば、ツール初日の新城選手解説の「逃げチェックは間違い探し」というのも面白かった。

7月25日(木)

 ポガチャルの凱旋式がショボい、と話題になっていたが、去年も思ったけどデンマークがおかしいと思うのよね。そりゃ人口比もあるだろうけど(スロベニアは人口211万、デンマークは590万)、ヴィンゲゴーの出身の村の凱旋式でも、人口1400人の村に2万人集まったって…。

 カマラ・ハリスの選挙戦の立ち上がりがスムーズすぎて、バイデンが絶対辞めないとギリギリまで引っ張って、自分を攻撃させてカマラを攻撃する時間を減らし、また4年トランプかと諦めていた民主党を団結させた説が出ていて、ヨボヨボしながら、もう少し、もう少しだ、準備はできたか、なんて言ってたかと思うと、ちょっと萌え。

 ベッカー『ならず者国家: 世界に拡散する北朝鮮の脅威』を読み終わった。2005年発行の本なので、金正日の時代までしか書かれていないが、北朝鮮がどうやって成立し、あんな状態になったのか、という経過が分かりやすく書かれている。金日成の時代は、韓国の朴正煕独裁のヤバさも凄かったこと、父親の個人崇拝を強化することで跡継ぎの地位を得た金正日の治世のグダグダっぷり。最初は集団農場でケシを栽培させてヘロインを作っていたが、利益が薄いため、90年代から咳止めを大量輸入して覚醒剤製造に切り替え、さまざまな建設事業がずさん過ぎて計画倒れ、石油を輸入したくないから水力発電に頼る、金日成の金箔像を見たケ小平が援助を何に使っとんねんと激怒、三つ子は孤児院送りにするコダワリ…。金一族と文鮮明が似ている(個人崇拝、利益はすべて自らの懐に)という指摘も興味深かった(洗脳方法は北朝鮮の収容所に入っている間に学んだという説があるらしい)。

7月26日(金)

 スタートがデンマーク開催だった2022年ツールのチームプレゼンテーションを見てみたけど、そもそも自国選手がいなくても物凄い盛り上がりで、ヴィンゲゴー出てきたら、観客がヴィンゲゴーコールを始めて、プレゼンが先に進まなくなってた。デンマーク人はお祭り民族なのか。

 ジロとかツールとか、長年ぼーっと見ていても、選手やチームの判別がついてなくて、よく分からなかったけど、たまたまドキュメンタリーがあることを知って見たら、他にもyoutubeに色々あるのね。まあ、フランス語やオランダ語やイタリア語やスペイン語だったりするから、英語自動翻訳使ってもなかなか難しいけど。

7月27日(土)

 4年に1度のお楽しみ(今回は3年だが)五輪開会式。
・競技場に入場じゃないのも、観光船使って船で選手が入場するのも、聖火リレーに選手が近寄って写真撮ってたりするのもなかなか良かった。
・毎回お楽しみの入場順だが、フランス語でドイツが「アルマーニュ」だと知ったのが個人的衝撃。
・本場のフレンチカンカンは全く揃ってないのも衝撃。

・ルイ・ヴィトン、いくらお金払ったんだろ。
・やっぱり最大の衝撃は、マリー・アントワネットが実際に幽閉されていた建物の窓から、生首持った赤ドレス女性を多数出して歌わせた挙句、赤い煙と紙テープ飛ばすという…自由にも程があるというか…これをやっちゃうフランスさすが。

・当然のように、アレを日本でやるにはどうしたらいいのか大喜利が開かれるわけだが、
いかなご「本能寺で織田信長と部下達が踊って自決」
S君「そこで弥助ですよ」
・SNSで見た中では「入鹿と将門の首を飛ばす」のが良かったな。日本二大有名飛生首。

・ゆらゆらしてる軽業師凄かった。あと、ねぶた風の女の人は、なんでみんな口元が水に浸かってるんだ。
・「聖火を持った人」「青い変態(バッカスらしいね)」「やたら登場時間が長い銀色の馬に乗った人(ジャンヌ・ダルク?)」「本物の馬が出てきたら、白馬しんどそう」「来賓びしょ濡れ」「韓国を北朝鮮アナウンス」と話題に事欠かない。

・聖火台が気球なのは、さすが発祥の地。
・いくら自由とは言っても、土砂降りの屋外ピアノ(複数回)と燃えるピアノはどうかと思った。ひたすら可哀相なピアノのことをイマジンしてくれ。
・LGBTがたくさん出てくる橋は、個人的にはどうでもよいが、「多様性を許すとこんな酷いことになる」とか言ってる人がいてドン引き。

 京響の定演を聞きに行った。
・推しがいなかった!推し病気??
・すぐにチケットが売り切れたとかで、後ろの方の席だったせいもあるのか、ペトルーシュカってこんなつまんない曲だったっけ?とびっくりした。リズム感皆無の私が言うのもなんだか、なんかリズムが悪いというか。
・プロコフィエフのピアコンは、ソリストの人は上手だったけど、全体としては…。
・とりあえず、次からは指揮者と席を選ぼう、ということでS君と一致。次は推しが出てるといいなあ。

7月28日(日)

 シュナイダー『黙って行かせて』を読み終わった。ずっと疎遠だった、幼い頃に自分を捨てて出て行き、アウシュヴィッツの看守になった母が、認知症になって施設に入ったと連絡があったので会いに行った、という話。これはきつい。

 まだらボケのお母さんに、本当にアウシュヴィッツでどんなことしていたのかを聞き出したのかどうかは分からないが、毒親がサディストナチスって(別に旧日本兵でも同じだから、日本でもあり得る話)。ひたすらきつい。

 そういえば、ヴィスマのチームカーの動画で、f*ckばっかり言ってるコーチが、娘と妻の実名出してヴィンゲゴー煽ってるの面白かった。目の前に肉ぶら下げる系。

7月29日(月)

 ブルンメンフェルトというトライアスロンの金メダリストが自転車に転向して、ツールを目指すと言っているらしい。凄く太ましくて、びっくり大期待。

7月30日(火)

 フルームが勝ち続けてたあたりから、サイクルロードレースを真面目に見ていなかったが、最近は分かりやすい二強がいるので説明。

ポガチャル:強い。不必要でもとにかくアタック。なんでアタックするのか自分でも分からない(ついでにアシストもなんでアタックさせられてるのか分からない)。好青年でお茶目。彼女も自転車選手で美人。スポーツ何でもできそう。25才。

ヴィンゲゴー:強い。不必要なアタックはしない。セオリー通りに冷静に戦う。子供の頃サッカー部でいじめられて自転車に転向。大人しい。11才年上の妻に人前でベタベタ。すぐ泣く。低速で手離しで自転車乗れない。27才。

 この陽キャと陰キャが過去3年ツール・ド・フランスを勝ったり負けたりしていたが、今年はヴィンゲゴーが怪我明け&アシストも怪我明けや病気で不在なため、ポガチャルが無双して、つまらん呼ばわりされているという…。

 しかし、ロードレースって、事故で即死する人もいるし、死ななくても落車1回でトップ選手が二度と元通りになれなかったりするので、他のスポーツより栄枯盛衰のスピードが速くて恐い。

7月31日(水)

 職場で、子供を運んでいたスリングは、子供が大きくなった後は犬に使えるよね、という話をしていたら、同僚が「うちは入らないの。ダックスだから」って言ってて面白かった。入らないのか、ダックスは。



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