4月1日(月)

 S君がもぐ連れて実家に帰った。いかなごが留守番していたが、木乃が不審がってわんわん言っていたらしい。散歩も一瞬で帰りたがるし、どうも行動がおかしい。いかなご「パパなんて、いてもいなくても一緒なのに、そんなに違うのかねえ」(確かに居間にいても、木乃とは目を合わせないし、大概コタツの端から動かないし…)

4月2日(火)

 新しく来た3年目の先生のお母さん(医者)、53歳だそうで、正直凹んだ。なので、周りに言いまくって、誘爆する人を増やした。

4月3日(水)

 ルリヤ『偉大な記憶力の物語』を読み終わった。ソヴィエトの心理学者が、共感覚と直感像記憶を持つ男を1920年代から調査し、その記憶法や理解力を説明した本。直感像記憶は心の中の景色に配置して整理し、一旦記憶したものは忘れることができず、共感覚と一致しない言語に悩まされ、算数問題は図形に変換して考え、直感的に答えが浮かび上がってくるが、読書や抽象的な言葉は浮かび上がるイメージに妨害されてなかなか理解できない。ラマヌジャンもこんな感じだったのかな。エイゼンシュタインが学生を選抜する時に、言葉に対する感受性が鋭い人を選んでいたというのも面白かった。かなり昔の本だが、こういう症例報告は大事よねえ。

4月4日(木)

 3日間S君実家に行って帰ってきたもぐ…私の身長抜きそう。

4月5日(金)

 妊娠中、刺身って食べてたっけ?とふと顧みたが、常に悪阻だったから刺身とかそういうレベルじゃなかったわ。

4月6日(土)

 職場の人に誘われて、謎イベントに参加したら、たまたま教授がいて、誤解されてあせる。

 初めて『ヴォルガの舟唄』を聞いたら、ずっと廻ってる。アイダダアイダアイダダアイダ…。

 作り直していた針山できた。今回はサボテンと多肉植物と犬毛フェルト切り株の寄せ植え風にした。

4月7日(日)

 鴨川で花見。遅く到着したせいか、咲いている桜のそばで平らな日陰がなかなか見つからず、しばらく彷徨ったが、ワイン飲んだだけで幸せになった。まだ満開とはいかないので、今年はだいぶ遅いな。

 日中20℃超えが続いているので、チアシードの種をスポンジ上に播いてみた。どこに置こうか考えた結果、職場に持っていくのが一番良いという結論に(一番日が当たる)。

4月8日(月)

 朝から昨日焼いたスポンジのデコレーションをば。オレンジの内果皮を剥くのに時間がかかった。あと素人には中心を保持するのが難しい。

 お釈迦さまと共に歳を一つ重ねたもぐ、プレゼントにヨガマットを貰って嬉しそう(最近、夜になると床が抜けそうなドタバタ音が聞こえるのだが、腕立て伏せと飛び蹴りの合いの子のような運動をしてるっぽい)。「マットのケースもイイねえ、不審者来たらこれで殴れるねえ」だそうだ。

 近所の寿司屋から初めて宅配寿司を頼んでみたが、それほど高くないのに美味しかった。プレゼントは他に、くねくねした人型キャラのゲームと、何とかして歴史を勉強させようとするS君が『風雲児たち』の続きを大量に買っていた(が、もぐは家にある分も読んでいないらしい)。もぐ「ママからのプレゼントはないの?」…すみません、今回は食事担当で、プレゼントはS君に任せていたので…。

 ちなみに、いかなごからのプレゼントは『風呂洗い(←もぐの仕事)代替券』。「19:30までに申請すること」「使用期限6月30日」などと制限が厳しかった。

4月9日(火)

 いかなご「今日体育で5周走れって言われたんだけど、みんなが5周走ってる間、私3周しか走れなくて申し訳なかった」
私「同じ時間走ったんだから無問題」

 いかなごの塾、Lineで連絡取るんだけど、新年度からの新しい先生がマメに返答する人で、それにつられたのか、昔からの先生も返事の文字数が多くなってきた。

4月10日(水)

 新学期なので再度申し上げますが、租庸調雑巾の制度はそろそろ廃止していただきたく…。



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