11月1日(金)
クリーニング店をやっていたらしい高齢の患者さんに「先生の白衣タダでクリーニングしてあげようか」と言われた(その発想はなかった)。
野村証券の営業職が強盗、って凄いな。
11月2日(土)
ボーヤン!ひらひらしてる!(そこ?
昨日いかなごが友達から「前髪ぱっつんの時が可愛かった」と言われたそうで、昨夜私が前髪を切った。で、やっぱり学校で評判が良かったらしい。「すべての生き物に評判いいな」
鶴田『ジェノサイド再考』を読み終わった。最新資料に基づいて、1994年の虐殺に至った経緯と、その後も含むルワンダの歴史を辿った書。植民地化される前は王国が複数あり、トゥチ・フツよりも王国への帰属意識が強かった、独立革命以前はトゥチ・フツ抗争はなかった、コンゴが独立を宣言した時点で、ベルギーはお金がかかるのでルワンダも手放したかった、カイバンダの独裁下で隣国に逃れたトゥチ難民の武装勢力がルワンダに侵入する時に、自らイニェンジ(ゴキブリ)と名乗っていた、武装勢力が侵入するたびにトゥチが国内で報復殺害され、1963年にはヒトラー以来のジェノサイドと国際的な非難を浴びていた。
1994年の虐殺後、RPFの侵攻からカガメの独裁となるが、RPFの選挙妨害も凄い、歴史教育キャンプで我々は一つの民族と教えている、RPFはタンザニアやウガンダなど英語圏で育ったので、カガメは旧主国ベルギーや、ハビャリマナと仲が良かったフランスとは手を切り、イギリスの支援を求めて、コモンウェルスにも加盟した。ジェノサイドの時はRPFに救われたが、RPFが侵攻して来なければそもそもジェノサイドもなかった、と考える人もいる、などなど。1994年以降のことも書かれているのと、章末に毎回まとめが書いてあるのがよかった。
11月3日(日)
お誕生日おめでとうございます。戦争が続いているけど、幸せに暮らせますように。
ピンタックは思ってたより簡単だった。
11月4日(月)
昼に家族でサイゼリア行ったら、帰って来る途中でなぜか十一の話になり、いかなごが計算を始め、一年で百円が三千円超えぐらいなら、大したことなくない?そもそも十日で返さないのが悪くない?とか言い出した。そもそも返せるような人は十一で借りないよな。
11月5日(火)
居間の照明が壊れたので、S君が古い蛍光灯を出してきてつけたら、なんと明るいこと!明るいって素晴らしい!
私は大学院の奨学金を返し終わったらしい。まだ返済していたとは。
11月6日(水)
終身大統領や総統にならないといいけどねえ。この世の終わり感が凄いわ。北米が南米みたくなるのも恐い。
11月7日(木)
いかなごが、うちはお母様もお父様も1年家にいてもいいって感じだから(浪人も視野に入れられる)と言ってて、いいんだか、悪いんだか。。
11月8日(金)
木乃が最近24時間元気過ぎる。君には至適気温なのかもしれないが、飼い主は生きる気力がなくなる温度なんだが…。
新規則で新人賞とかぶるから、UAEジャージ、オールアウトなの面白い。
11月9日(土)
夕食時のもぐ「スケートと鍋。冬って感じだな」
ヴィーゼル『夜』を読み終わった。初版1958年。ユダヤ教の勉強に勤しむティーンエイジャーだったハンガリー人の著者の、ゲットー→アウシュヴィッツ→死の行進を経てブーヘンヴァルトで解放されるまでの体験記。集団銃殺を生き延びて帰って来た人の証言をみんなが無視する様子、移送されてきたハンガリー人に、44年にもなって何も知らなかったのか、と言うアウシュヴィッツの囚人、死の行進まで父とともに生き延びるも、その後病気で亡くなった父を見捨てたという罪悪感。多くの体験記と共通する部分が多い。
11月10日(日)
風呂掃除した。
アメリカとカナダの一部を相互交換する案、面白い。