10月11日(金)
被団協?原水禁や原水協は聞いたことがあるけど。
もぐ「パパさん、昔のママは美貌でしたか?」
S君「それは今のママは美貌ではない、ということか?」
もぐ「いやその、息子目線から言うと、愛くるしいというか…」
10月12日(土)
やっぱ2000件以上記事読むのは辛いな。読んでも読んでもなくならん。
いかなごが学校帰りに、もう何年も前から気になっていたという、通学路の途中の店で売っていたスカートを買ってきた。サーモンピンクとグレーのマーブルの色合いが好きなんだって。元値上下セット11664円が2000円だって…何年売れてなかったんだ。しかもサイズMだし。とりあえずスカートはゴム入れたので、はけるようにはなった。
10月13日(日)
マイヤー『アウシュヴィッツの子どもたち』を読み終わった。戦後生まれのジャーナリストが、アウシュヴィッツを生き残った子供達の体験談を集めたもの。ジプシー収容所の惨状(疥癬と潰瘍と下痢で弱った子ども達)、アウシュヴィッツからナチスが逃げはじめた頃、近所の人々が忍び込んで、収容されていた子供を引き取って養子にしたりしていた、幼児期に開放された子が、友達に木切れを渡して、それを見て「もう駄目だな」という遊びをしていた(発熱すると殺される)。テレージエンシュタットからアウシュヴィッツ内の家族収容所か、双子かの経歴が多い。アウシュヴィッツからのブーヘンヴァルト経験者で、キブツで戦争と憎悪をなくす活動をしている1930年スロヴァキア生まれとか、「ヒトラーの時代にユダヤ人国家があったら、ホロコーストは起きなかったでしょう」と語る生存者とか辛い。
10月14日(月)
スポーツ選手を動物に例えることはよくあると思うが、見つけた限りではヴィンゲゴーは「ライオンの心臓をもった猫」「羊の皮をかぶった狼」だけだった。猫と羊なんかい。ちなみに狼だったのは、妻をgetした時の話らしい(本業じゃないんかい)。
ヤバい、いかなごの模試の申し込み忘れてた。人様を動物に例えている場合ではなかった。
10月15日(火)
赤子の写真が見たい…生後1ヶ月の男の赤子の写真が見たい…(妖怪赤子見せろババァ)。
夜、いかなごが系統樹を見せてきた。
「お母様、これを見るのだ」
(犬よりウサギの方が人類に近い…だと…)
「…こんなもの、ママは信じない!」
10月16日(水)
浄土宗って葬式色々大変なのねえ。四十九日まで毎日精進料理をお供えって。
いかなごが、なんか最近もぐにバカにされている気がする、ともぐを蹴っていた(もぐが試験が終わってよく居間にいるので、遭遇率が高いらしい)。そりゃ確かにもぐも態度は悪いが、いかなごはナチュラルボーン上から目線なんだよな…4歳差だと生まれた時から立場固定しているんだろうけど。
10月17日(木)
R.I.P.中川李枝子。『いやいやえん』で育ちました。
夕方、家電に電話がかかってきて、出たS君が微妙な顔で応じていた。「amazonです、っていうから詐欺かと思った」…単に家の位置が分からない配送の人だった。
10月18日(金)
湯沢『昭和前期の家族問題』を読み終わった。家族問題というより、戦前の暮らしが色々書かれていて面白かった。農民が国民の半数以上なのに、農家だけでは暮らしていけない経済状態、東北では娘を身売りしないと食べていけないが、都会は物価が下がって暮らし向きは良くなる、昭和15年でもスキーが大流行、大企業のトップ層と住み込み奉公人の月給格差が100倍以上(残念ながら、近年だと同じようなかも)、昭和5年は98%の男女が一度は結婚している(親が決めた相手と、見合いもなしでの結婚も普通)、学童疎開で教師が子供の食糧ピンハネ。ロンドン大空襲の時の緊急学童疎開は、田舎の養家が自分の欲しい子を引き取る方式で、虐待が多発したらしい。あと『綴方教室』って、貧しい家のとある女の子の作文集だったんだ。子供の頃見た記憶があるけど、作文を教える教室の話だと思ってたわ。
10月19日(土)
スピーゲルマン『マウスU』を読み終わった。著者の父親は相変わらずクソ親父で、後編はアウシュヴィッツの話が詳しく描かれる。最後の一言を見ても、英語を武器としてアウシュヴィッツを生き抜き、戦後同じく生き残った妻と生活できたとしても、ゲットーで息子を手放して失った2人は、当たり前だが元には戻れなかったことが分かる。戦後、新品の囚人服を着せて写真を撮ってくれる写真屋があったというのが凄い。
一昨年のGのポッドキャストのヴィンゲゴーインタビューを聞いたら、良いこと言ってる雰囲気だったのに、最後のデンマーク料理のおすすめが、わりと普通のハンバーグでずっこけた。レシピ見たら、まんま日本人が家で作るハンバーグ。
10月20日(日)
十字架で懸垂するのは、大仏で懸垂する感じかなあ。鳥居懸垂は、どちらかと言うと、みんなで遠巻きにして、え?やっちゃったの?という感じ。という話をいかなごとしていたら、今のyoutubeのトレンドはトロピカル因習村、とかいう話を教えてもらった。
今のところ、スロベニア人の英語がダントツで聞き取りやすいんだけど、ドイツ人の英語も分かりやすい。イギリス人の英語は速いとかけらも分からないし、アメリカ人にいたっては初手から聞き取れる気がしない。ドイツ語は聞き取りやすいから、スロベニア語も聞き取りやすいのではないか(知らんけど)。デンマーク人の英語は聞き取りずらいので、たぶんデンマーク語も聞き取りにくい(知らんけど)。