7月1日(土)

 大騒ぎだけど、私は普通にTL見られてるので、ツイ廃ではないっぽい。みんな普段どんだけ見てるの…。

入院患者さん「何もしてくれない」
家族「治療してないそうじゃないですか!」
医者「これこれこういう状況で…」
家族「分かりました。よろしくお願いします」
 てのをほぼ毎日繰り返してる例とかあるけど、こと子供の勉強となると、私も塾相手に同じことしてる気がするので、気持ちはよく分かる。

7月2日(日)

 最近、大学受験の話に首を突っ込むようになってきたけど、近畿の国公立医学部の難易度しか分かっていない私には、大学の難易度の加減がサッパリ。東大って、東京に行きたい少数の人が受ける大学、ってイメージで、out of 眼中だったけど、今はマジ難しいらしい。

 二ーホフ『平気で暴力をふるう脳』を読み終わった。原題は「biology of violence」で普通に脳科学の話だった。邦題分かりにく過ぎ。特に目新しい話はなかったが「負けると痛みを感じにくくなる」「PTSDのトラウマを再現すると痛みを感じにくくなる」「負けるとテストステロンレベルが下がる」「アカゲザルは元々攻撃的で、テストステロンレベルを抑えてもそれは変わらない」「性犯罪者のテストステロンレベルを抑えても、反社会的行動は減らない」「孤立すると(特に若い雄は)攻撃的になる」「子供は驚愕に慣れない」「敵意が高い人は心臓発作で死にやすい(体内の警報で血管内皮に傷がつきやすくなる)」「抑圧されていると、デキサメサゾンを付加しても、ストレスを与えても、グルココルチコイドが上がらない」「反社会的な人は脅威に反応しない」などが興味深かった。あと、体内化学物質レベルは何が高いとかではなく「バランスがすべて」。

7月3日(月)

 朝、今出川を歩いてる人々が軒並み傘差してて凄かった。

 国民共通カルテになったら、紹介状郵送しなくてよくなるな。あと専門用語の方言差が少なくなる。あと、重い人は全く開けなくて、外来が止まる。

 弥嶋『明日誰かに話したくなる王家の話』を読み終わった。創設以来必ず見ているよつばチャンネルさんの書籍化。みるくともなかは「突っ込んでる」んだということを初めて理解した。「アレクサンデルは腐敗しているから無理だ」とか本で書かれると凄いセリフだな。動画を本で読むというのは初めての経験だが、やはり慣れているせいか、動画の方が面白い気がしないでもない。

 ルーク篁でかい、というか顔大き過ぎる、と思ったが、一人だけ縮尺おかしいんだな、あれ。いくら悪魔でも、サッシャよりでかくないだろ。

7月4日(火)

いかなご「パパ、減数分裂すると細胞は何個になりますか?」
S君(←非生物選択)「え?2個じゃないの?」
 目の前の板で調べ出すS君。「この図見ても、サッパリ理解できないわ。君が物理を理解できないの、こんな感じなのか」

 ちなみに、大学の時、非生物選択の同級生が「減数分裂したらDNA減っていくやん」て言ってて衝撃だったわ(医学部やぞ…。

 て、chatGPT君が「減数分裂では、細胞は2つの細胞に分割されます」とか言ってんだけど。ヤバいな。

 と言っても、私も「あれ?なんで最初に2倍になるんだっけ?」「あ、そうか組み替えるからか」
→「木乃も組み換えられてるなあ。天才だなあ」
→いかなご「この組み換え犬め!」(いつもの流れ)

7月5日(水)

 昨日S君がもぐの髪切ったので、お坊ちゃん風(←店で切った)から、削った鉛筆風になった。

7月6日(木)

 PEDIに登録して、木乃が9歳なことに気付いて、今更ショックを受けている。

 スレッズも登録してみた。

 明日「情報」の定期テストのいかなごさん。「リンクって、ハイパーリンクって言うんだよ」

 高齢者に電動キックボードって、高齢者身近にいないんか。

7月7日(金)

 いかなごと髪切りに行って、帰りにスイパラに行ってきた。お値段なりと言えばそれまでだが、スイパラはケーキの質がどうも…。

 髪の毛切ったので、自分の写真を撮ってみたら、私の母親にそっくり。相変わらず、いかなごとは、似てなくもないかもしれない感じ。

 最近、もぐは自称反抗期だそうで、力で負ける父や姉には逆らわないが、私にだけは逆らう。

「(S君に向けて)おやすみなさ」
「(私に向けて)い」
「反抗期だからママには『い』だけ」

7月8日(土)

 初セミ。

 スレッズ、SF系の移動率高いの笑う。

 沖縄県知事の人、凄く踊り上手やな。

 私の横で私の手を握ったり、ゴロゴロしていたもぐ「あっ、反抗期キターッ」と突然去って行ったんだけど、反抗期ってそんな発作みたいに来るものなのか?!

 小学生の頃、毎年体育館で見せられる原爆映画が、みんな恐くて仕方がなかった。主に火傷した人が出てくるのが。ある年、『風の谷のナウシカ』って映画を見ることになり、当然原爆映画だと思った私達は、先に見た子たちに、恐い場面はどこかと聞いた。予め知っておいて目を隠すためだ。そしたら「恐い場面は一箇所だけ」「なんかドロドロに溶けるのが出てくる」と。

 ハリー『罪なき者の血を流すなかれ ル・シャンボン村の出来事』を読み終わった。カトリックがほとんどのフランスで、もともと迫害されていた人口千人のユグノーの村ル・シャンボンでは、多くのユダヤ人が匿われており、カリスマ的な牧師トロクメの力が大きかった、という話。「物を与えるのではなく、自分自身を与える」というトロクメは、戦後は独善的になったりもしたらしい。匿った子供のせいで、自分の子が事故死した家庭もあった、というのが衝撃だった。

7月9日(日)

 文庫って読みやすい(持ちやすい)わ。素晴らしい発明。

 岩村『暗殺者教国―イスラム異端派の歴史』を読み終わった。有名な「山の老人」の話かと思いきや、やたらとモンゴル人の話をしていると思ったら(ハザラ人ってモンゴル人なのね)元々将軍キドブハの話を書きたかったらしい。暗殺教団二ザリ派は後継者争いで分派したイスラム教の一派だが、シャリーアは廃止してるし、信者の財産はすべて山の老人の持ち物らしいし、新興宗教みたい。19世紀にはボンベイ方面に進出し、指導者アガハーンには体重と同量の金と銀が捧げられる、ってなんか聞いたことあるな。あれが山の老人の宗教だったのか。著者はリットン調査団に新聞記者として同行したらしい。

 夜のもぐ。
「もぐ君反抗期だから、このママのイヤホンを寝ていると手が届かない位置に置いてやる」
 え、反抗期って、親にそんな微妙な嫌がらせをするんだっけ?
「あ、善良なもぐ君が帰ってきた。イヤホン戻してあげる」
 …いや、だから反抗期って、そんなに出たり消えたりするもんだっけ??

 (保定担当の)いかなごの定期試験が終わったので、木乃のサマーカット終了。爪切りが嫌過ぎて、目血走ってた。

7月10日(月)

 犬が枝豆を茹でた時の匂いするの、超分かる。犬香水が欲しい。

 スレッズ、まだ若者の自撮り写真や、意識高い系の食べ物写真が主なので、ちょっと私には…文字はないのか、文字は。

 miyako kawaguchiのペンギン生地を手に入れたんだけど、うちの家族一人一人にそっくりのペンギンがいてヤバい。

 庭からドブの臭いがして、窓を開けると眠れない(困)。



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