2月1日(水)
朝から寒過ぎて、エアコンと床暖入れてこたつ入って寝てるのになんで寒いんじゃと思ってたら、8時でも−1℃だった。そりゃ寒いわ。
普段より眠いのは冬眠の準備段階に入ってるのかも、と思ったが、先輩は「この時期になると毎年体重が3kg増える」そうで、冬眠道はまだまだだと思った。
もぐが最近夕ご飯にどんぶり飯2杯食べる。
2月2日(木)
誕生日。S君ともぐが皮から手作り餃子を作ってくれて、もぐが国歌斉唱みたいな高音ハッピーバースデーを独唱してくれた。ちなみに、いかなごからのプレゼントは「1ヶ月くだを巻かない」で、もぐからは「これからのもぐ君すべて」だった(笑)。
で、誕生日プレゼントになぜか毎年暖房グッズをくれるS君が今年くれたベストが暖か過ぎて、試着した瞬間に寝て、そのまま3時間熟睡。
2月3日(金)
声が出ない喉が痛い頭が痛いで昨日から学校休んでいるいかなご、今日もまだ調子悪そう。
チェーホフ『六号病棟・退屈な話』を読み終わった。『六号病棟』は精神病棟を劣悪な環境に放置していた院長が、知性が高いと感じた精神病棟の患者のところに毎日話をしに行っていたところ、院長自身が精神疾患だと周りに診断されて、劣悪な精神病棟に監禁され、以前「安らぎと満足に環境は関係ない」と考えていたのは、全く間違いだったことを知る、という因果応報話。チェーホフって医者なのね。『退屈な話』は妻と娘と心が通わず、養女のような知り合いの娘と友人と3人でくだらない話をするしかない63歳男性の話。この話を29歳で書くチェーホフって。他の短編も、何を意図しているのかよく分からないけど、とりあえず面白くて、その筆力に驚いた。とにかく哲学談義と読書量が重要視される模様。
2月4日(土)
頭痛い。たぶんいかなごの風邪が感染った。
もぐ、スプラ3を買ってやらせてもらう条件として「風呂場に行くのにグズグズしない」「風呂場で大声で歌わない」「階段を静かに上り下りする」(そうした行動をとる理由は「恐いから」)を提示されているが、果たして守れるのか。
2月5日(日)
いかなごのバレンタインデーお菓子作りのための物品(調理用温度計)購入→ついでに職場→パン屋2軒→木乃連れてGSでオイル交換→待ってる間に散歩→帰宅。
下鴨神社付近を散歩したが、普段と違う場所の散歩は楽しいらしい。早足過ぎて、ついていくの大変だった。
で、いかなごとマカロン作りの予行。マカロンって、大量の砂糖とアーモンドでできてるのね。まあ、マカロンっぽいものはできそう。市販の品とは、ちょっと味違うけど。
2月6日(月)
五十肩はさらに良くなっていて、肩の可動域は広がり、不用意な動きをしなければ痛みもない。が、運動のために腕を動かすと、元通りの激痛が走る。
グッドリッチ『エラリー・クイーン 創作の秘密: 往復書簡1947-1950年』を読み終わった。プロット担当のダネイと執筆担当のリーが手紙で、作品をめぐって、もあるが、それよりも長年遺恨のある互いの支配関係について延々と喧嘩している部位をまとめた書。「義母と恋愛関係にある息子が、父を傷つけたくないので事実を隠している」ことは、アメリカ人の共感を呼ばないらしい(光源氏…)。作品製作の裏側を垣間見るのも面白かったが、人気作家でも食っていくことの大変そうな本格ミステリ界や(高級雑誌に掲載されると大金が入るのね)、電話だと高くつくので手紙でやり取りな70年前や、何より熟年夫婦の様なこなれた喧嘩が面白かった。あと、ぺージ下段の注釈文が激読みやすかった。みんなこれにして欲しい。
2月7日(火)
いかなごがどんな本が好きかと聞くので(最近、一代記系なら何でもいい気がしてきた)、逆にどんな本が読めないか、という話をした結果、私とS君には「詩と戯曲がダメ」という共通点が(珍しく)あることが分かった。
2月8日(水)
受験が終わり、即座に友達と遊び歩くのと動画ゲーム三昧の生活に戻ったもぐ、発言も行動も退化していてヤバい。「いかなごはいつ高2になるの?」とか言ってた。
教えてもらった呪文を検索窓に入れたら、ツイタマ時代の懐かしいTLが復活した。
2月9日(木)
スタッフに「どうしたら(外来人数)減るんでしょうねえ」としみじみ言われた。毎日多ければ、受付時間を短くするという方法もあるが、週2ぐらいで不規則に爆発されるとねえ…。
帰宅したら、もぐが学校を早退して熱を出していた。ゴホゴホ咳をしていて実にしんどそう。どうみてもインフルエンザ…。
2月10日(金)
S君がもぐを病院に連れて行って、インフルエンザA判明。以前の全滅事件のことがあるので、今回は他の3人は予防内服することにした。特に一番接触していたS君が危険。
もぐはまだしんどそうで、赤子化している。