9月11日(日)

 1日遅いけど、今日も大体満月やろ。てことで月見団子と雪うさぎ団子を作った(土曜日は疲れていて、団子を作る気力がない)。

 ついでに家の前で、数年前のものも含めて花火をしてみた。ろうそくがないと、火を維持するのがこんなに大変だとわ。やっぱり線香花火は素敵だが、未だにもぐがちょろちょろし過ぎて危険。

9月12日(月)

 ウレタンフォームのなだらかなペット用ステップを買ったら、木乃、一発で理解して上ってはくれたが、やっぱりソファやベッドに上がる時には使ってくれない…。

 『リトル・ダンサー』(2000年、イギリス)を見た。バレエの話なのかと思ってたが、イギリスの炭鉱町の下層階級の暴力的な生活がメイン。途中から突然登場人物がみんないいヤツに変貌、課題だった炭鉱ストもあっさり解決し、何なんだ感が半端ないが、そこそこ面白かった。

9月13日(火)

 ドラマ『クイーンズ・ギャンビット』を見た。べスの服が可愛いのと、天井に浮かんだチェス盤で駒が動くのが良かった。

 ブラウン『日よけ帽とピンクのタイツ―西部を拓いた女たち』を読み終わった。西部開拓地の女性についての本。江戸時代末期だというのに、日記や手紙などの残っている記述証言が多い気がする。インディアン、すぐに娘や妻を白人に売るし、石鹸は作るの大変だし、家の壁には補強のために古新聞や古雑誌を貼るし、女日照りの西部では、白人女性が白人男性を殺しても無罪だし、色々大変。女性比率が極端に低かったため、白人女性は貴重品として尊重された結果、自尊心が芽生えて権利を主張するようになり、アメリカで初めて女性に選挙権が与えられたのは西部の州らしい。

9月14日(水)

 『危険な年』(1982年、オーストリア)を見た。インドネシアに赴任したオーストラリア人記者が、共産主義者のクーデター失敗事件に遭遇する話。主人公と組む現地カメラマンがやたら濃いし、現地駐在の白人記者達のアジア人差別がえぐいし、ヒロインはスコールで濡れたり、検問突破して撃たれたりすると笑い転げるし、何なんだこの映画、と思いながら見ていたが、途中でふと気付いた。えらい男顔やな、と思っていたこのヒロイン、シガニー・ウィーバーだわ。カメラマンは小人症のようだが、クワンって役名なのに、どう見ても顔は白人で、周りがアジア人のせいか背も少し低いだけに見える。最後に出てくる、白人は豊かなのに、この国は貧しい、どうしたらいいんだ、と語る共産主義者が悲しい。

 で、エンドクレジット流れたら、カメラマン役の人の名前が「リンダ」で、リンダって男の人もいるんだ、と不思議に思って調べたら、えええ??あの人、女なの?「女性が男性を演じてアカデミー賞を取った最初の女優」らしい。男にしか見えなかったよ。調べたら145cmらしい。そりゃ小さく見えないはずだわ。

9月15日(木)

 マリニン、4Aも凄いけど、締めが3Lz3Aって、何なんそれ。

9月16日(金)

 去年のいかなごのピアノ発表会の衣装を解体して、普段用のスカートに作り直しているが、スカート丈を伸ばすために、上半身の生地を切って繋げて長方形にして、1.15倍の裾フリルにしたら、全円スカートだったので6m以上縫わないといけなくて、さすがに何の修業だよ、って感じ。

9月17日(土)

 偶然が重なって一時的に多種類の果物が家にあるので、フルーツ盛り合わせ皿を作ってみた>豊水、オレンジ、無花果、李、キウイ、シャインマスカット、巨峰。

 その大皿を冷蔵庫に入れるために、邪魔になる紫蘇納豆とコーヒーゼリーといつのか分からない干しぶどうが昼ご飯。

 イジュームの集団墓地掘り返すの大変だよなあ…ちゃんとやって凄い。

9月18日(日)

 S君といかなごの文化祭を見に行った。いかなごのクラスの動画がなかなかよくできていた。いかなご自身はビーズ班だそうで、オーダーメイドビーズストラップを作ってくれるというので、木乃の名前で作ってもらった。

 模擬店が禁止なので、クラス展示はゲーム系か、アクセサリー販売系が多かった。全体的な印象としては「かしこの学校」という感じ。

 それはそうと、学校は若者で溢れかえっているし、廊下は暑いし、おまけに行き帰りの駅も混んでいて、こんな都会に普段来ないうちらは、午後早いうちに帰宅したというのに二人ともヘトヘト。

9月19日(月)

 もぐが行く予定だった学校見学が中止に。風も雨も全くだけど、最近の風潮だと仕方ない感じ。

 国葬さすが。死ぬ前に自分で色々プロデュースしてたの凄いな。

9月20日(火)

 『ザ・モール』(2020年、ノルウェー・デンマーク・イギリス・スウェーデン)を見た。デンマーク人男性が北朝鮮との親善団体に入って北朝鮮側を信用させ、北朝鮮がアフリカに武器工場を作って、外国に武器を売ろうとする様子を、監督と共に撮影したドキュメント映画。中国とがっちりつるんだ北朝鮮恐い。以前も北朝鮮をおちょくる映画を作って出禁になっている監督はともかく、この人が家族にも内緒で10年もこんな危険なことをしていた原動力は何なのか、というのが一番のナゾ。お勧め。



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