3月21日(月)

 もぐが朝から塾行ったこともあって、今日は平日だと思ってるっぽい木乃、私が動く度にケージに入って寝る態勢に入る準備をする。

 ウクライナ国歌、良い曲なのもあるけど、ロシア国歌が歌えてしまう負い目もあって練習中。ピアノやミニピアノ(音域狭いので弾きやすい)では弾けるけど、なかなか歌詞覚えられない。

 イスラエル向けゼレスピ凄え。ロシアは「ウクライナ問題の最終的解決」をしてるんだよ。バビヤールも爆撃したよ。イスラエルは最高のミサイル防衛システム持ってるよね。80年前にウクライナ人はユダヤ人を助けたよ。

 私は休日じゃなくて、「代わりに誰かが私の患者さんを診てくれている休み」が欲しいんだ!(連休明け外来を目前に控えて発狂中)

3月22日(火)

 いかなごさん、ジーンズのサイズが母と同じになる。

 もぐが学校で流行ってると「斎藤さんの真似(つまりは露出狂の真似)」をはじめた。

 『カラーパープル』(1985年、アメリカ)を見た。映画が流行ったからなのか、原作が文庫で中学の購買部で売ってたんだよね。原作は何度となく読んでいるが、映画は初見。監督スピルバーグなのね。っていうか、セリーよく見る顔だと思ったら、ウーピー・ゴールドバーグなのか。っていうか、ソフィアも見たことある顔だと思ったら、オプラ・ウィンフリーなのか。当たり前だが、色々エピソードが省かれていて、原作読んでないと、話が飛び過ぎな気もするが、コメディ要素含めて綺麗にまとめているのは否めない。

3月23日(水)

 ゼレスピ、思っていたより凄かった。チェルノブイリの話から始め、今の状態で戦後復興を語り(これが一番びっくりした)、「サリン」「津波」の言葉を入れ、日本は調和を維持する国だと褒めあげ、支援に感謝を述べ、「住み慣れた故郷へ戻る」気持ちはお分かりでしょうと共感を誘い…何より直接的な話はせず、言外におたくは敗戦被爆から発展し、東日本大震災に遭った国でしょうと語り、日本の専守防衛の立場を尊重しているかのような態度が凄かった。遠方斜陽国だから適当に話してるならともかく、熟考した結果、日本向けにこの内容にしたんだったら、やっぱり噂通りウクライナには孔明がいるとしか。

 ああ、もぐのアタマと格闘してるうちに花織ちゃん終わってた。

3月24日(木)

 もぐの迎えから帰宅したら、マリニンいきなり100点超えてた。あと、ゆまちの着氷時の手首、ほんと好きだわ。

 昨日のゼレスピの全訳も見た。めちゃウクライナ語っぽい言い方なのね。同時通訳の「道徳的には最小の国」の煽りも良かったな。

 『ソフィーの選択』(1982年、アメリカ)を見た。「選択」の話だけ先に知っていたので、恐ろしくてずっと見られなかったのだが、それ以外の部分が気になって、それほど恐くなかった。まだ若いアリー my Loveのジョンが出ていたり、メリル・ストリープは美人なのかとか、ポーランド訛りの英語もドイツ語もポーランド語も話すとは凄過ぎとか、何より精神疾患の描き方はどうなんだとか、正直ホロコーストの話は気にならなくなるぐらいインパクトのある映画だった。

3月25日(金)

 EU向けゼレスピ。この緩急の付け方よ。ドイツに後回しを宣告した後、ハンガリーに「おたく集団虐殺あったよね。うちも今やられてるんだ」と長々訴えかけ、挙げ句ドイツは一行で済ますという。

 へえ、たこつぼ心筋症って英語でもたこつぼなんだ。

 さ、ペアが!3枠!!

3月26日(土)

 『異端の鳥』(2019年、チェコ・スロバキア・ウクライナ合作)を見た。映画祭で途中退場者続出という話や、ポスターが男の子が生き埋めにされて鳥に襲われてるような写真だったりで、どんな恐ろしい映画かと思ったら、ユダヤ人の少年が田舎の親戚に預けられたが、親戚が突然死してしまったので流浪生活を送り、暴力沙汰や動物虐待を目撃したり、少年性愛者や痴女と暮らす羽目になったり、ユダヤ人だとナチに密告されて処刑されそうになったりという、当時はおそらくよくあったであろう話で、良い人も出てくるし、最後は一応ハッピーエンドだし、前情報が恐過ぎて見る人を減らしてるのでは、と思った。あのポスターだって、病気治すためのおまじないで、生き埋めにされてるわけでもないし。ただ、性的なシーンも多いので、主人公の子役にとっては大丈夫なのか、とは思った。あと鳥か島か迷う。

 世界選手権男子FS。
・マリニンの4Lz高っ!
・18にしては童顔だよね。まだまだこれから。
・友野君、ちょっと残念だった。

・昌磨、出てきた時から世界チャンピオンだったね。
・素晴らしいボレロだった。
・本人のラストポーズより、リンクサイドの両手広げたステファンが格好良過ぎて。
・何ならテレビ放送のラスト、これで締めてもいいよ。

・いやあ、ペシャラ美人やな。
・超久しぶりに観客の歓声がしっかり入った試合だった。やっぱりフィギュアスケートには歓声要るよ。

3月27日(日)

 天気がいいので、午後からいかなごを散歩に連れて行って、庭掃除して(コンポストを導入してから、枯れ葉とセミの脱け殻を集めてぶち込むだけになったので超楽。うちの庭には日が差さないので雑草も全く生えない)、いかなごが作ったオレンジスムージーを飲んだ。

 「エテリに選手を連れて亡命して欲しい」という文章を見て、アンソニーを思い出したそこのアナタ!

 『ローマで夜だった』(1960年、イタリア)を見た。連合軍の収容所から逃げ出したイギリス人とアメリカ人とソ連人がイタリア人女性の家に匿われるという話で、ヒロインの女性の顔が良かった。ソ連人はいい人に描かれているがあっさり殺され、全くイタリア語が喋れなかったイギリス人は、「イタリア語習っている」というセリフの後に、突然イタリア語ペラペラになって、全体的になんやねん、という感じだったが、名作映画らしい。

3月28日(月)

 もはや60人越えるのが当たり前のように。(これ以上増えると1日で診れなくなるから)こうして病院の受付時間というのは短縮されていくのだな。

 いかなごに「ママは疲れたので今からジャイアントコーンを食べるけど、あなたはこんな大人になったらダメだよ」と言ったら「分かった」と言われた。

 ウクライナの子供連れ去り辛過ぎる。鬼畜。

 疲労のあまり(?)、携帯を風呂に落とした。いかなご「いつかやると思ってたよ」。

3月29日(火)

 昨日から腹痛に苦しんでいて何もできない。アイス食べたせいかと思っていたが、単なる卵巣嚢腫定期増大なだけかも。

 受信機器♪受信器具♪ サンプラザ中野くん天才だわ。

3月30日(水)

 もぐはなぜこんなに離任式が好きなのか。いかなごは興味を示さなかったし、親達はそんな習慣ある場所で育ってないから、は?て感じなのに。と思ったら、離任する先生に送る言葉的なものを言う係に選ばれていたらしい(「みんなやりたがらないから」らしい)。

いやあ朝日新聞アピタル、さすがに酷過ぎる。よく正気でこんなこと言えるな。

 代替機暮らしが面倒くさい。

 『無言歌』(2010年、香港・フランス・ベルギー合作)を見た。半右派闘争の政治犯が送り込まれた砂漠の強制収容所の話。登場人物が少ないのと、同じシーンばかりなのと、映る箇所が狭いので、退屈というか何というか。次々と収容者が餓死していく中、一人一人布団で丁寧に包んで埋葬していて、強制収容所なら布団が勿体ないという発想にならないのか?と気になった。

3月31日(木)

わたし「働きたくねえけど行ってくらあ」
もぐ「お願えしまっさ!」

 「チョルノーブリ」「チョルノーブリ」一家で練習中。ついでにニガヨモギを検索し始めるいかなご。

 とりあえず携帯買ってもらって、毎回頭を悩ませるケースも気に入ったのが見つかって注文して、代替機もフリック入力に変更できたので、やっと一息つけた。



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