2月1日(火)

 石原慎太郎にはエディンバラ公に通じるものを感じる。

 吉田神社の前、屋台出てるわ。このタイミングで節分祭やる気満々…うちの子が行かなくても、校内誰かは行くよなあ…。。

 『バルジ・ソルジャーズ』(2018年、アメリカ)を見た。バルジの戦いを描いているのだが、戦闘って敵があれほど近づくまで待って撃つものなの?かなり退屈で途中で寝た。マルメディも出てこない。

2月2日(水)

 S君が誕生日祝いに茶色の着る毛布をくれた。人間に毛布着せて転がしたらどうなると思う?秒で寝るんだよ。

 もぐからは「いつも夜、塾のお迎えに来てくれてありがとう」という手紙をもらった。そういえば、いかなごにはその手のこと言われたことないなと思って聞いてみたら「道分かってるし一人で帰れるけど、不審者が出るから絶対一人で帰るな、と言われてたから、毎回じっと待ってた」と言われて、どっちも可愛いと思った。

 『ポストマン』(1997年、アメリカ)を見た。いやまあ、酷いのは分かる。確かに酷い。でもまあこういうもんだと思うのよね。『バルジ・ソルジャーズ』よりは良かったよ。

2月3日(木)

 もぐ、隣のクラスは学級閉鎖だって(陽性者がいる)。もぐのクラスは3分の1以上がzoom出席(濃厚接触者)らしい。

 今年はいかなごが鬼をやってくれたので、玄関から逃げ出す鬼に残り3人で豆投げて楽しかった。その後、いかなごは「こんにちは、福です」と言いながら居間に入ってきた。

 『ダンケルク』(1964年、フランス)を見た。爆弾が降りしきる中、呑気な音楽のもと、変で自由な兵隊達が、RPGの主人公みたく、あちこちを訪れるという…フランス人って面白いね。黒澤映画みたいだったけど(いや黒澤映画そんなたくさん見たことある訳じゃないが)この年代ってそういうものなのか?

2月4日(金)

 6歳児に「あたしな、絶対結婚したくないねん」「だってイケメン嫌いやしな。あ、パパは好きやで。ママとパパとお兄ちゃん以外の人は嫌やから結婚も嫌やねん」と言われた。パパ幸せやな。

 台湾の旗手が真顔だった。

 『エスケープ ナチスからの逃亡』(2019年、イギリス)を見た。ユダヤ人狩りが行われるノルウェーで、ユダヤ人少女が脱出する映画。衣装も出てくる人も綺麗で、マチズモと不倫がうまく描写され、ちょっと人死に過ぎだけど、映画としてよく出来ている感じ。特に原作があるわけではなく、エピソードをつなぎ合わせて作ったみたい。

2月5日(土)

 もぐが志望校の志望理由に「頑張れば入れそうだから」と書いていて、安全性が最重要のもぐらしい理由だと思った。

 いかなご「私より背が高くて(Book offで本を取ってくれる人が必要だから)うさぎがそれほど嫌いではなくて、家事をする夫が欲しい」…まあ、それほど条件厳しくないよね。君より背の低い男子はほとんどいないと思う。

 『ダンケルク』(2017年、イギリス他)を見た。凄く映像が綺麗(特に飛行機のシーン)。さすが最近の作品。でも構成が凝っていて、誰が誰だかよく分からなかった。あと、これはダンケルクの前2作も同じだが、集められたイギリスの一般の小舟が、実際何したかのかがよく分からない。

 ペン『冬の王』を読み終わった。ヘンリー7世のお話。ミョウバンの国際違法取引を行って大儲けし、家来には微罪や仕向けた違法行為で多額の罰金を科し、借金を背負うか、収監されるかスパイになるかを選ばせて支配するという…こんな王様、嫌過ぎる。馬上槍試合が大好きで陽キャな息子のヘンリー8世は、母方の祖父エドワード4世に似ていると言われ、王位継承時に歓迎されたというのも納得。最初はナゾの美文調の訳文に慣れなかったが、そのうち気にならなくなる(先に流し読みしたS君も同じことを言っていた)。

2月6日(日)

 ゆまち、素早いグラディエーターだよね。キスクラは親父が可愛かった。

 着る毛布って何だよ、服が毛布地なだけでは、と今まで私も思っていた。が、着る毛布は、着た時はそこまで暖かさを感じないが、脱ぐ時に非常な苦痛を感じるのだ。そこで、ああ、毛布だったんだ、と分かる。

 『バトル・オブ・ブリテン〜史上最大の航空作戦〜』(2018年、イギリス・ポーランド)を見た。いきなりラムジーが出てきて、しばらく内容がアタマに入らなかったが、亡命ポーランド人を中心とする多国籍のイギリス空軍部隊のお話。やっぱりポーランド人気の毒…と思ったが、後でwiki見たらヤン・ズムバッハさん、その後アフリカで空軍を創設したりしていて、生粋の戦闘好きなのね。

 仁木『無人区長城のホロコースト―興隆の悲劇』を読み終わった。日本軍が万里の長城の北側を支配した時に、村にはいわゆる「三光作戦」を行い、住民は狭い区域に押し込めていた、という話。著者が後に地元住民に行ったインタビューをもとに書かれている。そもそもホロコーストじゃないし、無人区でもない気がするが、1944年に一斉に疫病が流行って多数の住人が亡くなっており、731部隊の細菌兵器が原因ではないか、というのは興味深かった。

2月7日(月)

 京都ももうコロナ病床の空きベッドはない。うちも緊急以外の内視鏡は停止だし、普通にオペ前陽性出るし、保育園休園で師長達がシーツ交換に駆り出されてる。

 ワリエワを普通にチームイベントの両方に出してくるところがロシア、て感じよね。

 もぐが突然、学校の宿題で働く人にインタビューしなきゃいけない、と聞いてきた。
もぐ「仕事をしたきっかけは?」私「食っていかないといけないので」
もぐ 「仕事をやめたいと思ったことはありますか?」私「あります」
もぐ「そこからどうやって立ち直ったのですか」私「それ以外できることがなかったので」
もぐ「そうですか」

 『ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦』(2016年、チェコ・イギリス・フランス)を見た。ラインハルト・ハイドリヒ暗殺って、どうも忠臣蔵味を感じるのよね。犯人のレジスタンスはパラシュートで現地入りし、ハイドリヒは当初は怪我を負っただけだが、後に死亡して暗殺成功、犯人を匿った人や関係者は次々と殺されたり自殺し、関係のない市民がナチスによって虐殺され、犯人は最後は教会で銃撃戦の挙句、水を流し込まれて地下室で自殺という…映画はともかく、あの辺りでは毎年5月になるとドラマ作ったり、してないか。

2月8日(火)

 出勤できない職員が相次いでいるため「これは院内に託児所を作るしかない!産業医なんて取ってる場合ではない、我々が取るべきは保育士資格だったのだ!」とおばさん女医連中で盛り上がったのだが、調べてみたら一時保育所には看護師がいれば良いのであった…タクサンイマス…オヨビデナイ…。

 五輪男子SP。
・外来終わったら、ゆづ君は終わってた。溝にはまったの?ジェーニャも時々やってたな。プリンスで3A跳ぶ時にはまって、凄く痛そうにしてたな。
・ゆまち凄いわ。ネイサンとPCS変わらんやん。というか実はTESも。

 外来終わったら、職場のテレビがついてて、みんなで男子SPを見ていた。そこにやって来る人が「羽生君は?」と聞くので「4サル抜けました」と言ったら「抜ける、て何?」と言われた。専門用語らしい…。

2月9日(水)

 いかなごが「私の室内履きはママの下にあるはず」と言うので、大腿に木乃を載せたまま、仰向けで背中を浮かせて無実を証明しようとしたら、右下腿がつって悶絶。

 いかなごの好きそうなうさぎ柄の布、使う目的がなくても、とりあえず見つけたら買っておくので、事実上うさぎ布コレクターになってるんだけど、最近いかなごの好みがさらに厳しくなってきた。元々「うさぎオンリーじゃないとダメ(小鳥だの猫だの混じってるのは言語道断) 」「身体のフォルムが大事(ミッフィー論外)」「うさぎを着飾るな(服着せんな、リボンつけるな)」 「確かにこれはうさぎだけど、ゆるふわにしとけ、という発想が気にくわない(←new)」 娘の好きなうさぎ生地道はかくも厳しい。

 『ユダヤ人を救った動物園〜アントニーナが愛した命〜』(2017年、チェコ・イギリス・アメリカ)を見た。動物園が超絶綺麗に映っていた。赤子ラクダと赤子バイソンが可愛い。主役のジェシカ・チャステインの話し方も子供みたいで可愛いが、ピアノ弾く手つきが妙過ぎて調べたら、以前出た映画で弾くように言われて、弾いたことないのに3ヶ月猛特訓したらしい。

2月10日(木)

 最近はデイや施設でも出まくっていて、もちろん入院はできないし、人手は少ないし、どこもえらいことになってる。

 昨日予定滑走時間見て、ネイサン見られない…ネイサンが良い演技ができるよう祈りながら外来する!と思っていたのだが、今日ついてくれた看護師さんが、なんとネイサン好きで、2人で時間調整してテレビに貼り付くことができ、鍵山父の涙と最初から終始嬉しそうなネイサンが見られて眼福。

 しかしネイサン、金メダル写真は一生残るのに、こんなシャツでいいのか?全米と微妙に違うってことは、この手のシャツを何枚も用意したのか?とガン詰めしたくなった。あとでtwitterで「三体の表紙に似てる」というツイートを目にして、やっと全米の時に感じた「何かに似てる」感の正体が分かってスッキリ。

 ゆまちは最早鍵山父の方にシンパシーを感じてしまう。あんな息子いたら、表彰台の写真アホほど撮って、本人にウザがられそう(アレクセイ・二コラエヴィチか!)とか。

 あとはセメネンコはやっぱりいい(ジャンプ後のチェックが)とか、武史解説が超絶残念そうだったとか、4アクセルurは残念、とか。

 記事が事実だったとして、なんでワリエワが血管拡張薬飲んでたわけ?混入だとしたら、いくらロシアでも脇甘過ぎるし…。



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