6月21日(月)

 他科の若い先生がかかりきりで気の毒なのでアタマ突っ込んだ、主張がリエントリー系の患者さんに、今日「(良くなったのは)先生のおかげです」と言われた。いや、こうすれば良くなる、とみんな説明し続けていたのに、それを無視して周りにどれだけ迷惑をかけ続けているか、ほんの少しでもご理解いただきたいんですけど。

いかなご「私も不良になろうかな。インドア派の不良とかいないの?」
私「不良は、友達とダラダラおしゃべりしなきゃいけないの。途中で本読んだりゆっくり実況見たりしたらダメなの」
いかなご「私には無理」

6月22日(火)

 「どうしたの木乃、いつもの50倍ぐらい可愛いねえ」と言ってたら、居間にやって来たいかなご「ああ、うさぎさんがいつもの100倍ぐらい尊い!」

 いかなご「絶対濡れ衣だろ」>誤字脱字はコイツの責任

6月23日(水)

 どんなに感染者が増えてもオリンピックは強行して、8月15日に「耐え難きを耐え、忍び難きを忍び」って言いながらパラリンピックの中止を発表するという地獄絵図が浮かんだ。

6月24日(木)

 いかなごは年齢相当より語彙が豊富だったが、もぐはそうではないので、家で話をしていると、もぐだけが知らない言葉が多い。夕食時に、もぐ「くぱーって何?」→両親姉で見事に総スルー。

6月25日(金)

 最近老眼が進み過ぎて、もはや眼鏡かけていては本が読めない。

 ベッカー『餓鬼(ハングリー・ゴースト)』を読み終わった。大躍進時の飢餓について、亡命した人へのインタビューや、回想録を元に著者がまとめたもの。飢餓が起った地域は、元々飢饉を繰り返していた地域であること(飢饉の防止には交通網の発達が必要)、住民は穀物が倉庫にあり、党がそのうち放出してくれると思っており(実際は輸出されたりしていたわけだが)そうこうしているうちに身体が弱って抵抗もできなくなったことが描かれている。個人的には、愛読書の『大地』の舞台、安徽省も飢餓の中心地の1つだったことがショック。素人が共産主義的「科学」を掲げ、専門家を排斥して飢饉を作り出す様子には本気で吐き気がする。

 もし毛沢東が大躍進後に内戦を起こしていたら、カンボジアみたく外国勢力が侵攻して飢饉が明らかになっていたかも。そうしたら大躍進をモデルにしたクメール・ルージュの虐殺はなかったかも。同じく大躍進をモデルにした他のアフリカ諸国の惨事もなかったかも、と思うと眩暈が。

6月26日(土)

 スシローの超ギャル曽根パフェを食べてきた。美味しかったけど、コスパは微妙かも。久しぶりの外食。

 甘い物たくさん食べて昼寝もしたのに、しんどいの取れない。

6月27日(日)

 そう、医療従事者が患者の利益を中心に考えて行動することを知らない人多い気がする。すべての医療従事者がそう行動する、と言ってるわけじゃなくて、そういう風に行動するのが基本原則で、そう教育されているってこと。

 宮崎『雍正帝―中国の独裁君主』を読み終わった。45歳で帝位につき、執念深く勤勉で、地方官の仕事も自分でこなし、結局過労で(?)11年で死んでしまった雍正帝。地方官から直接報告を自分に送らせ、それをいちいち朱筆で訂正して送り返すわ(赤ペン先生かよ)、気に入らない者の悪口を文学者に書かせて出版させ、それを各地にわざわざ送りつけるとか、いちいちやる事が凄過ぎる。あと、宮崎市定が読みやす過ぎてびっくりした。

6月28日(月)

 今日は荷物が4つ届いてた。ダブルのシーツ(楽天)と靴下(アマゾン)とサプリ(インドから来た)とうさぎ柄ナイロン生地(メルカリ)。

 てことで、ついにダブルのシーツを導入した(いや、数年前に間違えてセミダブルの敷きマットを買って、仕方ないのでダブルベッドに敷いて使ってたけど不便で…)。

6月29日(火)

 S君が職域接種でモデルナ打ってきた。モデルナアームが見られるかもしれぬ(ワクテカ)。

 仕事から帰ったら、悲惨な模試の結果にすっかりショックを受けたもぐが、遊びに行かずにテストのやり直しをしていた。あまりの姉との違いに眩暈が…何なの、両親とも同じでもこんなに違うんかい…。

6月30日(水)

 もぐがかなり以前から、友達の家で毎回サイダーをもらっていたことが判明。親&姉「いや早く言え」

 営業再開した美味しいドイツパン屋に行ってきた。付属の喫茶店(というかそちらがメイン)にも年輩のお客さんが入っていて一安心。

 私的二大「だからなんやねん」は「注射したら痛かった」と「傷から血が出た」。だからなんやねん。二大「そりゃそやろ」でも可。



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