6月1日(火)

 ユニクロ行ったらフレンチスリーヴだらけで驚愕。今年はトップスは買えないな。でも、スクラブのズボンかよ、と思うほど楽そうなゴムウェストのパンツをゲットした。どんどんダメ人間になっていく。

夜のいかなご「人間生きてる意味なんてあるの?」「学校行かずに1日中ダラダラしてたい」
私「ああもう、ウダウダ言ってないで風呂入れば?」
いかなご「ママさんには娘を労る心はないの?!」
私「そこにないなら、ないですね」

6月2日(水)

 大学の教科書で知って、同級生と一番恐い病気だわ、と言い合ってたわ>芽殖孤虫症。 心から継代する人になりたくない

6月3日(木)

 そういや昔「三人目はどうか?」と言われて「今度はお前が産むなら可」と答えたが、なぜか生まれなかったな。

 不公平感があろうが、ちゃんと人数分調達できるなら、ワクチンは打ちやすいところから打った方がいいと思うが、不公平感を出して「ワクチンを打ちたい」という気持ちを煽り接種率を高めよう、という高等戦略、を実行するほどの力が今の政府にある、とは思えんな。

 このワクチン副作用とされる写真集、磁石と電球に気を取られていたが、よく見たら帯状疱疹がたくさん混ざってる。

6月4日(金)

 シーラッハ『コリーニ事件』を読み終わった。子供の頃よくしてもらった友人の祖父が、一見何の関係もなさそうな男に殺されたのはなぜか…という一点オチミステリー。著者が有名人(含戦犯)の孫が集まる学校に通っていた、というのが面白かった。

6月5日(土)

(塾の宿題しながら)もぐ「くっそ何言ってんだよ」
私「分からないなら、ママに聞いてみる?」
もぐが持ってきた問題、月の満ち欠けが並んでる。
私「ゴメン、分かんない」
もぐ「知ってた」

 ルメートル『監禁面接』を読み終わった。リストラに遭った五十男が、大きな詐欺を働くという、いつものお話。いつものように勝つか負けるかドキドキし、いつものように後味が悪い。娘の一人が弁護士、というのがいいね。

6月6日(日)

 図書館で借りてきた本の中に『トリフィド時代(新訳版)』のスリップが入ってて、前に私借りたことあるのかと、検索してしまった(借りたことなかった)。本のタイトルは『スターリンの大テロル』。

6月7日(月)

 今日紹介状の封筒を見て、耳鼻科開業医のロゴになぜゾウの意匠が多いかに気づいてAHA体験した。

 小林『アウシュヴィッツを志願した男』を読み終わった。アウシュヴィッツに潜入して脱出した男、ヴィトルト・ピレツキについて、子供へのインタビューや手記から著者がまとめた本。読みやすい。アウシュヴィッツに潜入した当初から、同じ囚人同士でもソ連シンパとは対立関係がかなりあったことも書かれており、何よりソ連とナチスに挟まれた悲惨さがよくわかる。

6月8日(火)

 集団接種のことを滑り止め、と言ってる患者さんがいて、笑てしもた。

 シラー『ユダヤ人を救った外交官 ラウル・ワレンバーグ』を読み終わった。スウェーデンの銀行家一族の出身のワレンバーグは、アメリカの資金でハンガリーのユダヤ人救済活動を行ったため、ソ連のハンガリー占領後、大資本家だしアメリカのスパイだしとのことでソ連に連行され消息不明に(後に心臓病で死亡ということにされるが、当時35歳)。そういう人がいたのね、ということは分かるが、本自体は読みにくい。

6月9日(水)

 党首討論で東京五輪の思い出語るのやめてくれないかな。そんな理由で国民の生命を危険に曝しとるわけ!??

 ドノヴァン、ジェイムスン、ライト…(『三体V』読書中)。

6月10日(木)

 「ちゃんと食べてるのに全然太らない」と言う人は食べてないんだろうな、ともぐを見てると思う。食えよ。

 『日本残酷物語4』を読み終わった。失敗に継ぐ失敗の北海道開拓やハワイやフィリピン移民、アイヌ民族を搾取しまくって居留地に追い込んだ話、オットセイやラッコ狩り船や女系で繋いだ商家の没落の話。どれも陰鬱な話ばかり。



過去の日記の目次に戻る。

日記に戻る。