３月２１日（日）
ストーン『野蛮のハーモニー』を読み終わった。「ホロコースト史学論集」ということで、素人には何が議論のポイントなのか半分ぐらい分からなかったが、「終戦からしばらくは、歴史家は生き残りユダヤ人の証言を重要視してなかった」「ゾンダーコマンドはナチスの協力者だと思われていたし、当時の状況を把握していないと思われていた」「ゾンダーコマンドの残した手記から、彼らが当時の状況をある程度把握しており、よく分からないことがあることも理解していた、ことは明らか」ということぐらいは分かった。あと、表題の「野蛮のハーモニー」の意味が分かるとぞっとする。
３月２２日（月）
ピレツキ『アウシュヴィッツ潜入記』を読み終わった。ポーランドの情報部員の著者は路上検挙でわざと捕まり、アウシュヴィッツに送られる。初期のアウシュヴィッツでは、無差別な射殺、無意味な仕事や長時間の点呼で疲労させた挙句、些細なことで殴り殺したり、逃亡者が出たら収容者の１０人に１人を処刑したり、という残虐な殺し方が行われていたが（コルベ神父の件も1941年）、そのうち長時間の点呼や殴打は減り、診察室で心臓にフェノール注射を打って殺したり、残虐行為を行っていたカポは処刑されたり、縞の囚人服ではなく、ペンキで印をつけた平服を支給するようになったり、と洗練された地獄になっていったらしい。だから同じ収容所にいた生還者の手記でもかなり差があるのね。
著者は古参として比較的生き延びやすい環境に入り込み（それでも仲間がどんどん処刑されていくが）抵抗組織を作り、大量にユダヤ人が移送されてきて、到着した途端殺されることにより、持ち込んだ食料が収容所内に出回るようになったためもあって、なんとか３年生き延びるが、外からの収容所攻撃の手助けが得られないため、仲間と脱走する。脱走に成功したのは、著者が抵抗組織の一員であったこと、ユダヤ人ではなかったことが大きかったとは思うが、そんな著者が終戦後ポーランドの共産主義政権に逮捕され、「ソ連式（尋問）に比べれば、ドイツのやり方は子供の遊び」と語って処刑されたというのが怖すぎる。
３月２３日（火）
庵野スペシャル「才能のある生活無能力者は手厚く保護しましょう」感が凄かった。お父さんが下肢切断後の人だったのね。
３月２４日（水）
朝起きたら、報ステＣＭでＴＬが埋まってた。凄過ぎだわ。あり得ないわ。
夜ちょっと腹痛で倒れてる間に何がどうなっていたのか。マエちゃんアキレス腱断裂?!トゥルコンボ抜けの２Ａ?!さとこちゃんとかおちゃんは!?
ああ、あの辺、日本で見るには時差最悪なの、思い出した。誰かさんが棄権したモスクワワールドとかさ。
３月２５日（木）
ワールド男子ＳＰ。
・ウルさま、久しぶり〜。
・非常に聞き覚えのある懐かしい演歌だと思ったら…なぜ今頃ペテルブルグのギャング＞セメネンコ。懐メロだよ、もう。
・ハンヤン、素敵なステップどしたー。
・あれ、コリャダがとても素敵になってる。おやじにマラジェッツ言われてた。
・六練で父も紹介ゆまちさん、４Ｓ-３Ｔ高っ（加点3.46！）。凄過ぎ。
・中国の枠とエイモズの髭が気になってしょうがない。
・デニスはどうしてこんなネッド・スタークみたいなお姿に…。ガタイが変わり過ぎ。でもシットが素敵だった。
・いやえぐいのはゆづ君（だけ）ではなく、あなた＞優真君。
・ネイサンが珍しく転けたと思ったら、その後も明らかにおかしかったが、よく考えると、あの遅さで３Ｆ-３Ｔのように４Ｆ-３Ｔ跳んでたから、実は普段通りなのかもしれぬ。
３月２６日（金）
いかなごが「え？ママやパパが子供の頃は、携帯で動画見られなかったの？」と言い出した。いや、君が赤子の頃も見られなかったがな。朝から晩までビデオテープでピングー見てただろうが。４歳下の弟はＤＶＤでノンタンだったけど。
３月２７日（土）
リーザおめでとう。ロシア勢の内容に気を取られてたが、日本の枠ギリギリやったね＞女子。枠取りやっぱり怖い。
昼に近所のスーパーで弁当買って、鴨川で一家でお花見。このために一年あるようなもんだわ〜。
もぐの塾弁当、今日は全部残り物にした。豆ご飯、肉味噌とさつま揚げ、唐揚げ、鉄火巻き、枝豆、ブドウ。
ワールド男子ＦＳ。
・クワド後のお手ては大事。もうちょっと若々しい選曲だけお願いしたいな＞セメネンコ。
・コリャダ、以前から部分的に素敵だったが、全面的に素敵になってる気がする。
・結局ネイサンの衣装はシェイリーンのお下がりのままなのか。
・いやでも完璧に神だったから、もう衣装はどうでもいいわ。素敵だった。
・ゆづ君、４Ａの練習し過ぎかね。とはいえ、毎回全日本並みの演技なんて無理な気がする。
・でもやっぱりこのＦＳプロは今まで一番好きだな。
・そして中国２枠はダメだった…惜しかった…。
３月２８日（日）
アリさん、アルトゥニアン(がリンクサイドでウロウロする)動画あげてた（笑）。アルメニア会強し。
研修医の時、インフルエンザで38℃の熱続いて、勿論仕事休めなくて当直もしてたんだけど、その後周囲の職員からインフルエンザの人出たし、病棟に置いてある患者さんの余りの薬から適当に解熱剤飲んでたし、ほんの２０年ほど前の話なのに色々あり得ないな。おまけに、その時の勤務先ICUだったんだよ。
３月２９日（月）
最近とにかく外来が凄いことになる日が多いのだが、外科から廻って来てる人が多いことにふと気付いた。なんかおかしくない？
３月３０日（火）
男の患者さんの会陰部の切開したんだけど、後で私が「痛いでしょうね。会陰切開と一緒だし」と言ったら、看護師さんが「陣痛なしでいきなり切開…」と言い出してウケた。
新型コロナ患者数、戻んの早いな。一週間位前から県外ナンバー増えてるからなあ。
３月３１日（水）
有休取ったので(塾行ったもぐに黙って)いかなごとＳ君とパフェ食べに行き、帰りにいかなごと岡崎のうさぎ神社に行って、八重桜見てきた。清々しいまでに恥ずかしげなくうさぎ推しだった。
足が痛い。肌寒いのに外歩いたからかなあ。
文科相に品位が欲しいわ。