2月1日(月)

 職場では、今日からマスクが1日1枚支給になった(ヤター!!)

 職場に新しい先生がやってきたんだけど、院長の前の職場の同僚の娘さんだそうで、院長開口一番「大きくなったなあ」と親戚のおじさんになってた。

 『ある奴隷少女に起こった出来事』の日本語訳で抜けている箇所を原著と対照させながら検証。途中でツイートのテンションがおかしくなってくる辺り、お疲れ様です。これ読んで、削除された部分の内容を私知ってるのはなぜ?と思ったら、後書きに抄訳って書いてあったから、ジェイコブズ自伝を後で読んだんだった。

2月2日(火)

 いかなごのクラス担任、先週から生徒を呼び出して数分の個人面談をしているのだが、全員が「授業中に集中していないクラスメイトはいないか?」という質問をされるらしく、密告推奨かよ、凄えなと思っていたら、今日呼び出された人が「さあ、知りません」と返すと担任が「Sさんは?」といかなごを名指ししたそうで、「さすがに酷くない?」とクラス内で話題になっていたらしい。

 確かにいかなごは授業中にぐたっと寝るので以前から目をつけられており、いかなごなりに改善を試みた結果「現在は英語(←担任の担当)とホームルーム(←担任の担当)以外は寝なくなった」らしいのだが、それでは担任的には意味がない(笑)。

 中高時代、私は大っぴらには寝ないものの、授業はろくに聞かずに他のことをしていたし、S君はぐたっと寝ていたらしいので、まあ遺伝的にどうしようもないわね。「人の話」を聞くと寝てしまうらしいので、話を聞かずに自主勉強しているのが一番角が立たない気がする。

 夜22時過ぎに、S君が大慌てで「あ、忘れてた、豆撒かなきゃ」と鬼の仮面をかぶり、子供らを集めて玄関先で豆を撒き始めた。なぜそれほど使命感にかられるのか。

 担任名指し事件でやさぐれたいかなごが私のベッドに潜り込んできて寝てしまい、いつもの場所をいかなごにとられた木乃が心外だったらしく、ずっと「わん(小声)…わん(小声)…」と文句を言っていて気の毒だった。寝るスペースは他にもあるのに「いつもの角」じゃないとダメなのね。

2月3日(水)

 朝から「学校に行って何の意味があるの?」といかなごが登校拒否。仕方ないので学校に電話して(←休みや遅刻の時は、必ず電話しないといけない)担任に事情を説明すると、最初は「個人面談で名前を出すようなことはしていない」と言っていたが、そのうち「(Sさんの)名前を出すのは不必要なことですので」。ええ、私もそう思います。その前に「授業に集中していないクラスメイト密告推奨」が不必要かと。

 午後から半休とって、S君が予約してくれた初アフタヌーンティーに行ってきた。死ぬまでに一度見てみたいと思っていたティースタンドを見られて満足。紅茶もケーキもスコーンもとても美味しかったが、小さく見えるのに供されたものを食べきれなかったのにびっくり。

 ちなみに優雅にお茶を飲んでいる最中に、今度は小学校の担任から電話。「Sさん、休み時間に友達とふざけて、机の角にアタマぶつけました。特に異常ありませんが、触ると痛いと言ってます」いやもう、いつもお手数かけてすみません。

 夕方いかなごに話を聞いたところ、担任は「授業に集中しない人がいると、クラスの結束が乱れて他の人々にも迷惑」と常々言っているらしく、「名指しするということは、私はクラスにいない方がいいと担任は思っている。だから学校に行くことに意味はない」と思ったらしい。夕方、担任から電話がかかってきたので、そう伝えたところ、「そんなつもりで言ったわけではない」。いや、なんかもう分からんし、サシで話してくれんかね…。

 夜、誕生日プレゼントとして、もぐから「こないだ部屋の片づけで再発見した小さなはさみ」(木乃の顔の毛や、毛玉を切るのに便利)、いかなごからは「1年間有効ママのベッドで朝まで寝ない券」(昨夜寝相の悪いいかなごにベッドに潜り込まれたおかげで、明け方にこむら返り起こしてまだ足が痛い、と苦情を述べたら、急遽作ってくれた)をもらった(嬉)。誕生日は昨日なのだが、節分だったので、てれこになったらしい。ちなみにS君からは昨日、USB充電池で動く電熱マフラーをもらった。

2月4日(木)

 仕事から帰ったら、もぐがピアノのレッスンに行くのを忘れており、指摘したところ「まだ5分ある」と飛び出して行った。あとで「先生なんて言ってた?」と聞いたら「忘れてたの?まあ来てくれただけで嬉しいけど」と数分レッスンしてくれたらしい。どんだけポジティブやねん(尊敬)。

 再びもぐの担任から電話。今度はもぐ「休み時間にマスクを外してる」「おまけにマスクを外したまま歌う」「というか授業中も歌う」「しかも注意されたら先生に逆らう」と極悪非道。

 なんかな、いかなごもよく小学校から注意されていたが「授業中に寝てる」「学校で宿題やってる」等、「それどーしようもなくねというか、別によくね」的な注意が多かったのに対し、もぐは家でも毎日やめろと注意していることを、学校でもやってるので困る。

いかなご「この森って人、何言ったの?」
私「女は話が長いって(略)」
いかなご「パパの方が話長いじゃない!!」

2月5日(金)

 昭和ノスタルジックミニチュアコレクション全種セットをS君が買ってくれた。起き上がりポロンちゃん、いかなごが生まれた時に、親の家の近所のお婆ちゃんが買ってきてくれて、いかなごはほぼ使わなかったが、もぐが激気に入って、遊び倒した挙げ句破壊したので、うちでは平成でも現役だった。ピエール・カルダンのグラスも懐かしいわ。1つ母親の写真の前に供えておいた。

 そういえば4年前、いかなごが塾で週3夜弁当になりはじめた時は、寂しくて鬱になったな。しかし今回は、週3で晩御飯が静かになったなあ、と。。

2月6日(土)

 『砂の器』のドラマをチラ見したら、例のアレがなかったことになってて??となったが、ドラマ版はないことになってるものなのね。そりゃそうか。

 夜、もぐを迎えに行こうとしたら、いかなごが「どこ行くの?」「あなたの弟を迎えに行くんだけど」「そういえばいなかったね。普段もぐのこと、その辺に落ちてる小石ぐらいにしか思ってなかったから気づかなかったわ」

 S君がもらってきたコンビニワインのグラス一杯で酔っぱらって幸せ。

2月7日(日)

 昨日からもぐ→いかなご、と頭痛腹痛しんどい病気にかかってる。

 玉可愛いなと思ったら芦田愛菜なのか。

子供ら
『敵は本能寺にある』(ウムウム)
『是非もなし』(ウムウム)
(信長傷を負った後、回想シーン)「なんで舞わないんだよ!」「ノルマを果たせ!」
 …子供って、予想外の展開だと怒るよね。

 そういえば、昔は毎日のようにS君に「オチのない話をするな」と言っていたが、話の基本的な礼儀だと思っていたそれが、まさか出身地方の風習だったとわ(でも、オチのない話をダラダラするのはやっぱり許せん)。

2月8日(月)

 もぐが朝から「なんで書写なんかあるんだ」「学校行きたくない」とゴネてる。書写(毛筆)の授業をそれほど唾棄する理由が母には分からん…。

 夕食の話題は「貯水槽に死体が入っていると、どれぐらいの濃度から水の味が違うと分かるのか?」だった。心配性のもぐがいたら、できない話題だな。

 いかなごが英語を訳すのを横で聞いていたら
「具の入った味噌汁が好きです。具はとてもおいしいです」
「???」
「shellfishって書いてある」
「いかなごさん、それ具じゃなくて貝」

 一方、こないだ文節を分けるやり方を習ったもぐ。小テストで、この文の文節は何個ですか?という問題に「節だから、分ける斜め線の数を聞かれてるんだと思った」と8問計16点失う。「でも、全部1足したら合ってたんだよ!」…そりゃよかった。

2月9日(火)

 経団連会長の「本音が出た」発言、腹立つ。

 患者さんに「ネットで見たんですが…」と心配事を言われることはよくあるが、最近「youtubeで見たんですが…」と言う人が出てきて、なんかいやん。

2月10日(水)

 学校休みだったいかなごが、求肥作って、それをイチゴに巻いたりしてた。

 ちょっと国会見たら、金田委員長がまともな裁きしててびっくり。

 PCRについては、無限のお金と強制力がない以上、どうするのが一番いいのか、ほんと難しいと思う。解出せるのか、これ。



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