11月11日(木)

 今日は「ポッキーの日とか鮭の日とかチンアナゴの日とか立ち耳ウサギの日とか色々言われてるが、ワンワンワンワンの日だから犬二乗の日」と主張してみたが「ママはいつも犬の日やろ」とS君といかなごに却下された。

S君「明日からNHK杯だって」
いかなご「え、じゃあ私迎えに来てもらえないの?」
もぐ「もぐ君も迎えに来てもらえないの?」
 …いや君たち。。

11月12日(金)

 ウサちゃん6練で怪我したの…15歳で転子部骨折って(いやロシア報道だけど)。

 「ママ、スカイダイビングやってみたい」ともぐに言ったら「やめときなよ、パラシュートとかママ自分で開けないでしょ。やるんだったら、公式で安全なところでやりなよ」と念を押された挙句「あ、でも脳溢血とかなりそうだから、やっぱりダメ」

 医療従事者のストって「予定入院を取らない」「外来診察した後、処方箋を出さない」とか限定だと、死人がでなくて迷惑で効果高いかも、と思った。

11月13日(土)

・N杯代々木なのね。
・花織ちゃんの衣装の布地が安っぽいです(サルコウが素敵です)。
・興味深そうに小松原組とかなだいを見ていたいかなごが、シニカツを見て「なんか全然違うんだけど。なめらか」言うてた。
・「フェーリング液を加えると…沈殿って何?」とか聞かれながらだったので、今いちシニツィナの鑑賞が…。

 全国医師連盟の専門医制度に関する提言、「顕在化している医師不足の偽装解決策に流用しない」って、一字一句適切過ぎる。

11月14日(日)

 いかなごが生まれた時に買った(ミルク用70℃保温機能がある)ポットが壊れた。

 たまにしか電気がついていなくて、ほぼ空き家だと思っていた隣の家、実は「子供の頃から住んでる人が、今もずっと住んでいる」という情報が町内会からもたらされ、我が家に激震が走っている。

 あああ岡嶋二人のお一人が。ご冥福をお祈りいたします。

11月15日(月)

 笑っちゃダメだけど笑ってしまった>茂木氏取り扱いマニュアル。ベッドの上は、枕4つ以外の余分のものが置いてあるとダメなので、事前に取り除く、って。

 クラインマン『他者の苦しみへの責任――ソーシャル・サファリングを知る』を読み終わった。他者の苦しみを説明し、理解するにはどう表現したら良いのか(ケーススタディでは不十分)についての論文集。タミル人難民の話が恐かった。

11月16日(火)

 しんどいし、健康診断で体重増えてて、ダイエットに成功したS君よりBMI高いし、もぐは「なめこは土の中に生える」とテストで回答するし、しんどい。

11月17日(水)

 うちでも夜勤の看護師さんは、違う色の服着てくれるようになってるけど、目立つ色のせいか、夜勤の看護師さん見るとせん妄酷くなる患者さんが現れて、色々あるもんだと思った。

 それはともかく「大学病院の」看護師さんが「話しかけるな」ビブス着用ってのは、大学病院で働いたことのある医者は全員煽られてる気分だろうな(笑)。

 スチームアイロン、めっちゃシワとれる。

11月18日(木)

 餃子のたれとメイプルシロップの小袋はそっくりで困る。

 ウースマ『北極探検隊の謎を追って: 人類で初めて気球で北極点を目指した探検隊はなぜ生還できなかったのか』を読み終わった。1897年気球による北極点到達を目指し、すぐに消息を立ったアンドレ―探検隊。1930年に遺留品と遺体が発見され、残された日記や写真から、気球は3日後に不時着し、流氷の上を物凄い荷物を引いて歩いて基地まで辿り着こうとするが、途中の小島で死亡したことが判明する。このアンドレ―探検隊の謎に魅せられた1966年生まれの著者ウースマは、金持ちのぼんぼんと思われるアンドレ―が最初から割と準備不足だったことを明らかにし、寄って来るホッキョクグマを食料としていたが、警戒心を全く持っていなかったことから、クマさんに殺されたのでは、と推測しているが、そんなことよりこの著者が、おそらくこの探検隊の謎を解明するために医学部に入学して医者になり、意味があまりないと思われるものまで細々と収集し保存していたアンドレ―探検隊にならったのか、北極旅行中に見た氷の色と似た色見本を毎日印刷していたことに、鬼気迫るものを感じた。アンドレ―探検隊の何がそれほど彼女の琴線に触れたのかよく分からないが、本の構成は練られているし、その執念に触れるだけでも面白い体験だった。

11月19日(金)

 長谷川先生が亡くなられてしまわれた。

 パリ―『狂気の時代――魔術・暴力・混沌のインドネシアをゆく』を読み終わった。アジア担当イギリス人ジャーナリストの著者がインドネシアで経験した事件について語ったものだが、物凄く面白かった。三部構成で、一部がボルネオ島の民族抗争、二部がジャカルタの学生デモの鎮圧事件、三部は東ティモールの独立を決める投票とその後の暴力について語られている。特に凄いのが一部のボルネオ島での特定民族に対する虐殺事件で、突然若い男が集団で今まで同じ村に暮らしていた別の民族を殺して食べ、精霊に取りつかれてやったことだから責任がない、とされるという、食人という行為で魔術的な態を取っているが、普通に虐殺だよね。「仲の良い友人が死んで悲しい」と言いながら、自分も別の人の心臓食べてたりとか(ルワンダでもあったやつ)。割と許容する雰囲気が恐ろしいし(政府は一応止めている)昔からこういうことは繰り返し起きていたのでは、という気がした。一方最後の東ティモールは、地元の暴力団みたいな民兵がインドネシアの手先となり、大多数の独立派と暴力事件になるという構造だが、海外からの支援もあり、入り組み過ぎていて、何がどうなっているのかよく分からない状態に。インドネシアが巨大な国なのにも驚いた。お勧め。

11月20日(土)

 一昨日からずっとお腹痛い。

 「ブラッドバリーのファーレンハイト四五一」という文字列を見て、一瞬アタマ止まった。



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