1月1日(金)

 明けましておめでとうございます。

 今年こそ年越しする、と初めてジルベスター開始まで起きてたもぐだったが、眠い、と呟いて自らソファに移動し、毛布かけて幸せそうに熟睡。一方、9時過ぎから夜寝していたいかなごに隙はなかった(笑)。

 今年の東急ジルベスターのベートーベン、長いコーダがあるから調節しやすそうとはいえ、久しぶりに完璧だった気が。

 紅白のクイーンは、「え、ロジャー歌うんかい」「アップで見られるのか」の衝撃。あと、浜辺に置いたら、あの透明ピアノ傷みそう。

 もぐ、年末から「大晦日は何日?」だの「おせちは1日にも作るの?」だの、謎発言を繰り返していたが、元旦から早起きして「あんパンとヨーグルト食べた」らしい。正月を何と心得るか。

 おせちとお雑煮食べた後は、ラピュタカルタをして、その後、恐怖のドンジャラをさせられた。ドンジャラは牌の種類が多いし、牌が小さくて積みにくいし、何より老眼には牌が判別できないんだぞ。早く麻雀やって欲しい…。

 年賀状見た。
・後輩達:ついに出産、2人目出産、3人目出産(祝)
・同級生が離婚して再婚していた(祝)。
・S君父が「中国風邪」とか書いていた(元々そういう人ではあるらしい)。

1月2日(土)

 Switchのカラオケ無料開放デーということで、朝から家カラオケ。もぐの大声っぷりに家族全員疲弊。この良く通る大声という長所を活かすためには、演劇部か演説同好会にでも入ってもらうしか。

 木乃はもぐの大声にも平然としていたが、「高音厨音域テスト」でもぐが出した高音にびびっていた。少年恐るべし。

 子供らが歌うので、音域テストとか肺活量テストを初めて知って、いかなごに動画見せてもらった。なかなか面白い。

 歌が下手でも構わないとは思うが、ある程度の年齢になれば付き合いで数曲は歌うことを求められることを思うと、いかなごには練習が必要だな。

 そういえば四半世紀ほど前、私がカラオケで歌わずにいたら、S君に「1曲ぐらい歌うのが礼儀ってものですよ」的なことを言われたのだが、そう言ったらS君覚えていなかった。

 午後からもぐはいつも通り遊びに行ったが、昼過ぎにピンポン鳴って出てみたら、女の子が「もぐ君が公園で頭打って血出してはる」とのご注進。急いで公園に行くと(女の子は私がちゃんと来ているかどうか、確認しながら公園に戻っていた)通りすがりのお父さんが「圧迫止血しかできませんでした」と言いながら、もぐの額の傷を抑えてくれていた。

 もぐに群がる子供たち「もぐ君のお母さん、何してる人なん?」「医者だよ」(口を揃えて)「ラッキーやん!!」(そ、そう!?)  当のもぐは「ママ、どれぐらい血出たら死ぬの?」「このまま血が止まらなかったらどうなる?」…出血多量が恐いなら、暇だからという理由でベンチに不用意に跳び上がって転けて、横の石垣にアタマぶつけないでくれませんかねえ…昨日もママ言ったよね、その辺の塀や壁にいちいち跳び乗ってると怪我するよ、って(ぶつぶつ)。

 合間にいかなごがスポンジを作るのを監督する仕事。こら!余った薄力粉を袋に戻すな!メレンゲ泡立てる容器はキッチンタオルで水分を拭け!なんか正月休みに入ってから全く休めてない気がするんですが…。

もぐ「ママ、この血まみれの服、どうする?」
私「洗濯機の中に入れて」
もぐ「ええ…血まみれだから恐い。化け物が来るかも」
私「来ません」
もぐ「なんで断言できるの?」
私「ママはよく職場で白衣血まみれにしてるけど、化け物来たことないもの」
もぐ「それは病院だから人が一杯いるからでしょ」
私「とっとと風呂入らんかい」

1月3日(日)

 スマブラする娘と息子に囲まれてコタツでtwitter見たり。

 いかなごは昨日に引き続きケーキのデコレ―ション。手を出そうとすると怒られるので、私は見てるだけ。私「ちょっとここをこうしたら良くなるのに」いかなご「初めてなんだから綺麗にできるわけないでしょ」

 いかなご初制作のオレンジデコレーションケーキは、見かけはともかく、材料は普通なので、普通に美味しかった。

 S君と2人でブックオフにちょっと行ったりも(1日も2人で行った)。

 フランス革命前後で200万人死んでるのか。人口3000万いないのに。

 読書メーターによると、去年私は50冊しか本読んでないらしい。ヤバ過ぎる。

1月4日(月)

 なぜ正月早々病院に来る人がこんなにいるのか、と私は思ったが、他の科は空いていたらしい。医療関係者が「これいい加減ヤバいで」と思ってから2週間ぐらい経つと、外来の人出が減る、というのがパターン。

 夕ご飯の鍋にS君が餅を入れたら、すべて溶けた。米粉鍋美味しかった。

 田中『信長島の惨劇』を読み終わった。孤島に行くまでが長くて、えらい冗長だな、と思ったが、そういうことだったのね。

1月5日(火)

 もぐの額の皮下出血、受傷した時は物凄く盛り上がってたのに、3日目にして既にほぼ平らになっていた。80才以上の怪我ばかり診ている身からしたら驚異的。

 こたつに入って、上に載った木乃をなでながら本読んでたら、犬ばっかり可愛がる、といかなごに木乃を隣室に拉致された(恨)。

1月6日(水)

 イングラム『戦禍の中で』を読み終わった。半ユダヤ人の著者は、父がドイツ空軍に所属していることもあって、母妹とも移送されずに差別を受けながらハンブルグで暮らしていたが、移送命令が出て数日後にハンブルグの空襲に遭って逃げ延び、その後は2年間田舎で匿われて終戦を迎える。ユダヤ人ということで、防空壕に入れてもらえなかったために、目撃したハンブルグ空襲の描写が凄まじい。

1月7日(木)

 白人至上主義者こええ。でも、ちゃんと画像から個人特定されてるところがさすが。

 凍死しそう。寒さと大風の中、ノゲシ探して彷徨ったのが悪かったのか、気圧下がったせいなのか、頭痛も酷くて帰宅後は動けず。

 しかも御大のfacebook投稿とされるものを見てしまった。島田荘司が昔から偏ってて陰謀論者なのは周知の事実だし、最近も放射脳なのは知ってはいたが、それにしてもトランピストはないだろ。

1月8日(金)

 S君にユニクロの部屋着を買わせた。まとめて買えば送料無料だし、翌日着くんだよ。25年物の部屋着の上着のファスナー壊れたからって、クリップで止めてんじゃねえよ!

 寒いからもう生きるの無理、と言ってたら、S君が「(装着すると)人間の尊厳(が失われた生き物に見えるモフモフの足カバー)」を発掘してくれた。冬はこれがないとダメだね。

 菅首相、「一ヶ月の緊急事態宣言後に事態が改善していなかったらどうするか」は「仮定のことは考えない」んだ。そういえば、いわゆる「ヤンキー」は「今のことしか考えない」んだったな。

1月9日(土)

 ピアノの先生との個人懇談、という珍しいものを受けた。いかなご、ピアノの先生にまで「理系ですね」と言われていた(笑)。あと、最近は1日15分ぐらいしか練習していないことを話すと「それにしてはちゃんと弾けている。勘が良くなったのかも」。

 もぐは家での練習態度が悪いので、さぞかし先生もお困りだろうと思っていたら、「初回は指番号もリズムも無茶苦茶なのに、1回直すと2回目は大体直ってるから器用ですね」。このピアノの先生、姉から数えるともう7年ぐらい通っているが、実にポジティブで、マジ尊敬しかない。逆立ちしても(できないが)私には見習えない。

 いかなごを椅子にして座って「さすが若い女の子は座り心地がいいなあ。人間椅子って言うぐらいだもんなあ」と思い、大きな間違いに気付くまでしばらくかかった。

 もぐの塾の迎えに行ったら、星がとてもよく見えて、もぐに冬の大三角形を教えてもらった。超絶シリウスが綺麗だったので、帰宅してからS君といかなごも連れ出して鑑賞。さすが近いだけのことはあるなあ。

1月10日(日)

 シフォン生地、下に新聞紙置いて一緒に切ったら、時間はかかるが割と楽に切れる。

 アメリカの乱入事件って、あれ儀式的に票を報告してただけなのね。それで裏切り者だ、吊るすぞって言われたペンス気の毒。

 昔から時々見てるブログの人が、熱狂的トランプ支持者になってるんだけど、今回の事件、さぞ喜んでるだろうと思ったら、あれは過激派民主党支持者の仕業だと書いててズッこけた。



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