10月11日(月)

 中間テスト中のいかなご「ものを覚えたけど出なかった」という経験をしたらしい。今まではそもそも覚えてなかったので、出てるか出てないか分からなかった模様。

10月12日(火)

 『世界ノンフィクション全集〈第28〉』を読み終わった。『アウシュヴィッツの五本の煙突』は、到着後の選別で子供達を失い、医者であるために病院で働いて何とか生き残った女性の体験記(同じく医者の夫は、死の行進で患者を助けようとして射殺された)。『白バラは散らず』はナチスに反抗を呼びかけたビラを配ったことでギロチンで処刑されたショル兄妹の姉妹の手記。『ダヴィドの日記』は、ポーランドのユダヤ人少年が、一家で村からゲットーに移住させられ、徐々に追い詰められていく様子を記載した日記(途中で途切れている)。『戦没学生の手記』は、日本の戦時中のさまざまな立場の人の手記や手紙をまとめたもので、当然と言えば当然だが、今と連続性のある暮らしを送っていて、身近さをひしひしと感じた。

10月13日(水)

 他国に比べて今コロナ患者数が少ないのは、たくさんいる高齢者に一気にワクチン打ったのと、移民が少ないので出入りが少ないからでは、と思った。

10月14日(木)

 「凄い、今度の首相は(会見で)何言ってるか分かる!自分が何を喋ってるか理解していそう!」と食卓で大人気。

 いかなごに「星と月がきれいなので見ろ」と外に呼び出され「あれは私が思うに金星」などと講釈されたが、あとで調べたら、月の近くの明るいのは金星ではなく木星、月の側の暗いのは土星な模様。

10月15日(金)

 最近、久しぶりに朝の通勤時に大型バスに囲まれるようになった。バイクとしてはなかなか気を使うが、今は嬉しい。

 珍しく子供ら2人とも夜いないが、別に酒を飲む趣味もないS君と私は、じゃあ夕食はカップラーメンで、みたいなことになる。

 部屋の片づけにより本が数冊出てきたが、どれも面白そうなので、きっと読んでるんだろうなあ、と思って調べたら、やっぱり読んでいた。

10月16日(土)

 うちのJCの修学旅行のお土産。弟にカロラータのコツメカワウソのぬいぐるみ。S君にウサギフィギュア。私にはハリネズミのフィギュアと柴犬のガラス細工。自分用に中二感漂う謎の生物のフィギュア(ガチャガチャで見つけたらしい)。友達と遊園地も買い物も宿泊も(修学とは?)たいそう楽しんだ様子。

 ついに娘にガラス細工を買ってもらえる身分に!柴犬可愛い!と喜んでいたら「ふふふ。貢いでおいて良かった」と言われた。

10月17日(日)

 コリア―『民主主義がアフリカ経済を殺す―最底辺の一〇億人の国で起きている真実』を読み終わった。イギリスの経済学者が途上国援助について語る。「所得平均が年2700ドル以下の国だと、民主主義の方が、紛争や内戦などの政治的暴力が増える」「選挙をしても、買収や脅迫による不正が横行して、誠実な人は当選しない」「民族的多様性が高い国は公共サービスが劣るが、民間レベルの生産性は向上する」「紛争後の平和維持軍の介入にはそれなりの効果があるが、それでも40%は紛争状態に逆戻りする」「天然資源への依存、人口が少ないこと、民族的多様性が高いこと、若者が多いこと、山岳地形が多いことは、暴力の可能性を高める」など。なかなか悲惨だが、こうやって一歩一歩進んでいかねば。

 自民党の立候補者の女性比率低過ぎ。やる気なさ過ぎ。

10月18日(月)

 寒過ぎ。

 急に寒くなったせいか、木乃がやたら熟睡してる。

 S君が銀行か何かに職業を聞かれて、「パートタイマー」「自営業」「主夫」「自由業」「役員」全部当てはまるんだけど…と悩んでた。

10月19日(火)

 耐えきれずにガス暖房つけた。

 こないだ利尿剤の自己調節をする96歳(内服は一包化してない!)という人がいて、もしかして人類は進化しつつあるのでわ、と思った。

10月20日(水)

 ショパンコンクールがyoutubeで生でやってるので、つい見てしまう。でも色々聞いた後にアルゲリッチ聞くと、やっぱりアルゲリッチ凄いわ。

 アレクサにショパンのピアノ協奏曲1番をかけて、とお願いしたら3楽章からかけるし、1楽章でと指定して言い直しても聞いてくれない。



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