9月1日(火)

 新学期だねえ。御入学おめでとうございます。

 いかなごさんの本日の出来事。休み時間に教室に出たゴを、生徒達だけで退治始末したらしい。「クラスの結束力が高いですから!(キリッ」

9月2日(水)

 えええ…三体の映像化、ベニオフとワイスなんだ。滅茶苦茶にされそう…。

9月3日(木)

 仕事中にオリンピックファンファーレみたいなのが唐突に聞こえてきて、なんだこれわ、と思ったら、ナースステーションでおじいちゃんがyoutubeで競馬見てた。

 テン・ブーム『わたしの隠れ場』を読み終わった。ラーベンスブリュックに入れられたオランダ人女性の書とのことで、エホバの証人かと思ったら、プロテスタントの人だった。著者は町中から頼りにされている時計店の家庭に生まれ、思春期に恋人になった男性が別の人と結婚したため、独身で時計修理士として家で働き、一家が普段から人助けをしているために、ユダヤ人を匿うようになり、ナチに捕まってついにはラーベンスブリュックに送られ、姉はそこで亡くなったものの、書類の手違いで釈放されて生還する。

 1900年代初頭の時計屋の暮らしや、病気に対する対処(糖尿病は発症が分かったら3週間で死亡、脳卒中は昏睡状態のまま数ヶ月寝かせておいて回復するかどうか待つ)が非常に興味深かった。それにしても、みんな神に従って生きるように教育されているせいか、ユダヤ人を匿っていた姉が、「これはユダヤ人か」とナチに聞かれて「そうです」と答えてしまったというのは、匿われていた方からすればとんでもない話だな。何にしろ、非常にお勧め。

 万歩はこういう本が普通に置いてあるから、定期的に行かねばならぬ。

9月4日(金)

 木乃はリードなしでも遁走することはなく、外でもお座りと言うと、隣でじっと座ってるような子なので、常に逃亡の機会を伺っていた前の犬に慣れていた身体には、天使のようなお利口さんに思える。

 ほんとに毎日毎日思うわ。ハイドロコロイド市販するのやめてくれ。

9月5日(土)

 もぐに「ちょっと買い物(大阪まで)行ってくる」と言ったら「マ、ママ、ちょっと買い物行くのに、後ろ髪がなんでそんなに派手なの??」とビビられた。いや仕事の時はいつもクリップで留めてますがな。

 で、大阪行って、普段は熊本県でしか買えない、作家さんの一点もののボタンを買ってきた。画像見て素敵だと思ったやつが、やっぱり素敵で、手に入れられたので嬉しい。展示会初日に行って良かった。

9月6日(日)

 もぐが星座の勉強をしている。「アルタイル」両親「イルカが来るところだな」(この会話、いかなごの時もしたな…)

9月7日(月)

 いかなご、調理実習があると機嫌がいいので、毎週調理実習して欲しい。

9月8日(火)

 フリーストーン『追憶のフレディ・マーキュリー』を読み終わった。フレディ・マーキュリーが死ぬまで、お世話係として勤務していた男性の回顧録。あまりにも誤植が多く、翻訳も酷いが、最初の登場人物紹介(フレディの彼氏、世界中に多過ぎ)と最後の登場人物紹介(ジョン・ディーコン「すべて終わって喜んでいる」)だけでも買う価値はあるかも。フレディはインドの寄宿学校出であるがために、身の回りのことを他人にしてもらうことに慣れていた、というのがなるほど、という感じ。

9月9日(水)

 もぐが学校の授業で、同級生に「コロナについて思うこと」のアンケートを取ったらしい。1位は「マスク嫌 50%」だったそうだ。

 こないだ第2子が生まれたばかりの職場の人が「昨日泣いている下の子を2時間面倒みていたが、何をしても無効だった。だから最後は放っておいた」「嫁が抱いたら2分で泣き止む。俺の2時間と嫁の2分が同等」と言っていた(笑)。どこの父親も同じ。

9月10日(木)

 青山智樹さんといえば、梅原克文事件の時によく…。

 近藤『ティンパニストかく語りき』を読み終わった。指揮者が結構適当だったり、マレットの選択が大変そうだったり。留学したドイツの語学教室の同級生の中国人と漢字で会話した話が面白かった。木星ってティンパニ2台なのね。



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