7月11日(土)

 いかなごさんが私へのサービスでピアノで「四羽の白鳥」を弾いてくれた(嬉)。

 記録荘園券契所、うん十年ぶりに聞いた単語だわ。

7月12日(日)

 野口『安政江戸地震』を読み終わった。関東大震災と異なり、直下型地震だったそうで、地区により被害の大小がくっきり分かれたらしい。私にはよく分からないが、都内在住の人は今後の参考にできそう。図版がたくさん載っていて、当時の被害を描いた絵が色々と正確なのと、直後にたくさん刷られたという鯰絵が超可愛いのが面白かった。それにしても、この地震でたまたま甚大な被害を受けた上に、この先も酷い目に遭い続ける会津藩主が気の毒。

 愛生会と南丹とJR高槻駅…。

7月13日(月)

 さすがにちょっと今回は、精神的にダメージでかい。高裁の判決だと「看護師は病院側に忖度するから証言は信用ならない」らしいので、毎回複数人で診察しようが、訴えられたらアウトやん。どうしろっていうのよ。毎日認知症やせん妄の人の陰部を何人も診ている私には全く他人事じゃないわ。

7月14日(火)

 いかなごさん「二次方程式の解の公式を間違って覚えていた」そうで、数学のテストで素晴らしい低得点をお取りになっていて目眩がしたら、横のS君「そうそう、アレ覚えられないんだよねえ」。お前か!お前の遺伝か!

 いかなごが試験休みにお化け屋敷に行きたいというので、S君といかなご、もぐが太秦映画村に行ってきた。貸し切りとは言わないまでも、ほとんど他の客がいなくて、手裏剣投げたりできて楽しかったらしい。私が気になっていたのが、お化け屋敷の人間が演るお化けはマスクをしているのか、だったが、していなかったらしい。私的には混んでて入場料が高いイメージしかないし(子供の頃行った)、最近は廃れ気味とは言えど、観光客多いだろうし、今までは行ってみる気がしなかったのだが、片道20分で行ける場所としてはそこそこ(S君談)だった模様。

7月15日(水)

 樋泉『「死体」が語る中国文化』を読み終わった。中国文化によると、人には魂が2種類あり、死ぬと1つは天に行き、1つは地に留まるらしい。留まる方の魂は死体の中にあるため、土葬にしてなるべく死体の形を保ちたいし、故郷で埋葬したいから華僑は中国に死体を送りたがるし、埋葬に適した良い日や良い土地を待ち続けて葬れない死体が山をなしたり、故郷に死体を送るために二人一組で天秤棒で死体を運んで疾走する商売があってキョンシーの元になったりするらしい。なるほど、だから『死者たちの七日間』や『大地』はあんな風になっていたのね、と納得すること多し。圧倒的に人口が多いから、死体も多くて処理に頭を悩ませる(土葬していたら耕地が足りない)と。中国に対して見下すような書き方なのが気になった以外は面白かった。中国のあの世は皇帝と官僚に支配されているらしい(嫌)。

 未だに楽譜が読めないもぐ。新曲に進むと、一人でネットで動画探して、聴きながら練習するようになった。違う能力が身に付いている(笑)。

7月16日(木)

 仕事から帰ったら、いかなごがすももの種飲み込んでるし、一昨日帰宅途中に傘失くしたとか言い出すし…(疲)。

 あと30年は段位で呼ばれる藤井君を見られないんだろうな。

7月17日(金)

 昨日10時間寝てしまって、職場で病気なんじゃなかろうか、と言ったら、大丈夫、みんなそう、と言われた。

7月18日(土)

 病院の面会禁止は結構大変で、90代の仲良し夫婦が死に目に会えないとか、ターミナルだけど家族と会う時間が短いから入院しませんとか(一応病状に応じて配慮してはいるんだけど)、毎日の面会・差し入れ・洗濯が生き甲斐だった長期入院患者さんの妻が、認知症一気に進んで転倒して入院になったりとか…。

7月19日(日)

 テン君の命日とブライアン・メイの誕生日が今日なのね。

 マイナー科の2人派遣の地雷率の高いこと。上でも下でも病んだ人いる。

7月20日(月)

 S君やいかなごは、嫌な出来事があっても、楽しい出来事があると相殺できるらしい。私は可愛い犬や子供らがそばにいても、娘の英語の点数がクラス最低だったら、もう生きていくの嫌だわ。



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