6月11日(木)

 川崎富作先生、職場で話題に。

 御遣い物を買いに鶴屋吉信に行ったら、広い店内に他に客が一人もいなくて、がらーんとしていた。バスツアーの観光客が続々と入って行って、いつもごった返していたのにね。

 最近、毎日極悪非道なことを3つは仕出かすもぐが、今日はとっととやるべきことを済ませたというので、木乃の散歩中に褒めたら、周囲を見回して誰もいないことを確認してから抱きついてきた。

 ちなみに今日のもぐはマスクと靴下と箸を忘れて学校行った。箸入ってない箸箱持たせたのは私ですスイマセン。

6月12日(金)

 体操服と絵具セットとリコーダーと水筒と箸入った箸箱と体温表と音読表を持って、靴下はいてマスクしたもぐが朝学校行った。

 今日ももぐの素行に苦しむ一日。でも可愛いタコのガラス細工getしたからいいんだ…。

6月13日(土)

 朝いかなご「靴下がない」→タンスの中を発掘→無傷の靴下9足発見→ところが、もぐの夏用靴下が3足しかないことが判明→同じ柄の黒靴下を9足注文。もう片方だけの可哀想な子は発生させぬ。

 木乃の毛刈り終了(協力:いかなご)。

 藤原『餓死した英霊たち』を読み終わった。「太平洋戦争で死亡したと言われる日本軍230万人のうち、140万人は餓死関連死」ということで、ガダルカナルで、ニューギニアで、フィリピンで、ビルマで、南方の孤島で、いかにして大本営が立案した精神論に重きを置く兵站無視の作戦で、日本の兵隊達が死んでいったかを語った本。基礎知識がないのでgoogle map片手に読んでいたが、ガダルカナルってこんな東にあるのね。本州の2倍以上の面積のニューギニア島の地形を考えず、密林に馬を連れて行ったり、高山を縦断させようとしたとか、空軍で飛び飛びに要所を押さえてくる米軍のせいで、後方に置き去りにされて、補給は来ないが降伏もさせてもらえず、餓死するしかなかった部隊多数とか、過去の作戦に失敗したのに、なぜか再登用されて同じ様に大量の死者を出す大本営首脳陣とか、もうとにかく日本軍酷過ぎ。

6月14日(日)

 「今必要なこと」以外のことをやろうという気力が出るまで、丸1日休まんといかんので、週休3日は欲しいなやっぱり(当直抜きで)。

 蔵書を処分する人の家に行ってきたS君が段ボール持って帰ってきた。『○○日本遠征記』という書名が見えたので、手に取ってみたら、ペルリだった。

 予定表には良いことを記載する方が良いよ、と幼稚園の先生に言われたので、頑張って良いことを書くようにしているが(「姉のメガネを発見した」とか)、それでも毎日もぐを叱ることだらけなのであった。なぜにあれほど、愚かなのに人の言うことを聞かずに、自分のやりたいことだけに邁進するのだろうか。

 姉も小テストで3回連続10〜30点という凄い成績を叩き出しているが、それでもティッシュ入れたまま洗濯物を出し続け、日曜夜に給食エプロン差し出すもぐよりは安心感がある。

6月15日(月)

 朝、近所の塀に止まったカラスが、ずっと口開けたまま辺りを見回していた。いかなご「カラスは2匹いると1匹はずっと見張りしてるんだって。だからあのカラスは見張り中で、でも近くに美味しいものがあるから『美味そうだな、じゅるり』って口が開いてるんだよ」

 永明父さん、流石。

 忠臣蔵、アニメ化したら、たちまち息を吹き返しそう。十年に一回ぐらいリメイクして。しかし「大森望の子供なのに本読まないのか」と言われるとは大変。

 ワンポイント靴下の定義難しい。ニューバランスとピューマの靴下買ったのだが、私的には、NBはアルファベットがくっついてるからワンポイントでいかなご用、PUMAはアルファベットくっついてない上に、ピューマの絵も入ってるからもぐ用、のつもりだったが、S君は「ロゴがついてるだけの無地がワンポイント」とおっしゃる。

 ついにうちにもアベノマスクがっ!

6月16日(火)

 いかなごによると、帰りの電車はまだ少し空いているらしい。

 あやふや文庫さんに以下を掲載してもらったが、全くレスがつかない(悲)。助けてください。
 『35年ほど前に、小学生用の国語の問題集(中学受験向け)で読んだ小説のようなものを探しています。主人公の中年男性は、息子を厳しく育て、息子は「寿司を腹一杯食べたい」という理由で、寿司職人の修行に行きます。男性は給料の大半を親に仕送りするという条件でそれを認め、そのお金で息子のために山林を買っています。男性は妻と共に息子の様子を見に行き、妻は息子にお小遣いの紙幣を渡そうとして男性に叱られます。息子は笑って断り「ちゃんとやってるから大丈夫」と言います。』

6月17日(水)

 PTA活動、今年はほとんどやらないらしい。そりゃ夏祭りもコーラスもバレーボールもできないものね。やりたくない人にとっては非常にめでたい。

 クラス揃っての活動にはあまり興味を示さないいかなごだが、部活で集合がかかるときっちり行くところが可愛い(LINEで連絡来るらしい)。

 いかなごさん、一度だけテスト中にゾーンに入ったことがあるらしいが、それが「塾のどうでもいい国語の小テスト」の時だったそうで「実に無駄なことに使ってしまった」と嘆いていた。

  6月18日(木)

 職場で看護師さんに「兄弟何人ですか」と聞かれたので、一人っ子です、と答えたら「え、そうなんですか?弟いそう」と言われた。いつの間に姉キャラになったんだ、私。

 木乃が物凄い勢いで私の横で寝ていたソファから降りて、台所のS君の足元に行ったので何かと思ったら、S君が人参剥こうとしていた。S君がピーラーに手を伸ばす前にソファから降りていたが、一体何でこれから人参の皮が貰えると判断しているのか(謎)。

 いかなごさん、創作が好きらしい(携帯で書いてる)。創作に全く興味のない両親から、よくそんな娘が生まれたものだ。

 ジャイアントコーンのラズベリー味が美味し過ぎて動けない(衝撃)。

6月19日(金)

 いかなごが私服で学校行く悪夢を見た、とS君に言ったら「人を悪者にするのか」と言われた。

 こないだ他科の先生達が「今来た人(患者さんに)誰が(緊急オペを)やるか知ってる?」「知りません」「You and I」という会話をしていた(特にオチはない)。

 久しぶりに喉が痛い。

6月20日(土)

 子供の頃、両親の趣味モデルハウス巡りによく連れていかれて、インテリアとして置いてあった『ローマ帝国衰亡史』を読んだ覚えがある。今なら携帯あるから、連れていかれても暇じゃなくていいなあ。

 昨日から鳥取と島根の形の見分けについて悩んでいたもぐ、案の定社会のテストで、鳥取の形見せて何県ですか、という問題が出たらしいが、「大きい方が島根」と覚えていたもぐ「大きいのに!なんで鳥取なの!」(いや縮尺というものがあってだな…)

 横からS君「島根には宍道湖があるだろう」。残念、鳥取にも似たような位置に小さいけど湖があるのでした(湖山池)。

 いかなごさん、英語のテストの点数が悪過ぎて、先生に相談に行ったら「なんで悪いんだろうねえ」と悩まれたらしい(なんじゃそりゃ)。

 ちなみにS君が「じゃあ僕がやってみる」とはりきって解いたら、いかなごの1点下だった。



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