5月1日(金)

 毎年家庭訪問に合わせてエイヤッとこたつあげて、家庭訪問の時は肌寒いけど、数日で暑くなるので、今年も例年並みか。

 一昨日イラついたもぐに腰を蹴られ、昨日から歩くのが困難なこともあり、「あの暴力を振るう親の言うことを欠片も聞かない成績の悪い弟をどうにかしてくれ」と姉に愚痴ったら「それは姉の仕事ではないと思うぴょん」「暴力というが、半分はママさんの身体が弱いのが原因ぴょん」と流されるの巻。

5月2日(土)

 午前中に、軽く玄関周りの掃除。午後から一家で御所散歩。森林浴しようと思ったのに、南に行き過ぎて草原浴になってしまった。御所も空いてた。以前はブルーシートひいた中国人観光客で溢れてたもんな。いかなごは花輪作りを練習していた。

 映画二本見た。『将軍様、あなたのために映画を撮ります』は、金正日時代に北朝鮮に拉致された韓国の女優と映画監督のドキュメンタリー映画。映画監督が浮気して外で子供作って、それが原因で拉致時には女優と離婚していたけど、北朝鮮でまた一緒になって再婚するところとか、待遇はそれなりだったが勿論機会を見て脱出したところとか、何かもう非常にどんよりした。

 もう1本は『サウルの息子』。主人公サウルはゾンダーコマンドで、なぜか特定の男の子の遺体を正式に埋葬しようと必死でラビを探す、というストーリーなのだが、その行動に巻き込まれて何人も死ぬし、委託された大事な火薬は失くすのに、周囲はサウルを大事にするのがナゾで、彼には何か特殊技能があるのか、それとも既に狂っていて、周りはそのことを知っているから生暖かく見守っているのか…と、ひたすらイライラさせられる映画だった。視点が主人公のすぐ傍で、一緒に走っているように感じられたり、強制収容所のえげつなさ、混乱ぶりが良く分かるのは凄い。たぶんイライラさせるのが目的の映画なんだと思う。

 いかなごが小3の時に、ストレス解消にノートに悪口を書かせていたのを思い出して(見返したら、もぐの悪口ばかりだった)もぐにもやらせてみたら、姉について「勉強以外のび太」「走るの遅い」「良いところは一緒に遊んでくれるところだけ」と書いていた。普通にいい姉じゃね?

 PCR、スンナ派とシーヤ派がいるのね。私はそれほど信頼できる検査でもないので、医師の指示で、検査する人が疲弊しない程度に積極的にやればいいんじゃない穏健派。てか、PCRやったことある人なら、大量検査なんてどれほど間違えやすくて神経使うか分かると思うんだけど。

5月3日(日)

 今日は居間の掃除を少し。

 こないだ、最近引っ越しした娘さんを持つ断捨離している看護師さんからもらったマルチメーカーを使って、いかなごが鯛焼きを作成。餡子がなかったので、中身は求肥。

 地蔵盆て究極危険行事じゃね。近所の年寄りと子供をおびき寄せて、わざわざ狭い場所に密集させて、流し素麺だのスイカ割りだの数珠廻しだの。

 今日は『ヒトラーを欺いた黄色い星』を見た。ベルリンで潜行して生き抜いたユダヤ人の映画。4人の話が代わる代わるなのと、本人も出演して当時の状況を語るので、映画というより、ドキュメンタリー番組みたいな感じ。証明書の偽造してるのに、作った証明書を間違って燃やしたり、バスにかばん置き忘れたりする、うっかりエピソードが凄い。密告者シュテラも出てきた。

5月4日(月)

 今日は台所の掃除をば。

 午後鴨川に行って、木乃は希望通り川の中に入ったので(←鴨川行くたびに入りたがる)、帰宅後風呂に直行して洗われ、今はバラの香りがする犬に仕上がってる。付き添っていたいかなごによると、鴨に近づこうとして深みに嵌ったらしい。鴨猟犬にはたぶんなれない。

 給付金最短で8月って言われて、さすが現政権、酷過ぎやな、と何の疑問も持たなかったが、まさか言い間違いだったとわ!あと、毎回思うんだけど「スピード感」じゃなくて「スピード」を持って対応するんじゃないのか。

 今日は『THE PROMISE/君への誓い』を見た。アルメニア人が虐殺が背景だが、ストーリーはダブル不倫かよ、ヒーローのアメリカ人記者どんだけ酷い目に遭うんだよ、おまけに最後は女が死ぬんかい、と突っ込みどころだらけだった(わざとそういう風に作ってあるらしい)が、女優さん可愛いし、実際にアララト山からフランス軍が4000人のアルメニア人を救出していたらしいと知れたのは良かった。

5月5日(火)

 今日はもぐの魔窟の整理をして、机を使えるスペースにした(疲)。
 図書館、閲覧はいいから予約貸出だけ早く再開してくれないかなあ。

 日々休んでいると、激しく仕事行きたくね。私も在宅勤務がいいなあ。

今日の虎の教え「いいですか、持つべきものはamazonのクーポンが来た時に本を買ってくれる夫です」
いかなご「分かった、クーポンが来た時に本買ってくれる夫ね」

 『ハンナ・アーレント』を見た。アイヒマン裁判傍聴レポートの「凡庸な悪」事件について描いた映画。チェーンスモーカーぶりが凄過ぎてそればかり目がいったのと、映画的表現だとしても、「アーレントの発言を非難する大学幹部3人」対「アーレントを崇拝する学生達」の対比が不気味だった。名前しか知らなかったが、ハイデガーと不倫関係だったのね。

5月6日(水)

 「学校の授業は退屈」派の姉父母からしたら驚愕だが、もぐは小学校の授業が楽しいらしい。「まず、体育が一番楽しい。算数は自分の意見を言えるから楽しい。国語は物語を作れるから楽しい」まあでも、大量の時間をただ退屈なだけで過ごしていた(る)姉父母と比べれば、もぐは得な人生かもしれない。私が退屈じゃなかったのは、高校生物と教養の『資本論』読んだゼミぐらいだわ。

 カレーライスはなるべく食べたくないが、カレーうどんは大好き。カレーとパンなら好きだし、私は大好きな白米にカレーがかけられるのがたぶんイヤなんだな。

 うわー、やめて。 それ着ろってか。あんまりだ。うちの職場でも近くの病院に送るやつ作ってたけど、子供にやらせるって何なの、良心ないのか。

 ああ、正式発表出たのか。。>トゥルさん移籍。

 S君が「今から明日配信の分作るから」とか言ってて、夫がYoutuberになった感。

 へえ、研修医で鬱になる人そんなにいるんだ、私のお友達たくさんいるのね、と思ったが、今から考えたら、あの労働環境では鬱になるの当たり前だわな>朝7時から夕方5時まで患者さんの応対して、そこから午前2時まで勉強とか。

 『ヒトラーの贋札』を見た。強制収容所でポンドとドルの贋札を作らせたベルンハルト作戦が主題の映画。フィクションっぽく天才贋札作りが主人公で、音楽もおしゃれで、贋札の製造を遅らせたブルガーが、実は生き残って映画の原案を出した人と、すかっとした作りにしている。

5月7日(木)

 職場での話を総合した結果「GWの京都はみんなめっちゃ外出自粛してた」という結論に。で、家ん中でみんな掃除とか料理とか断捨離とかしてた、と。

 これだけ自家製布マスクしてる人が溢れてるのに、数か月後にアベノマスク届いたら、感情の出口なくなりそう。

 もちろん、ちゃんとしている人もいるんだろうけど、うちも置き鍼後で、入院&治癒まで数ヶ月かかった症例を丸投げされたから、鍼には警戒心しかない。

 くっそ、いかなごの音楽の課題に付き合ってたら、23時過ぎた。なんで短調の音階に種類があることを教科書に明記してないんだよ。私も調の話サッパリ分からないのに、なんで今さら(バタッ。

5月8日(金)

患者さん「主人に、こんなんできたらみんな死ぬから、早く病院行って来いって言われて。こんなんできた魚は絶対死ぬからって」
私「いや魚類のことは分かりませんが、人類では死にませんねえ…」

 これにしてれば分かりやすくて良かったのに。でもたぶんこれだと、血で血を洗う争いが…。

 前触れなく突然来るという噂のメルカリのクーポンが来たので、ずっと躊躇っていた高い布でも買おうかと思ったが、それで貰えるポイントで何買うんだろ、使用期限が短いが、特に欲しいものもないし…と言ったら、いかなご「ガラス細工買えばいいんじゃない」。そ、それは良いアイデアだが、欲しいもの多過ぎて、運営の思うツボじゃねえか、おい。

 てことで、メルカリでガラス細工検索してみたら、何か分からないナゾの物体が多数出てきて、お腹痛い。

私「私、ガラス細工だけには厳しいのよね。出来の良い好きなものだけを家に置きたい」
S君「厳しいのは子供の成績にもだろ」
私「分かった。子供の成績とガラス細工だけには厳しい」
S君「どれだけガラス細工に厳しいか、想像できるというものだ」

5月9日(土)

私「イカの足のことをゲソっていうの」
いかなご「ああ、だからイカの怪人はゲーソゲソゲソっていうのか」

 はい、stay healthyしてbe carefulします(素直)。

 目薬差す時に口を覆うと眼が開きやすいよね。

5月10日(日)

 リトル・リチャードが亡くなったのね。R.I.P.

 いかなごともぐは延々と押し潰し合いをしたり、延々と一緒にマイクラしたりしている。よく飽きないな。マイクラしながら「さっき殺してレベルを奪った補償にジャガイモをよこせ」「無理」などと言ってる。

 やっぱり夏にコート作るのは難しいな。試着のためにセーター着るのが暑過ぎる。



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