8月11日(日)
やっぱり京都暑いわ。岐阜も同じような温度だったけど、全然違う。
お世話になったT邸から帰ってきたカントが、飛騨土産の草をもけもけ食べてる。
同じこと3回教えても理解できないもぐに疲れ果てて、いかなご先生に委託。「まず解いてみろ」「お前、自分がやってること、カケラも分かってないな」(そうなんですよ…)「お前のような愚行を犯すやつにはまず…」もぐ「愚行って何?」…まず国語辞典を引きに行く姉弟。。
S君「あ、電気のリモコン、こっちに置いといて。そしたら、アレクサが電気つけてくれるよ」……手動アレクサ…。
ちょ、ファイアートーチの噂は聞いてたけど、何これ。危険度のレベルが違う((( ;゚Д゚)))
愛知に住んでなくて良かったわ。強制の学校もあるとかあり得ん。え?え?て言いながら火傷するいかなごが目に浮かぶ。
運動が嫌いな理由を昔に遡って考えてみた。
・運梯→幼稚園で上に登らされ、恐さのあまり立ち往生して怒られる。掴むと、すぐ落ちて進まない。
・鉄棒→チビなので、一番低くても高い。足掛け回りが、膝の裏(アトピーでびらんあり)が痛い。
・登り棒→全く登れないので、何が面白いか分からない。
8月12日(月)
陶山昇平『薔薇戦争』を読み終わった。スマホ片手にぐぐりながら読むと、なかなか分かりやすくて良かった(少なくとも応仁の乱よりは)。著者が法学部卒で、イギリス留学も総務省の仕事の一環らしいのがナゾ。
もぐは宿でやったキャッチボールがそれはそれは気に入ったらしく、家でもしきりにS君にねだっているが…この辺では、明るい時間に外で動けるような温度にはなかなかならないのだ…7時前に2人で出ていったが、今日は体感それほど暑くないものの、まだ32℃。
腋窩と腹部と手足中心に木乃の毛刈り。ちょっとは涼しくなるかな。右腕に角化性腫瘍を見つけてしまった。もう五歳だからなあ…。
8月13日(火)
外来最高記録を更新。70人越えって一体…。しかも廊下で患者さんに捕まって時間外受付とか。他科の先生が患者宅に電話して時間外受診とか。
よくなりかけてた腰痛が、病院行ったので一気に悪化。
しばらく前から、もぐがピアノで「(ドレミファソファミレ)Cメジャー、(ドレミファソファミレ)ハ長調…(続)」というお経のような音階掛け声付き練習をやっていて、とても可愛いのでお気に入り。
そのもぐ、最近やっと「ピアノ習ってます」的なレベルになってきた気がする(相変わらず楽譜は読めないけど)。
私「木乃、寝るよ」
木乃 (尻尾振る)
私「まあ、尻尾振るなんて天才だねえ。我が家で尻尾振れるのは君だけだよ」
S君「それしか能がないからな」
8月14日(水)
もぐが「ほうろうって何?」と聞くので、ぐぐりながら「ガラスみたいなもので鍋とかを覆って…」と説明したのに、「放浪」のことだった…。
最近、歳とったせいか、木乃がパグみたいな顔をする時があって、一層可愛い。
以前からヤバいと思ってた後輩、患者さんが理解できない専門用語で説明しまくる、薬品・装備を無駄使い、一言多い患者さんとあっさりバトる、とやらかしまくっていた。まだ若いからこれから変わるかもしれないけど、こういう柔軟性のないタイプは面倒。
既に大きな交差点だとバイクで危険感じるほど風強い。
8月15日(木)
S君「今日の午前中のもぐは珠のように賢かったぞ」
私「今も珠のように賢かったよ」
S君「たまたまか!」
もぐ「暴虐の姉」
いかなご「よい響きだ…」
むっちゃ久しぶりにルート取った(うちは基本的に看護師さんがやってくれるのだ)。
大量に出血した人の処置してたら、見ていた看護師さんが気分悪くなって、先輩看護師さんに「外科系なのに」とか言われてて気の毒だったので、「私もよくなるし…」と言ったら「先生は大丈夫でしよ」と言われた。なんでやねん。ムンテラでワゴるほどか弱いのに…。
8月16日(金)
結局火曜日と変わらないぐらい仕事忙しかった。お盆はダメだ。
S君「今日のもぐはダマのように賢くなかった」
私「……」
S君は何十年経ったら、送り火は七時半からではないことを覚えてくれるんだろう…。
8月17日(土)
女子中学生達がいかなごの部屋でキャーキャー言ってる。今日も薄めた紅茶を供してみた。
食事時に常にドラえもんがかけられるのに飽き飽きしていたので、何か他のものを、と訴えたら、アマゾンプライムのけもフレを見ることになって、一家で驚愕してる。なるほど。
阿部『目明し金十郎の生涯』を読み終わった。江戸時代に警察の手下的なことをしていた半分ヤクザみたいな顔役の仕事についてまとめた話。庶民が1人村から出奔しただけでも、捜索隊が出されて(必ず親族同行、旅費は自腹)、探したけど見つからないこともよくあったり、何か違法行為をしても、寺に逃げ込んだら寺が匿ってくれてお咎めなしになる慣習があったり、隣の藩の警察が自藩の領地で犯罪者に縄をかけたら大騒ぎになったり、出稼ぎに行ったと思っていたら、実は隣の藩で足軽やってる農民がいたり、顔役に芝居興行を許可することが給料替わりになっていたり…結構下の方の役所は、妥当な、というか細かい気遣いで支配してるけど(ティーンエイジャーの違法行為は見逃したり)幕府や藩は厳しいこと言って来るし、かなり生き辛そうな世界だなあ、と。あと、みんな博打やりたがるんだけど、その博打人口は今何やってるんだろ。パチンコ、競馬、競艇、競輪、賭け麻雀だけで吸収?それともガチャ?
8月18日(日)
8時過ぎに家を出て、9時半琵琶湖着、11時に引き上げ開始。買い物して、昼ご飯食べて、14時前に帰京。
もぐ「たのしー!」
私「良かったね」(日差しで半死)
途中でS君がパラソル持ってきてくれたのでやや回復。いかなごは1時間半でギブアップ。
スーパーの地蔵盆用品コーナーに地蔵エプロン売ってた。小サイズで650円。布地量を考えると高い。
新潟から枝豆3袋が!早速茹でたが、生産地ごとに味が違う。甘いのと味が濃いのと普通の。もぐは甘いの、S君といかなごは普通の。私は味が濃いのが好き。美味しいものを大量に食べるという経験があまりなかったので幸せ。
枝豆の一部を冷凍するのに、S君が冷凍庫開けてくれた。出されたもの→破竹・高菜・明太子…(S君の伯父宅からいらしたもの)。
木乃をいじくりながら、犬臭くない…これでは満足できない…とブツブツ言ってたら、迷惑そうな顔をされた。
いかなご「そりゃ酔っ払いのおっさんに絡まれたら迷惑だろ」
私「適切過ぎて悲しい」
いかなご「自分の娘が適切な表現を使えるようになったんだから喜びなさいよ」
私「……」
8月19日(月)
旅行中にウサギ雑貨屋に行った時、いかなごがブレスレットに興味を示していたが、すぐ壊れそうな割に高かったので買わなかった。ということで、その代わりにウサギチャーム(楽天1個150円×3個)とセリアのアクセサリーパーツでブレスレット作って、いかなごに渡したら「これは良いものですね」と喜んでた。
で、いかなご→ブレスレットは似合う、アンクレット似合わない(外果が出てないので引っ掛からないみたい)、私→ブレスレット似合わない(というか腕は太いのに、手首だけ細いのですっぽ抜ける)、アンクレット似合う、ことが判明。色々あるもんだな。
赤ちゃんもぐが、姉にだけブレスレットが与えられたのを見て、弄くろうと手を伸ばした。いかなご「これはママが、ウサギと黒ビーズで私用に作ってくれたものだから、もぐも中学生になったら自分の趣味に合うものをママに作ってもらおうな」……ドクロブレスレットとか?!(ドキドキ)
8月20日(火)
いかなごの英語の宿題の丸付けをして、夏休み中どれだけ非効率的な勉強をしていたかが判明。もう中1だから放っておくべきなのか、まだ中1だから最初にチェックしておくべきだったのか、悩ましい…。
というか、毎日少しずつ丸つけしろよ(これも言っておかなかったこっちが悪いのか…)。というか、なんで丸付け後のやり直しが予定に入ってないんだ(これも言っておかなかったこっちが悪いのか…)。