8月1日(木)

 もぐ、学童で将棋やっていて、横でやっている4年生が穴熊使うのを見て、メモって帰ってきた(笑)。

 39℃予想でも去年経験したので驚きはないさ(ふっ)。でも暗い時しか外に出られない木乃が可哀想。

 私に言われてツムツムをはじめたS君、最初のガチャでブライアンを出して、私やる気をなくす。

 ヴォルゴグラードが東京なら、ロストフ・ナ・ドヌー奈良県なの?!(『独ソ戦』が届いた)

 生まれて初めてゲームに課金してみた。ロジャー出た。

8月2日(金)

 てことで、フレディとブライアンもゲット。2日で色々なことを学んだ。ツムツムのことだけじゃなくて、ラインやグーグルペイ、ポイントサイトの使い方、忘れていた確率の計算方法まで。

 ツムはブライアンが一番やりやすい(たぶんWWRYの速度がちょうどいい)。しかし生身だと、大量生首で怖いな。私なんでこんなにおじさん消してるんだろ(我に返る)。日本人ヤバいと思われてるんでは。

 夕方、いかなごに矯正用品を届けて、歯医者まで送って、帰って来るお仕事。なんとか死なずに終了。

 雨が降っている(シャム双生児風に)。

 弟が出来が悪過ぎて、どんどん教え方が上手くなる姉。「もぐ用基礎まとめ」(「全体の重さは、一つ分の重さ×個数」とか)が作られている。

 この年齢になっても、毎日のように 「名前なんて読むんですか」 「綺麗な名前ですね」 「何か特殊な関係のご出身ですか」 「いいえ。適当につけたみたいです(←事実)」 て会話してると、ほんと疲れるわ。

 姓が変わって嬉しかったのは、それまで上も下も珍しくて、公衆の面前でフルネームで呼ばれると周りに反応されていたのが、改姓後は上だけだと全スルー、フルネームでも反応まではされなくなったこと。名字だけだと全スルーの楽さは、今でもほんと嬉しい。

 いかなごさんが、疲れたから居間のソファーで寝るとゴネるので、採ってきたばかりの草をウサギのケージに入れながら「ほうら、今すぐ二階のベッドに行かないと、このウサギから草を取り上げるぞーこんなに欲しそうな目をしてるのに可哀想にー」とやったら「悪魔!」と罵りながら二階に行った。

8月3日(土)

 サクラクレパスのロゴがついた可愛い半ズボンをもぐ用に買ったら、もぐ「こんな可愛いの無理。僕にはプライドがある」とか言い出した。仕方がないから、パジャマとして家の中で使用していただくことに。

 運動が得意な先輩が「浪人して大学に入って、運動得意な奴なんていないだろうと思ったら、ゴロゴロいて、何でやねん、と思った」と言ってて笑った。運動興味ないから気にしてなかったけど、全国レベルのコンペで優勝レベルで楽器弾ける人とか、家が金持ちで顔も性格もいい人とかなら確かにいたな。

 いかなごと「オットセイ・アシカ・アザラシの真似」研究中。これは上手くやれば、持ち一発芸として使えるのではないか。

 もぐにテストの過去問をやらせて、観察して、やり直しさせた結論→ヤツは集中力が15分しかもたない。なるほど、だから20分のテストでは平均点取れても、30分のテストは常にボロボロなのか。

8月4日(日)

 13時過ぎにもぐの友達が突然ピンポンしてきて、もぐはその子のうちに遊びに行った。この暑さの中、いるかどうかも分からない友達の家に凸してみる9歳児凄いわ。

 いかなごがなろう小説読んでるんだけど…。

 大木『独ソ戦』を読み終わった。軍事史では、今までたくさんデタラメや偽書みたいなものが流布されていて、最近出て来た資料で覆されつつあるのね。ドイツもソ連も失敗に次ぐ失敗で、でもソ連は後半は作戦術が優れていたらしい。作戦ごとに概観できるのと、さっと軽く読めるのがいい感じ。

8月5日(月)

 朝7時。
 もぐ「ラジオ体操行く」
 私「もう暑いからやめとき」

 え、チーズとカバオとかまめしどんがジャムおじさんに…。

 S君がいかなごに「奥さまは魔女」英語版を見せて、いかなごが意味が分からない、と怒ってる(笑)。私なんか日本語版見ても分からなかったよ>なんで魔女っぽいおばさんが乱入してくるのに、奥様が魔女なのか。

8月6日(火)

 夏休みの旅行先のことを調べていて、ふと思いだしてアルバムを見たら、20年前にS君と行ってたことが判明。チケットは一緒に貼っとくもんだ…。

 いかなごがもぐを教える時「そんなことはあの塾では許されない」と塾ルールを教え込んでいるのがじわる。親が忘れていることが多いだけに、先輩は有用そう。

8月7日(水)

 ダイアモンド『歴史は実験できるのか―自然実験が解き明かす人類史』を読み終わった。歴史は実験できないから、条件揃えてデータ比較解析した事例を集めてみました、という面白い本。アフリカで、奴隷をたくさん連れて行かれた地方ほど今でも発展していないことを示した事例や(船に乗せられた奴隷の数と民族名が明記された書類が残っているらしい)、イースター島は巨石構造物を作るために森林破壊をやり過ぎたんじゃなくて、他の島でも巨石構造物作りまくって森林破壊したけど、イースター島が一番大陸から離れていて、風によって運ばれてくる塵や灰も少なく、条件が悪くて環境が戻らなかったことを示した事例が面白かった。あと、植民地はみんな似たような段階を辿って発展する、というのも。これ、アオイさんのお尻さんがやってるやつだよね。

 今朝から腰痛くて死にそうなのだが、S君も痛いらしく、数日前に悪もぐを外に放り出したのが原因ではないかと…。

8月8日(木)

 3時に起きて、夏の旅行に出発成功。4時までに高速乗ったら30%引きらしい(主目的は暑さ除け)。

 車中での話題:お札の絵はドラえもんやピカチュウにしてはどうか。霊が多いのは、非業の死が多かった場所か、それとも累積死亡者数が多い場所か。日の出はいつか?(5時だった)

 8時過ぎに高山の観光地区に着き、店が開くまで川沿いの朝市を見に行ったら、川に錦鯉と鴨がいて、朝市で鯉のエサを売っていた。鯉を見に行ったいかなごに「エサ売ってるけど、いる?」と声をかけたら、ここ1年で1番位いかなごの目が輝いた(笑)。

 昭和館に行きたいというS君にもぐを預け(将棋指したり、オルガン弾いたりして楽しかった模様)、私といかなごはウサギ雑貨屋さんへ。一点モノの高価なものが多かったが、全面ウサギグッズに囲まれたいかなごは幸せそうだった。ガラス工芸作家の作品展もやっていて、いかなご用に髪ゴムも購入(「私、血のような赤が好きなの」だそうだ。ごめん、母には梅干しに見えた)。

 その後も周囲の雑貨屋巡り。いかなごは雑貨屋が好きらしく、足手まといなしに可愛い娘とおしゃべりしながら雑貨を見て回れるなんて、これ何の天国(幸)。古民家改造系の店が多くて、床がギシッと鳴る度に「だ、大丈夫なの?」といかなごが怯えるのが面白かった。

 ウサギ雑貨と猫雑貨の店はあったが、犬雑貨の店はなかったな。あと、アルパカとリュウグウノツカイとチンアナゴ(のガラス細工)を買った(満足)。

 もぐ&S君と合流し、喫茶店で子供たちはモーニングのパンケーキ、私とS君は肉肉しいハンバーガー(美味しかった)を食べて、昼前に高山を退散。平日のせいもあるのか、やたら外国人観光客が多かったのにちょっとびっくり。それも白人が多い。朝市にも英語対応する店があったり。

 そこから2時間ほど移動して宿についたが…本気で山の中で何もない。宿の目の前は数年前につぶれたスキー場の斜面で、宿に泊まってるのは、オンシーズンは住んでるのではないかと思うような(食堂にmy焼酎キープしてた)鮎釣りのおじいさん達が多かった。

 附属の漫画図書館は(←これが目的)2階建ての図書室みたいな感じで、置いてあるソファがなかなか寝そべりやすくて快適。

 S君は、買ってきた水で氷作っていた。常に氷を入れたダイエットコーラを飲まないといけない人は大変だ。

8月9日(金)

 7時には朝ご飯食べて(もぐは慣れぬ和食に四苦八苦)宿を出て、廃線になったレールの上を自転車で走るというアトラクション現場へ。同意書書いて、説明聞いて、ヘルメットかぶって、サイドバイサイドの自転車にS君と私が乗り、子供たちは間に設けられた台に座って出発。

 10グループぐらいのパーティで進み、二駅分走って折り返して戻って来る。ガッタンガッタン言うし、トンネルの中真っ暗だし、なかなか面白かった。前後にはバイク走行のおじさんが付き添ってくれるし、折り返し地点ではきゅうりかトマト(&塩)のサービスがあり、自転車も電動なので私でも大丈夫な位の力しか使わなくて快適。二駅分だけなのが残念な位だったが、まあ1時間だしそんなものかも。あと、9時の予約なので暑いぐらいで済んだが、午後はかなりしんどそう。

 売店で少し休んでから、カミオカンデの宣伝教育施設がある道の駅、スカイドーム神岡へ。これが無料で、涼しくて、子供が楽しめるゲームから、説明してくれる人までいて、なかなか凄かった。茨城から打ち出した人工ニュートリノを検出したりしてるのね。しかし、研究者がこの近くに常駐している必要はあるんだろうか。

 近くのバローズ(何でも揃っていた。周りが工場だらけだからかな)で食糧品を買い込んで(ここから宿まで、もう店はない)宿へ。私は『大奥』を最新刊までやっと読み終わって、青池保子『アルカサル』に取り掛かったが、漫画読むのトロ過ぎて、全然進まない。

 もぐは相変わらず私に腰巾着しているが、もう女風呂には入れないので、風呂もプール(宿には小さな流水プールまである)もS君が引き受けざるを得ず、かなり楽チン。

 いかなごに「下駄箱にカマドウマがいる」と教えてもらった。ググったが、ここまで不愉快な生き物も珍しいな。

 夕方から、昨日に引き続きS君&もぐはキャッチボール。割合大きなトランポリンも置いてあって、大人は数回跳んだだけでも激酔いする代物だったが、もぐは平気で駆け回っていた。

 いかなごは宿のお子様向け食事が苦手なので、今回は大人用食事にしたら、量は多かったものの、満足したようで何より。しかし、エビ苦手ないかなご&興味のないS君分のエビを引き受けるので、家族で宿に行くと私はやたらエビばかり食べている気がする(でも嫌ではない)。

 夜は外で持参の花火→あまりの煙による大気汚染にびっくりして、ほどほどで中止。

8月10日(土)

 チェックアウト後も昼過ぎまで宿(の図書館)でゴロゴロ。休日だけあって、親子連れの訪問客も多し。

 『アルカサル』、宿にある分だけ読み終わって調べたら、完結まであと3巻あった。それはともかく、主人公の兄の庶子頑張れ、と思いながら読んでいたのだが、後で調べたら、国外追放された庶子が次の王位についていた。あの時代はほんと何が起こるか分からないな。

 宿を出て、鮎釣りおじさんで混雑する川を眺め(土日はやはり多い模様)、冷房のない道の駅で体力を消耗し、夕方大垣近くで高速を降りて、ブックオフ巡り。夜10時の閉店近くまでいてから(どの店もなかなか良かった)オーダーストップ15分前のかっぱ寿司に滑り込み。しかし、なぜ大垣周辺は唐揚げ屋だらけなのか(謎)。

 車中でアマゾンプライムのヴィンランドサガを見ながら帰宅。大垣からは2時間ぐらい。S君お疲れ様。



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