7月21日(日)

 選挙の投票って、親が行ってた人は行くし、親が行かない人は行かない疑惑。支持政党が特にない場合は、習慣の問題?

 いかなごの英語の練習帳と、参考書のブックカバー作りが終わったので、やっと本が読める。

 アベマの各局比較分かりやすい。

7月22日(月)

 私だって寝てないんだは2000年、ささやき女将は2007年どした>グダグダ会見の系譜。

 立花孝志の動画は以前ちら見して感心しなかったが、政見放送は面白いな。よくできている。

7月23日(火)

 林間学校のいかなごの写真が配信されてきて、みんな笑顔でピースとかして写ってるのに、いかなご一人だけ体縮めて不機嫌そうな顔してて写ってて超心配(だったが、帰宅後のいかなごによると、案の定、毎日王様ゲームやお化け屋敷して楽しく過ごしたらしい)。

 阿部謹也『ハーメルンの笛吹き男』を読み終わった。ハーメルンの笛吹き男の伝説の成立の過程や、実際に何が起こったかを想像した説の紹介、当時の社会情勢を解説した本。事件は1284年の話なので、当然資料は少ないし、特に何かが分かるというわけではないが、当時の街や生活の話は面白かった。

7月24日(水)

 朝、医局で顔を合わせた既婚子持ち女三人。
「はあっ」「一仕事終わりましたね」「第2ラウンドは5時から始まる…」

 仕事が色々と大変で。

 だから還幸祭だってば。いい加減覚えろよ>自分(今日ももぐのバスは大幅に遅延した…)。

 佐々木美代子『ホロコースト記を読む』を読み終わった。ホロコーストの体験記を読んだ感想を綴った本。引用されている本はだいたい読んだことがある本で、こんな見方があるのね、という点で面白かった。今ならブログかな。

7月25日(木)

 いかなご、学校のクラスの出し物で踊ったところを、他のクラスの塾で同じコースだった子たちに「いかなごちゃん、可愛い」と言われたそうで「私は格好いいと言われたいのに」と主張していた。その身長では無理だから(でも、ついに−2SDを超え、現在追い上げ中)。

 ソファで寝落ちしてた(と思う。記憶ない)。

7月26日(金)

 朝からソファにオットセイのように横たわって動画見てるいかなごに「行きたくないけど仕事行ってくる。何か言うことない?」と挨拶を強要したら「いってらっしゃい、お母様。アウ!アウ!」とオットセイ語で返事された。

いかなご「昨日公園で友達とだべってたら、暑かったので、本屋行こうとカナート行った」
S君「それ、ルネ行った方が近くない?」

私「もぐ、昨日『ドリトル先生』はどうしたの?」
もぐ「読んでもらえなかったよ。ママが勝手に寝たから」
S君「寝るのも許可が要るのか」
私「いやまあ、今はトイレは勝手に行かせてもらえるから、有り難いですよ、ええ」

7月27日(土)

 仕事で発表なので、スーツ着て、いかなごにどう?って聞いたら「大丈夫。学校の先生、だいたいそんな恰好してる」とお墨付きをいただいた。

 発表では「滑舌が良い」と言われました(人生初)。毎晩のドリトル先生朗読の成果か!?

 職場の飲み会まとめ。子育てとは、最初の10年は保育園送迎→次の10年は弁当作り。

 リーライト『子供を喰う世界』を読み終わった。原題の「子供奴隷」の方が分かりやすくない?各国の児童労働の実情を取材した原著1990年の本。児童を働かせるというか、国が成り立ってなくて、貧困層が多くて、労働環境が悪過ぎるから、結果的に児童労働が横行するというか…あまりに悲惨過ぎて、とても1回で通しては読めない。特にフィリピンとメキシコがなあ。原著から30年経って、大して状況が変わったように思えないし、日本は逆に近づいているのも…。

7月28日(日)

 うちの子、完母と完ミだけど…と思ってよく考えたら、そもそも私自身が完ミだったわ。しかも普通の粉ミルクがダメで豆乳か何か。

 いかなごが二階の自分の部屋でアルトリコーダーの練習していると、何か良からぬことが起きそう。

 もぐは、水泳の級が上がった時に、貯めた小銭で、自販機でジュース買って、一人でお祝いしたりしているらしい。

 余華『中国では書けない中国の話』を読み終わった。海外の媒体で発表した短文を日本オリジナル編集したもの。中国では映画はオール検閲されるが、出版社は私企業なので、売れそうならある程度ヤバくても出せる、政府の締め付けは時代によって緩んだり厳しくなったりする、ネットでどう検閲を逃れて話をするかをみんな考えてる、などなど。短い文章でも最後に必ずオチがついているので楽しいが、一番面白かったのは魚釣りの『ザムエル・フィッシャーに語った話』。やっぱりお話系が抜群。

7月29日(月)

 朝、和室に服取りに行ったら、押し入れの中に入り込んで動画見てたいかなごが声かけてきて、心臓止まるかと思った。「私は暗くて狭いとこが好きなんだよ」じゃねえよ!

 もぐが近所の人主催のイベントで砂絵作ってきた。画伯でもなかなか素敵に見える。このまま自由研究になる予定(楽ちん)。

 暇があれば「将棋!」といそいそとS君の元に将棋盤を運ぶもぐ。激弱でも、S君に怒られまくっても、喜んでやりに行くほど、そんなに面白いのか(謎)。

7月30日(火)

いかなご「ある時は暗黒のオットセイ、ある時は血まみれのアザラシ、しかしてその正体は…」
私「夏休み中の中二病のオタクだろ」
いかなご「それを言うな」

 メダカ水槽の掃除2つとも終わって綺麗になった。掃除の前にメダカどかしてる時に、1匹はねて玄関のたたきに落ちて、ぴちぴちしてるのを慌てて手で拾って水槽に戻したけど、全然大丈夫そう。

 21時過ぎに散歩行ってきたけど暑過ぎる。ほんとに29℃かいな。

 暑気当たりっぽくて倒れてたら
もぐ「もう本(の朗読)はいいので、休んでお身体を大事にして下さい」
いかなご「(木乃を連れてきて)ほら、犬をあげるから、死なないように頑張って」

7月31日(水)

 いかなご、ロールキャベツ初自作→感想:玉ねぎが目に痛いのは、みじん切りの時だけだったのか(カレー作った時痛くなかったので、不審に思っていたらしい)。

 クリストフ『いのちは贈りもの』を読み終わった。フランスのユダヤ人で、10歳でドランシーからベルゲン=ベルゼンに移送された著者の回想記。父親がドイツ軍の捕虜になっていたため、捕虜の家族としてしばらく移送を逃れることができ、ベルゲン=ベルゼンでも比較的良い扱いを受けられたこと、母親とずっと一緒にいられたことで、何とか生き残る。シラミのこと、トイレのこと、やることがなく囚人が遺体を集めて回る車を見ていたことなどが、くっきりと描写される。ここでも、ポーランドのユダヤ人はユダヤ人という意識を持っていて、迫害されることに慣れているが、フランスのユダヤ人は、ユダヤ人である前にフランス国民という意識があると書かれている。それにしても、お母さんに毎日「おなかすいた」と繰り返し訴えていた、というのが…お母さん、凄い。

 てことで、右も左も分からぬままツムツムはじめた。



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