5月21日(火)

 カント、跳躍力が半端なくて(コミと違い、フローリングの上でも平気で跳ねる)、兎犬分離(もしくは兎人分離)のために置いてある柵を、ピョンピョン飛び越えるので、全く意味がない…。

 今日の晩御飯:ししゃも、(傷みかけた)水菜と舞茸の卵炒め、ジャガイモのチーズ焼き、トマトとレタスのパッションフルーツドレッシング、枝豆。最近のいかなごさんはたくさん食べます。

私「草をもぐもぐ食べるカントはまるで犬みたいに可愛いねえ」
いかなご「お、カント君、今のはママ最大級の褒め言葉だぞ!」

 そういえば家庭訪問、希望日時の欄にいつも「母○時?父○時?」て書いて出して、私の方が常に可能な時間が大幅に短いのに、必ず私がいる時間で指定されるのよね。まあ、先生は女性が多いし、分からないでもないけど。

5月22日(水)

 いかなごさん、中間テストの最中、毎日席の位置が変わるらしい。そりゃ誰か過去にやらかした先輩がいたんだろうねえ…しかし、たかが定期考査でそこまでせにゃいかんのか。

 近い将来「昔は当直帯は読影を自分でしなくちゃいけなくて…」研修医「???」なんて時代になるのか。まあ、いいことよね。

5月23日(木)

 朝起きたら、カントがソファの上に置かれたクッションの上に置かれたマッサージクッションの上に載って寛いでた。…S君が嬉しそうに猫タワーを検索して、これウサギどうやって登るんだよ…とか言ってる。

 夕方から腹というか足が痛くて。そんな寒かったかなあ…。

 中間テストが終わったいかなごが暇そうにしてるので、なんか本でも読めば?その辺にあるよ?と適当に示したら、そうだな、と岡嶋二人『チョコレートゲーム』を手にとって開き「マイルドセブンって何?」「ノミ屋って何?」

もぐ「ママに音読聞いて欲しい。『晩御飯の後、シロが…』」
私「待った!それ犬が可哀相な目に合うでしょ!ママに聞かせないで!」

 そういえば、暴対法有効過ぎて、最近ヤクザが全然いない、って、こないだ肝臓の先生が言ってた。

 コーリャもアンドレイもでかくなったねえ。

5月24日(金)

 あんな傘かぶってまで五輪に行かなきゃいけないのか。

 今、私が欲しいもの、それは「軽い背負いカゴ」。その辺で売ってるもんでもないしな。

 もぐ、スイミングで地道に進級していて、うちの家族で初めての「平泳ぎで進む人」になるのではないかと、期待をかけられている。

 吉村昭『桜田門外ノ変』を読み終わった。安政の大獄って、そんな凄い大粛清で、桜田門外の変ってそんな忠臣蔵的な復讐戦だったんだ、と目ウロコ。合図の短銃が籠を貫通して井伊大老ほぼ即死状態だったとか、斬り合いでも結構死ぬんだとか(当たり前か)。切腹したいので座敷貸してくれと言われて、どうぞと貸すというのも凄い時代だな。後半はお得意の逃亡劇だが、悲壮感が比較的薄い気がするのは、仲間がみんな酷い目に遭っているからか。しかし、尊王攘夷がどういう意味を持つ思想なのか、未だにピンと来ない。

5月25日(土)

 滋賀の家で草むしり。木乃は長々と草ぼうぼうの庭にいて、それなりに幸せそうだったが、土の上に寝そべって、適当にその辺の草をカミカミしてたのはどうかと思った。

 午後からS君と子供らは琵琶湖に泳ぎに行った(寒かったらしい)。私は腹痛で留守番。

 行き帰りの車内でlove of my lifeをかけて、歌詞を覚える練習&いかなごの英語の勉強→いかなご「なんだこの女々しい歌は!ストーカーかよ!」…確かにかなり怖い。

 あ、左右盲の仲間がたくさんいる。私は「ピアノの右を弾くのが右手」と覚えてた。手術は必ず確認するから大丈夫だけど、カルテ記載が大変なのよねえ。

 ジェーニャは地震慣れしてそう。

5月26日(日)

 でんでんの「願っていません」は滑舌悪いだけだとは思うんだけど、なんで今になって「原稿平仮名だったもん」と言い出したのか。

 いかなごの中間テストの問題見たら、小学校では全くなかったのに、ざらばんしの教科もあってびっくり。あと、字が小さくて読めない。
私「読めない」
いかなご「解く人は全員老眼じゃないから」

 そういえば、いかなごのクラス、半分以上がメガネかけていて、身長が低い人が多い(いかなごがまったく目立たないレベル)。

 優勝力士インタビューにはあまり興味のない北の富士(そりゃそうか)。

5月27日(月)

いかなご「生徒全員が読めないって言ってる字をなんで覚えなきゃいけないんだよ!」
両親「そりゃ微分だって生徒全員できないから教えてるんでわ…」
 …てか筆記体の方が速いよ、お嬢ちゃん。

 英語の筆記体で文句タラタラのいかなごに、ロシア語の筆記体を見せる悪癖が止められない。

 このおじさん(お兄さん?)と、知ってるけど名前が分からない曲1位が笑える。

 最近のカント、よく食べる。草刈り時期なので需要に供給か追いつかない。あと、たぶんでかくなってきた。ウサギは生後半年から1年までの間にでかくなる、と聞いてびびってる(現在生後半年)。

5月28日(火)

 うちにも「子供を守る」云々のメールが来たけど、刃物持って子供を刺しに来る輩から守るのは無理。そっちじゃなくて、一線を越える人がなるべく出ないようにしないと…。

 富山の大学出身の子に、金沢は都会、富山と福井は属国(大意)、て言われた。そうなんだ。

 乳癌検診行ってきた。巷で評判の悪いマンモグラフィは、私は一度も痛いと思ったことはないが、エコーで腕を上げると持病の五十肩が…。

 今日の晩御飯:スパニッシュオムレツ、ブロッコリ炒め、白菜と厚揚げの炊いたの、ひじきご飯(、子供達は買ってきたから揚げ)。最近ご飯時になると必ず子供達がコナンを見るので、食事時は人が殺されることになってる。

 いかなご「明日の小テストで良い成績を取るぞ!」「今の私はやる気に満ち溢れている!」「永久に書けるわけないと思っていた筆記体にちょっと慣れてきたからだ!」…どんだけ筆記体が負担になってんだよ。。

5月29日(水)

 寒い。これで昼は30度かよ。

 酔ってから使えるってのは超便利だな>シートロエン。高価だけど、家族誰でも使えて、何度も使えることを思うと、効果があるなら欲しいなあ。

 ゴールド『もうひとつの『アンネの日記』』を読み終わった。アンネの日記に出てくる親友リースが1993年に戦時中の話を語ったもの。リースの戦中の話は、他のさまざまな本で断片的に読んでいたが、やっと繋がった感じ。アンネとはドイツから移住した時期が同じなご近所さんで、父親がドイツでかなり上の立場の公務員だったため、ウェステルボルク(オランダの中継収容所)にいられた期間が長かったが、ラジオが聞けたため、連合軍が上陸したことも終戦が近いことも知っていたアンネと違い、情報から遮断されていたのね。

5月30日(木)

 世間の報道で謎なこととして、縫合創が何針か気にする、という習慣があるが(警察の人にも聞かれる…数えねえよ!)、こないだ病棟の看護師さんの記録に書いてあって(オペの翌日に数えたらしい)謎過ぎた。

 いかなご「今日は後ろの人とトロツキストの話した」…いやなんか楽しそうで結構ですが、国語と数学以外テストの成績悪いの、どうにかなりませんかね。。

 チェア/ウィリアムズ『アウシュビッツの巻物証言資料』を読み終わった。ゾンダーコマンドが頑張って残した文書(少しずつ見つかったり、再発見されたり)をただ書き写すだけでなく批評しよう、という試みの書。見つかった文章の全訳が載っているのかと思っていたので、そこは期待外れだったが、推敲を重ねたり、歴史的文書であることを意識して書かれた文章もあり、筆者の家父長的あるいはマッチョ的な考えが現れていたり、ガス室に入る前の裸の女性を女性として見ていたりもして、ゾンダーコマンドも当たり前だが普通の人間だったと感じさせられる。それにしても「文学的で感情的な文章は女性的」という発想はなかったな。

5月31日(金)

 今朝から手首が痛くて、なんだこれは…と悩んでいたら、看護師さん「先生、オペ(で使ったせい)じゃないですか?」「え?一昨日ですよ!」「そんなもん、そんなもん」…そうなのか…。。

 本日の仕事場での雑談の話題→各地墓事情。お骨を墓の下のスペースに生で入れていく、というシステムもあるのね。知らん親戚と混ざるのやだなあと思ったけど、次が来るまでに土に還ると思うとそれもいいかも。定員もないし。

 いかなごさん、6年の時の担任の先生が元気がないから、集まって小学校に行く、という小学校の友達からのラインが来て、さっき5人で行って来ていた。ライン便利過ぎ。

 いかなごの中間テストの結果が返されてきた(毎回親のハンコが要るらしい)。
私「あり得ねえ悪さ…ゴチャゴチャ私に絡んでくる暇に勉強せえよ!」
S君「そこまで悪くないんじゃないか。周りは優秀なお子さんばっかりだねえ」



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