4月21日(日)
7時前に子どもらと朝うさぎ(S君は12時頃に一人で夜うさぎに行ったらしい)。朝ご飯食べていたら、港行きの無料バスで出発する人々が手を振り出すのが窓から見えて、何事かと思ったら、食堂の職員達がうさ耳カチューシャつけて庭に出て手を振っていた。そのサービス、要る?
宿の土産物屋は相変わらずウサギグッズが充実している。大久野島の形でウサギの絵がついているピンバッジが可愛かった。
チェックアウトして荷物をフロントに預け、島一周に出発。去年の大雨以来、山はすべて立ち入り禁止になっているそうで、海沿いだけを一周したが、あの山ウサギ達はどうしているんだろう。以前と違って、ほとんどの宿泊客がエサ持参で来ているので、ウサギ達もそれほどお腹は空いていない模様(それでも差し出せば食べるし、後ろから襲われる)。ただし、食べきれないほどキャベツやニンジンを与えて、ゴミになっているのが目立ったのは気になった。特にキャベツ1枚丸ごと転がしてる人は一体何のつもりなのか…。
1時前の船で本土に戻り、何回か休憩して(宝塚SAのトイレ、個室が円形に配置されていて、中心部が手洗い場で落ち着かない)7時前に京都着。木乃を回収して、買い物して帰宅。
今まで預けていた犬屋から帰ってきた時は、いつも無表情で私を見ても尻尾も振らないのに、今回は木乃、私を見るなり目を輝かせて尻尾振りまくり。まあ、こちらの方が普通の反応だとは思うが、この違いは何なのか。
ア、アヲハタジャムというのはアラハタではなく、アヲハタだということを、生まれて初めて知った…。
行き帰りの車内で、もぐには口頭で計算問題、いかなごには口頭でスペリング問題を出していたが、いかなごが毎回あり得ないつづりを返してくるので、S君と「やはり、猿がシェイクスピアを打つのはとても大変なんだなあ」という結論に至った。
おおお。ダビッドがサーニャを氷上で教えとる!
あの音楽グループ、トリプルエーって読むんだ。うちの周りではスリーエーって言うからさ>腹部大動脈瘤。
4月22日(月)
仕事が既に連休仕様で辛い。
わ、私のジェイミー(おい)が、ついにブライエニーに…。全員集合感にも慣れてきたけど、なんすか、この死亡フラグ立て競争は>GOT。あと、ジェイミー&ティリオンコンビは和む。
夜、ウサギが来た。久しぶりだな、このウサギがケージ内を動く音。
私「私があなた様のシェフです。本日のおすすめはカラスノエンドウです。こちらは木乃です。あなたの姉です」
もぐ「木乃は襲うかもしれないので気をつけてね。私はもぐです」
いかなご「遅くなりましたが、飼い主です。あなたの名前をつけたのは私です」
S君「静かにさせてあげような!」
いかなご予習中「Is this an elephant?」
私「I don't know. It's none of my business whether it's an elephant or not.」
4月23日(火)
もぐ、昼間のシャトルラン(41回だって)で疲れたらしく、晩御飯をなかなか食べない。ちなみに今日の晩ご飯は、竹の子ご飯・鰹の竜田揚げ・牛肉とほうれん草の卵炒め・キャベツのおかか和え・豆腐。
いかなごが入りたがっているクラブ(もちろん弱小文化系)の新入生歓迎会がなかなか開かれないらしく、いかなごはやきもきして、誰もいない部室に日参したりしているらしい。
新しいウサギの名前は柑(カン)兎(ト)。毛色がオレンジっぽい、という理由でいかなごが命名。哲学者とは関係ないらしい。カント、思ったより全体にオレンジがかっていて、適切な命名な気がするが、S君が買ってきた高価なペレットとチモシーは全然食べず、今のところ生草ばかり食べている。タンポポの茎というのは、オールタイムウサギベストなのか。
4月24日(水)
いかなごさん、先輩を捕まえて、まだ募集もしていない部に突撃して、入れてもらったらしい。「キャラが濃い人ばかりで面白かったわー」
いかなご「あのね、そこにいた先輩達はみんな、はやみねかおる先生を知ってたの!」
S君&私「そりゃ、行くところに行けば、みんなクラーク知ってるわな…」
4月25日(木)
カントは慎重なウサギで、まだ一回も自分からケージの外に出ていない。こちらで出しても、すぐにケージに戻る。前のウサギより一回り小さいせいか、餌もたくさんは食べない。コミは一抱えのノゲシを一晩で食べていたのに。
ヴァンス『ヒルビリー・エレジー』を読み終わった。いわゆる「貧乏白人」からエリートになった著者がヒルビリーの実態について語った本。話が飛び気味なのがやや読みにくいが、どうにかしたいがどうにもできない葛藤が良く分かる。「母を侮辱する言葉を言われたら速攻で喧嘩が義務」「店で子どもが適当にあしらわれたら、怒鳴り込みに行くのが当然」「何が良くないことが起きれば、自分が悪いのではなく他人のせいと考える」という姿勢は、世界中のヒルビリー的な人々に共通な気がするので適応的なんだろうなあ。あと、海兵隊がローン組む時にも上司を付き添わせ、合い見積もりの取り方を教える、というのが凄かった。面倒見良さ過ぎ。
4月26日(金)
連休前とあって、昨日今日とやたら仕事が忙しく、開始30分前まで外来してて、ダッシュで帰宅のギリギリ家庭訪問。S君が居間を片付けておいてくれたが、何でもかんでも隣の部屋にぶち込んだため、居間はモデルルームかと思うぐらいモノが何もなくて、明らかに不自然。
担任の先生が、もぐは面白くて、頭の回転が早くて、授業中も色々発言して、友達とも仲良くしてますが、家ではどうですか、と言うので、親の言うことガン無視で、頭は常に使っておらず、なぜか外ではいつも褒められる、とありのままに報告しておいた。
帰宅したもぐ「先生何て言ってた?ママ何て言ったの?」
私「大丈夫、お風呂に一人で行けないことは言わなかったよ」
もぐ「よっしゃー!」
4月27日(土)
誰も出てはならぬ、というくらい外が寒い。もぐは朝からソファの上でロールクッションの中にもぐりこんでいて、直立したチョココルネのよう。
午後から子2人と餌採り&木乃の散歩。物凄い風と狐嫁入り過ぎだった。
いかなごはS君とそっくりで「理屈が分からないと覚えられない」体質らしく、英語の綴りも覚えるのに理屈が要る。私しゃ、睨んでうーんと気合入れて覚える体質なので、サッパリ理解できない。
もぐはどうやら移項が理解できるらしい。もぐ位の頃のいかなごには、どんなに説明しても分かっていただけなかったし、周りに聞いても小学生は移項できないのはあるあるな感じだったが。あと、いかなごにはナゾのいかなごルールがあって、そこから引き離すのが大変だったが、もぐは全くのノールールなので、楽と言えば楽だとS君談。
もぐ「ママ、四角4番終わったよ」
私(最後までやれって言ったやん…)
いかなご「もぐ、ママに賢く愛される方法を教えてやろう。こう言うんだ『ママ、四角4番終わったよ。次は四角5番をやるね』。そうするとママが『えらい』と褒めてくれる」
昨日から、餅米が食べたい!と主張して、夕ご飯に炊いてもらったら、超胃が重い。
4月28日(日)
慎重派のカント氏、今朝からついにケージの外に足を踏み出したが、即座にソファーの裏の細いスペース(コミの定位置)に安住することを覚えた。間取り知ってるわけでもないのに凄いな。
滋賀の家に行って、ぼうぼうの庭の草むしり&また復活してきたドクダミ駆除。もう数年地道に草をむしってるので、ぼうぼう具合がちょっとマシになってきた気がする。隣の家のおじさんに、もうすぐ祭りなので道路に面しているところを綺麗にしてくれ、と言われて、一家で掃除したりも。ちなみに、S君によると、家が傾いていて樋が流れないらしい。
吉村昭『脱出』を読み終わった。終戦前後のあれこれを描いた短編集。本土の疎開先でいびられたり、サイパンで逃げ回ったり。その中でも、戦後年季の児童労働が問題視された『鯛の島』が面白かった。
4月29日(月)
リアルタイムGOT第8シーズン3話。主要死亡者は5人と割と少な目。謎のドスラキ総突入とか、来るの分かってるんだし、最初っからあそこで張ってたら良かったんでは?とか、相変わらず突っ込みどころは多いが、敵人数の多さが絶望的な辺り、全体としては良かったのではないかと。
ママえもんは尻尾を引っ張らせていただきます…。
いかなごが最近、ベートーベン七番の有名な一節をそのまま使った練習曲を弾いてるので、夫婦して喜んでる。
あちらの人もハンガリー人にAre you hungry?と言ったりするんだ(笑)。
4月30日(火)
ABCのクイーン&アダム・ランバート特集をライストで見ていたら、予想以上に長かった。ロジャー、ピーピー言い過ぎ。
S君は今日は仕事。子供らそろそろ退屈そうなので、タイ土産のドライストロベリーを始末するために(酸味が強くて、生食の希望者がおらず)クッキー作ったり(
とても合っていて美味しかった)。初めてジューサーで混ぜてみたら、綺麗に生地できた。今度から毎回これでいこう。ただ、リセットボタン押す時に、手を巻き込んで、少々指をえぐられた。
ジョン・ディーコンさんの末息子氏(youtuber)がクイーンのファンフィクションを読むリアクション動画をアップすると宣言し、お願いだからマジでやめてくれ!(少なくとも私のは、とか)というコメントが多数ついてるの、凄い時代だな。
1日目:草採り+いかなごの英語に付き合う、2日目:草むしり+いかなごの英語に付き合う、3日目:GOT+いかなごの英語に付き合う、4日目:クッキー作り+いかなごの英語に付き合う。ここまでやっても全く上達しないいかなごの英語とは…。