4月1日(月)

・第一印象→ら行って言い出しにくいよね。
・え、平坦アクセントじゃないの?
・「令」ちゃん「和」ちゃんの双子が増えるとみた。
・れ(0)い(1)わ(8)を足すと西暦になる、というのは超便利(気づいた人凄い)。

 旭屋がよりにもよってTSUTAYAの子会社とは…。

 やっと居間の掃除が半分できた。

 ピアノ発表会のプログラムを熟読した結果、男の子の出場者は5人で、そのうち4人は女兄弟と連弾することが判明。

 塾の小テストで90点を取ってきたが、歩き方(どんどん歩く)食べ方(脇を締めない、箸使いが悪い)で怒られまくるもぐであった。

4月2日(火)

 夕方からいかなごが失くしたと騒いでいた携帯が、鍋つかみの中から発見された。いかなご「あ、思い出した!この中に入れたら面白そうだなあ、と思って入れたんだった!」お前は1歳児か!

 夕食はS君がこないだ滋賀県の道の駅で買ったヤーコンだった。味噌汁ときんぴらと生。生で食べた時は本当に梨そっくりで甘いし、料理して美味しいのかと思ったが、きんぴらが一番美味しかった。S君が調べたところによると、日本では福島県でよく作られていて、311後に疎開先の滋賀県で作られるようになった、らしい。

 発表会前なので、ピアノ練習時にもぐはいつも、舞台袖から出てきてお辞儀するところから始めるのだが、周りがきちんと拍手してあげないと、自分で拍手しながら出てくるので、毎回「漫才師かよ」と突っ込まねばならぬ。

4月3日(水)

 朝、S君がいかなごのスマホが充電されていないことに気づいた。まだ寝ていたいかなごを急襲したところ、ベッドの中にスマホを発見。夜は必ず台所の充電器に置く、という条件を破ったため、取り上げたところ大騒ぎ。

 が、私が仕事に行ってる間に、いかなご400字詰め原稿用紙1枚の反省文を書き(これが激面白い)、スマホ持ち込み禁止の張り紙を作って自分の部屋のドアに貼り、ピアノの練習をして、弟にピアノの練習と宿題をさせ、分からない問題を教えていたらしい。ど、どーしたの(怯)。

 いかなごのスマホ取り上げたので、youtubeの履歴を見たら、異世界に転生したらどうなる系の動画が溢れていてちょっと眩暈が。

 15時過ぎから唐突に、鼻に花粉でも入れられたかのように、くしゃみが止まらなくなった。職場に猫でも入ったのだろうか。あまりにひどいので、いかなごにもぐの迎えを代わりに行ってもらった。

 主治医も開業していなくなったことだし、これから先のことを考えて、ペットホテル併設の病院に転院しようと、ちょっと遠めの病院に木乃を連れて行ったら、フィラリア・ノミダニ・混合ワクチン・年1回の血液検査と尿検査のセット割引きがあって、それにするとペットホテルがなんと半額以下になるというので申し込んだ。なんか凄い。それはともかく、また木乃の体重が減っていた。ご飯増やしたつもりだったんだけどなあ…。

お雛様片付けた。(旧暦で)ギリギリ。

4月4日(木)

 府議会議員の選挙公報が来ないと思ったら、無投票だったでござる。

 ここ数日、百均に行くと、30点も40点も買う人で溢れていて、買い物しにくい。

4月5日(金)

 朝外来に行ったら、昨日の全外来数より多い人数が開始前に既に受付しているという、眩暈がしそうな状況であった…。

 仕事場で明日から義理母が来る、と言ったところ「S先生は月曜日は使い物にならない」という前提でスタッフの外来シフトが組まれた。

 明日に向けた掃除を終えたので(いかなご「見得張らなきゃいいのに」私「見得じゃなくて、お客様への礼儀なの」)体力温存のために休んだ。

 鷺と鴫は全然違うのね。

4月6日(土)

 中学の体育の靴がなぜか紐靴2種類で、朝からちょうちょ結びを練習するいかなご。
私「年長の時にちょうちょ結びできなかったら、親に怒られて、やり方は教えてくれなかった」
S君「年長の時に間違った結び方でちょうちょ結びしたら、できるのねえと褒められて、今も正しく結べない」
いかなご「できない」

 昼前に到着したS君母&一家で鴨川花見。出町付近はまだ五分咲きぐらいだったが、来週末だと遅いだろうし仕方ない。パンダうさぎ(生後4ヶ月らしい)を連れたおじさんがいて(夜は一緒に寝るらしい)、見知らぬ家族連れの幼児に長時間自由に触らせていたり、うさぎもその辺の草を無造作に食べていたり、最後はおじさんに首根っこ持たれて原付のメットボックスにインされて帰って行ったりと、割と雑な飼われ方をしていて面白かった。

 場所が場所なので、花見途中に次々ともぐの知合いに遭遇し、結局同じクラスのもぐが仲の良い子と一緒に帰宅→そのままその子がうちで遊んでいた。

 いかなごの靴袋2つと体操服袋作って、布プリで作った名前つけて、提出書類書いた。

 ふと見ると、折れた針がセーターに刺さってた。S君母「大奥だったら、残り見つからなかったら死刑やね」

4月7日(日)

 朝から二桁の掛け算の筆算ができないもぐを教えつつ、ピアノの予行。

 発表会の前に昼ご飯を食べにフォルクスに行ったら、注文した肉類がなかなか来ないのに、奥では肉を焼いていなかったので、不審に思って(時間もなかったし)聞いてみたら、「伝票がバックヤードで床に落ちてて注文通ってなかった」という珍事に遭遇した。なんじゃそりゃ。

 ピアノ発表会は、今回は第二部と第三部が出番だったので、第一部の最後の数人だけ聞こうと思っていたのに、先生に事前に聞いていた予想時間通りに行ったら、もう終わっていて衝撃だった。いつもの超上手い子の演奏聞きたかったのに。 

 いかなごともぐの連弾は、事前注意ポイントをすべてクリアして、とても上手く進んでると思ったら、後半でいかなごが間違えて弾けなくなる事態発生。もぐはそのまま進み、いかなごも途中から復帰したと思ったら、一番最後でもぐが音をはずして終了。まあ、舞台上で喧嘩を始めなかっただけでも良しとするべきか。もぐのソロは、細かいミスだらけで良いとは全く言えないが、平生を考えるとそう悪くもなく。もぐの直後の子が上手かったな。

 選挙行ったら、紅白の幕がかかっていた。明日に備えてそういう小学校多そう。 。

いかなごさん「今後は絶対もぐと連弾しない!!」
私「ナニソレ、ママに両方の相手しろっていうの!?」
いかなご「連弾しなきゃいいんだよ!」
私「折角弾く機会があるってのに?!」

 …よく考えたら、もぐ&私、いかなご&S君の組み合わせはまだやったことないし、いかなごはS君に任せて(というかS君をいかなごに任せて)もぐとクイーンでも弾こうか(野望)。

4月8日(月)

 もぐ9歳。S君の時の教訓を活かして、1週間前から職場近くのケーキ屋に予約していたホールケーキで誕生祝い。プレゼントは3DS(もぐの希望はスイッチらしいが)と妖怪ウォッチのソフト。

 S君母に最強の便利グッズ、衣紋抜きを教えてもらった。何コレ、なんで今まで誰も教えてくれなかったの(笑)。

 明日のS君の服装について、嫁姑でケチをつける会。 S君母「そのシャツがおかしいのよ」
私「そうそう、そのシャツが悪いって言ってるじゃない」
S君「これはモノはいいんだよ」
S君母「家にあるの持ってこれば良かった」
私「スーツを買っている場合ではなかった…買わなければいけないのはシャツだったか」
S君「いやサラがたくさんあるんだよ」
私「あるならさっさと出せよ」
S君、押し入れから新品のシャツを出す。
S君母「これ、いいじゃない」
S君「これは安物で…袖も長いし」
私「とりあえず着てみて」
S君母&私「ほら、似合うじゃない!」
しかし、S君母が買ってきたネクタイで揉める。
S君母「これが絶対いいって!しゃきっとして」
S君「いやそれはちょっと」
私「タイガースみたい」
S君母「じゃあ、いかなごちゃんに選んでもらおう。こっち(無難)とこっち(S君母推薦)、どっちがいい?」
いかなご「前者。もういい?」

4月9日(火)

 最近の人だとキナ臭いな。もう犬とか猫とか狸とかにしちゃえばいいのに>紙幣。

 いかなご入学式。色々あって私は「S君母に着せてもらって、着物で入学式に出る」ことになっていたので(いかなごは制服)、5時半に起きて用意を始める→「30分あれば充分着せられる」と繰り返していたS君母だったが、懸念通り40分経っても仕上がらず、帯揚げは放置したまま、全員で駅へダッシュ→予定より10分遅れで学校に到着。電車の中では、いかなごの髪の毛をくくる私の帯を治すS君母、というサルの毛づくろいを、S君が向い側からカメラにおさめていた。

 なぜ早めに行きたかったかというと、S君が入学式を途中で抜けて仕事に行くため、先に定番の撮影スポットで写真を撮っておきたかったからで、予想通り長蛇の列でギリギリ間に合うかどうか、というところだったのに、なんと肝心のいかなごが(故意か、ぼーっとしていただけかはともかく)逃亡して教室の中に入ってしまったため、結局家族写真は撮れず。

 入学式はうん十年前と大差なかった。中1の時に、休み時間に友達とその辺のドアを勝手に開けて、裏に入り込んで探検していたら、体育館の照明の裏に出て、ドキドキしながら見下ろしたその体育館で、自分の娘が入学式するなんて普通思わんよな。

 式で祝辞を述べていた偉いお坊さんが笑いを取る人で、昔校長だった同じく笑いを取るお坊さんと似てるな、と思って調べたら親子だったり、歌を歌っていたら、斜め前に同じく歌ってる保護者がいて、よく見たら友達だったりも。見つけるのに便利だ。

 式が終わるとクラス別に誘導されて、教室の後ろで生徒と一緒に先生のお話を聞くことに。中学生でもそんなことするのか。いかなごは、賢そうな同級生を後目に、一人だけ先生の話を聞かずに、爪噛んだりシール剥がしたりしていて、案の定書類の提出についていけず、傍で見ていて眩暈がした。

 しかし、統括責任者としてその場で最初に話をした私の元担任が、私の卒業式の日に最後の話をした時、同じく教室にいた私の母が、私の態度に腹を立てて激怒りしていたのを思い出すと、まさに因果は巡るというか何というか。

 で、明日から早速体操服使うから、明日までにゼッケン縫い付けろってさ…。そうそう、いかなごのクラスの特徴として、保護者がみんな歳食ってた。小学校の卒業式とは明らかに年齢層が…。

 終了後は定番スポットで写真撮影→天王寺で昼ご飯→定期購入(結構並んでいた)後、一人で帰るいかなごを見送り、私とS君母はフェルメール展へ。平日昼だけあって、並ぶことなく入れた。S君母は大丈夫かと思うほど食い入るように一つ一つの絵を見ていたが、自分も油絵を描くため、参考にしたかったらしい。

 そんな技能はない私の感想→フェルメールって初期は大きい絵も描いてたんだ(でもあんまり上手そうじゃない)。黄色い服に斑入り白毛皮の服、どんだけ好きやねん。いやでも、生で見られて素敵だった。あと、物販が高過ぎ。

 通天閣の下でS君母と別れて帰宅。S君は仕事先の教室が超横長に変わって大変だったらしい。「右の方の学生の私語を注意します。静かになります」「左の方の学生の私語を注意します。静かになります」「その間に右の方がまたうるさくなります。注意します」「左の方を注意しに行きます」…。

 夜、S君と2人でいかなごを懇々と説教。「いいですか、とにかく何かする前はまず周りを見て真似をしなさい。周りの同級生は、まず間違いなくあなたより適切な行動をしています」

 昨日で安楽な朝生活も最後。これから10年間(たぶん)の朝弁当生活のはじまり。

4月10日(水)

 いかなごさん、初日朝から忘れ物発覚。昨夜あんなに用意していたのは何だったんだ…。

 他人事ではない例の自殺された方の話だが、「真面目に精進すればしかるべきポストがついてくる」というのは我々より上の一部の恵まれた世代の話で、我々にはそんなうまい話はないし、公募はほとんど出来レース、太い実家に類するものがなければ研究はできない、というのは古来からそんなものだったような気がしないでもない。でも大学図書館は全国的に安値で使えるようにして欲しいな。

 連休の予定が全くないわ、と思ってたけど、最近忙し過ぎて、暇になりたい。

 いかなご帰宅。周りの同級生を観察して、かばんにPiTaPaを入れる場所があることを発見したらしい。いかなごは「周りを見る」を覚えた。あと、どうやら同じクラスに塾の同じ教室の子がもう一人いることに気づいた模様(もちろん名前は分からない)。注:塾の同じ教室の女の子は、たぶん15人位。

 夕方から低血糖を繰り返して倒れていたら(たぶん疲労が原因)、いかなごが多少責任を感じたらしく、やさしくしてくれた(具体的には、5秒肩を揉むとか、「ママさん大好き」と言うとか)。

 いかなごの「くせ毛証明」を提出したが、日付が「令和 年」になってた。最初の令和書類が娘のくせ毛証明…。



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