3月1日(金)

 国家だったんだ>安倍内閣総理大臣。

 自賠責の書類再発行してもらったついでに、登録も変更してもらったので、来週じゃなくて、明日新車取りに行けるようになった。塞翁が馬。というか、S君が自賠責の領収書を発掘してくれたのと、保険会社が職場から近かったのが勝因。

 双子でびっくりといえば、ICUに担当患者さん見に行った帰りの廊下で、見舞いに来た患者さんの一卵性双生児の兄弟がスタスタ歩いてるの見た時はマジびびった。

 うたた寝中にこむら返って歩けない。

 嵐を「らん」と読む熟語は「嵐電」しか使わない説。と言ったら、S君と先輩に神奈川に「翠嵐高校」という高校があると言われた。翠嵐とは、青々とした山らしい。

3月2日(土)

 昨夜から失われ、散々探していた携帯が目覚まし機能により発見された。目覚ましだけ音出るようにしといて良かった…。

 新車取りに行ってきた。前の子より短いし、軽くて乗りやすい。何より新しいので、どこも壊れていない!エンジン止まらないし、音が静かだし、ミラー割れてない。時計がついていて便利。すぐ傷つけそうで恐い!

 早速いかなごを歯医者に送り迎えしてみたが、小さくても2人乗りも問題なさそう。自力でほいほい動けるようになったので、以前からの懸案だったいかなごのフォーマル用長靴下と私の枕(アレルギーがあるので、ネットより見て買った方が安心)も買いに行った。

 午後からは、家の不用品を置きに滋賀の家へ。暖かったので、庭の蔦や雑草をたくさん取り、人生で一番マツの枝を切った。気になっていた伸び放題のアジサイもやっと切れた。木乃はずっと庭の真ん中に座り、何かを気にしていた。

 喉渇いても、何か飲んだらすぐに渇きがおさまるの、凄いわ。即効性あり過ぎやろ。

 ヒンス『クイーンの真実』を読み終わった。クイーンのローディとして長年ツアーを回った著者がその生活を綴ったもの。バンドメンバーについての話もあるが、メインはイギリスの労働者階級の若者が語る「ローディというお仕事」。せっせと働いて出世しても工場労働者のトップで終わるぐらいなら、小さい頃から憧れていたアメリカに行けて、女を毎日とっかえひっかえし、ドラッグをやれる生活がしたい、とローディになり、それなりに楽しい暮らしができたけど、ライブ用機材の海外輸送は大変だし、南米で襲われたりもするし、歳をとると辛いし、とライブエイド後に写真家に転身する(が、乞われてマジックツアーには参加)。

 暇でやることがないから、と走行中の車同士で花火を投げ合ったり、仲間に盗聴器を仕掛けて笑い者にしたり…というローディ生活は衝撃だった(…それ楽しい?)が、自分達はクイーンのツアーを成功に導く専門家集団だというプライドは伝わってきた。

 著者はフレディとジョンのローディなため、ロジャーについての記載は少なく(ブライアンは楽器繋がりか、それなりに記載あり)、フレディについては、気まぐれで自己中心的なところもあるが基本的には優しく、何より創造性と知力が凄くてスタッフから尊敬されていた、ジョンは演奏能力が高く、著者がローディを辞める時には、活動を辞めたがっているのが分かった(そして日本でとても人気があった)、ブライアンは頭が良くて運動神経が悪い、と他の本でも言われているような感じ。

 ブライアンは自分のギターの音量を絶対に下げない(だからみんな音量を上げるため、フレディは歌っている自分の声が聞こえないと文句を言う)というのと、フレディが周囲に「お前らには家族がいるが、自分にはいない」と言った時に、とても気の毒に思った、というのが印象的。

3月3日(日)

 いかなご&S君が塾の行事で出かけたので、態度が悪いもぐを家から引きずり出して玄関先に放置したり(約10分)、玄関といかなご部屋を掃除したり(木乃が階段上ってみたものの、途中で上ることも降りることもできなくなって立ち往生したり)、ちらし寿司と菱餅ゼリー(もぐリクエスト)を作ったり、もぐに算数を教えたり、という重労働を何とか15時までに終えてテレビ。

 どこかで見たことのある映像が主だが、少し新しいものも入っていて、どちらもとても面白かった>NHKのクイーン特集2本立て。吹き替えは笑ったけど。

 いかなごを迎えに行きついでにセリアに連行して、服と顔に合ったコサージュ用の造花を選んで、WOWOWのウェンブリー。画質悪いし、色々飛ばされてた。

 ちらし寿司はケーキ型に入れて飾り付けてみた(タコ飾ったの初めてだわ…吸盤外に向けるとか)。食べやすいし、楽。意味分からんけど。しかし、菱餅寒天は崩壊した。目分量で作るものではない。

 塾の行事で、コース代表として舞台に上がって先生のお話を聞く、という任務を課せられたいかなごさん、なんと身動ぎもせずに話を聞いて、ちゃんと回れ右までしていて、感動(ま、保育園の時も同じことしてたけどな)。しかし、夕方まで続く長い行事はもたず、一人で途中帰宅。代わりにS君が最後までいて、ビデオ撮ってきてくれた。余興のショートコントが面白かったらしい。

3月4日(月)

 朝から頭痛の私「いかなご、医者なんかやめとき。どうせ今日も50人以上外来来るんだよ…」
 いかなご「何言ってんの、どんな仕事だって、そんなもんでしょ」
 …おっしゃる通りです…働きます…。

 コストルナヤ、軽症だといいんだけど。

 大久野島の国民宿舎、6月まで週末予約埋まってるらしい(S君調べ)。うさぎさんお腹一杯か。

 造花とチュール生地でコサージュ作った。これをいかなごの髪につけて派手にするのだ(ふふふふ。

 もぐ、初めて塾の小テストで平均点以上を取った!(パチパチパチ

 もぐは文章題が盛大に解けないが、人でも水でもおはじきでも、リンゴに置き換えると、いきなり分かり始める。恐るべしリンゴ。

3月5日(火)

 え、ステファン、朱雀帝役なの?葵の上を弟に取られ、朧月夜を弟に寝取られ、父に夢で怒られて眼病を患い、斎宮を弟(じゃなくて弟の子)に取られ、娘は女三宮という…考えてみれば気の毒な人だな。。

 もぐ、塾の国語の宿題で「濡れ手で粟」と書く
→母&姉「『濡れ手に粟』なんじゃないの?」
→調べる
→母&姉「『濡れ手で粟』だわ」(『に』でも良いらしいが)
→もぐ「一つ賢くなったねえ」(超ドヤ顔)

 いかなごさん、本日、卒業式の練習で3回寝ているところを発見された(うち1回は立ったまま寝ていた)とのことで、担任&保健の先生により緊急家庭訪問(学芸会の練習で、同級生が迷走神経反射で倒れてどこか打ったので、危険防止のため、ということらしい。なんと夜8時)。情けない(よよよ)。保健の先生には以前から睡眠時間が短いことで目をつけられていたが、今までは受験ということで遠慮されていたのが爆発した感じ。

 まあ実際は睡眠不足で寝てたんじゃなくて(寝ている時間は今までと変わらん)退屈過ぎて寝てたんだが、あと10日しか登校しないというのに家庭訪問されるとは、さすがいかなご…orz。

3月6日(水)

 もぐ、塾の国語の授業が楽しいらしい。「いやー、いい塾入ったわー」

 S君が買い物に行く前に「算数のノートがもうない」と言ったもぐの我が家での評価、うなぎ上り。

3月7日(木)

 いかなごさん、午前の卒業式練習は乗り切ったものの、午後の授業(音楽だったので油断していたら、実質卒業式の練習だったらしい)で再び立ったまま寝たため、寝不足でもないのにまた寝るとは、体育館の温度が悪いのか、と先生達がアタマを悩ませてるらしい。すいません、堪え性のない娘で…。寝る1時間前に風呂に入れとか言われたらしいけど…退屈を我慢する能力が低いだけでして…。

 オデオン座のアンコールフレディを見た8歳男児「一人だけ…パンツ一丁……歌ってると…暑いの?」

3月8日(金)

 大久野島の4月の宿泊予約をS君が(リロードしまくって)ゲットしたらしい。どんだけウサギ好きやねん。

 先生、お誕生日おめでとうございます。78歳かな。

 最近激しくいかなごの顔が私に似てきた…。私の母→私→いかなご、とパーツは全く違うのに、顔の形が同じで結果的にそっくり、という経過が繰り返されている。なんか恐い。

3月9日(土)

 最近、Queenの曲を何曲か携帯に入れてランダムで目覚ましにセットしたんだけど、Bring Back That Leroy Brownは前奏短くてマジびびるからやめた方がいい。予想通りKeep Yourself Aliveはちょうどいい。

 夜はいかなごの保育園の同窓会。9割以上のいかなごの同級生+両親+弟妹で現場は大混乱。あんな密集した飲み会は初めて。一部屋に集められた子供たちは、音頭取る子がちゃんといて、大人より先に宴会を始め(フリードリンクだったので、悪魔の飲み物作り放題)、大人は仕事や塾の話で盛り上がった。

 いかなごの塾の同級生のお母さん方と四方山話をしたら(どこの家も大変そうだった)「よく子供がいかなごちゃんの話してました〜」と言われまくった(ロクでもない話なのは想像がつく)。いかなごは同級生の個別認識さえできていないので、勿論こっちには情報が入らないという…(悲)。

 衝撃だったのは、いかなごと仲の良かった子がいかなごの第二志望校に行くこと(こっち受ければ一緒に通えたんじゃ…)と、いかなごが塾の国語の授業で寝倒していたこと(授業中寝てるのに、国語の成績が下がらない、と有名だったらしい…)を今さら知ったこと。

3月10日(日)

 春休みにフリマ出店予定なので、数週間かけて不用品すべてに値札をつけ、今は昔作ったくるみボタンにゴムつけて、ラッピングしてる。ラッピング用にいかなごに紙袋を切る作業をお願いした。工賃は100円+売上の1%(四捨五入)予定。

 プルさんの何が嬉しいって、断然犬派なところ。

 受験が終わった家あるあるとして「居間(というかこたつ周囲)が狭い」てのがある気がする。「家族4人+犬」が常にこたつにいる…。

 先生、お誕生日おめでとうございます。78歳、かな。

  田中啓文『力士探偵シャーロック山』を読み終わった。斜麓山の「相撲経験はないけど強い」という設定がいい。というか当然のことながら面白いので、必読。

 ステファン&優奈ちゃんのキスクラが最強過ぎる。



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