11月1日(金)

 いかなごさん、相変わらず成績が悪く、テストで物凄い点数を取ってくるのだが、英語の問題見たら、この量とバリエーションのテストを英語知って半年の子供が50分で解くんですか無理ですスミマセン、みたいな感想しかなかった。

 槇原敬之が一見おじいさんlookでビビった。声と肌はまだ若くて安心した。

11月2日(土)

 私もごんぎつねと混同してて『手袋を買いに』朗読しながら、いつ子狐殺されるかと超ドキドキしてたら、最後まで死ななくて拍子抜けした記憶が…。

 石平『なぜ中国人はこんなに残酷になれるのか -中国大虐殺史-』を読み終わった。毛沢東の人殺し振りと、一般的な中国史の残虐事例を語った本。いかんせん作者が剽窃ネトウヨと絡んでいるのと、参考文献が明記されていないため、信憑性に疑問があり過ぎだが、毛沢東のAB団(アンチ・ボリシェビキ)事件や張献忠のことを知った。

11月3日(日)

 最近、横山三国志を少しずつ読んでるんだけど、首切れ過ぎ。

 もう37歳ですか。おめでとうございます。

 いかなごさん、昼にラーメン+柿2個食べて、夕方飢えて居間に降りてきたので、ピザトースト+柿2個食べさせた。このままいくと身体が柿になるんじゃないかと母は不安。

11月4日(月)

 HPVワクチン、定期接種だけど、受付で「国は積極推奨してませんので」と念を押されて、書類まで渡されたので、特に知識がなければドン引きだと思う。もし私が家電量販店でそんなこと言われたら、絶対買えない。

 山田寛『ポル・ポト<革命>史』を読み終わった。研究書からの抜粋と記者の著者の体験がバランス良く書かれていて、とても読みやすい。各派の情勢による棚ぼたで支配権を握ったのに、自力で勝ったと思い込んだポル・ポト派の崩壊後の有様や、裁判のグダグダぶり、幹部達の自身の家族との関わりも書かれている。分かりやすいのでお勧め。

11月5日(火)

 健康診断で血圧測ってたら、後ろに並んでた先生に「何ですか、その女子高生みたいな血圧は」と言われた(超自慢)。骨盤底筋緩んでるけどな。今弱ってるから、これだけで三途の川から3mぐらい引き戻されたわ。

11月6日(水)

 だいすけ兄ご結婚とな。おめでとうございます。

 最近の子供は切れかけの蛍光灯が瞬くのを見たことがないのか、恐がりのもぐは近所のアパートの廊下の蛍光灯が瞬くのを見て「あっ!今何かが光った!また光った!」とビビっていた。

 河合幹雄『日本の殺人』を読み終わった。「社会的に地位の高い人が、邪魔になった愛人を殺すことはない」「大金を手にしたら、海外に持ち出せない日本では必ずバレる」「日本は殺人の件数が非常に少ない。だから殺人事件に遭った人の話を、身の回りで聞いたことのある人も少ない」「日本の死刑とは、抑止力でも因果応報でもなく、悪人が改心して真人間になって死ぬ、というシステム」など色々興味深かった。一口に殺人と言っても、どういう名前の罪で裁くかは色々あるし、分類も大変なのね。

 畠山鈴香の話も、なるほど、という感じだった。女の子の事件が起こった時点で、警察は当然親を疑っているが、事故ではないという証明が難しいから、予算も少ないし、そのままにしていた、続いて近所の男の子が殺されるとは予想できない、と。どうやら「裁判員制度が始まるから、当事者意識を持ってもらうために、一般人に情報を知らせる用に」書かれた本っぽいが、普通に面白かった。あと「一言でいえば」「簡単にいえば」の後の文が笑える。
 
11月7日(木)

 ヨハネスブルグでは番犬としてハイエナを飼っていた、というのが今日の衝撃初耳ぴょんぴょん。

 もぐが誰かが居間に入ってくる度に、律儀にキリンのお面をかぶって驚かせようとするのがワンパターン可愛い。

 息子のYouTubeライストで生声ライブ放映されてしまうとは(笑)。

11月8日(金)

 中国杯、みんなハン・ヤン、ハン・ヤンしか言ってないのにエン・カン表示なの笑った。

 ケイン&ピーダーセン『世にも危険な医療の世界史』を読み終わった。昔は色々あったよ、という話で「パブでストリキニーネをビールに添加(苦味を加えるため)」「蘇生にタバコ浣腸」「健康に良いとラジウム水を飲んでた実業家(当時ガイガーカウンターもなし)」「素手でアイスピックでロボトミー」など衝撃的なことが色々書かれているが、文体が駅の売店で売っている文庫みたいで、どうもちょっと。あと、最近言う人多いけど「炎症する」はやめていただきたい。

11月9日(土)

 中学指定のコートが配布された翌日「早速人のを持ち帰った人がいます。内側の名前を確認して下さい」という通達が来た。いかなご「別の人の名前が書いてあった…」私「……」

 中国杯。シェルさん、あのクマさんは持って帰れるのか…。いやー、ハン・ヤン、ウザ素敵だったねえ!ハン・ヤン私も大好きだけど、みんなも好き過ぎやろ。チャンさんを継ぐものとして、大期待だからかなあ。長く滑って欲しい。

11月10日(日)

 アマゾンプライムで見られるので『一人っ子の国』を見た。中国の一人っ子政策が主題のドキュメンタリーで、アメリカに移住した中国人の監督が、一人っ子政策に伴う新生児殺害や強制堕胎・不妊手術、誘拐や女性差別について調べる話。ザ・全体主義国という感じだが、もしこの一人っ子政策がなければ、映画中にも出てくる液晶テレビやスマホ、そこそこ良い服などが一般には手に入らなかったのであれば、大躍進などと比べれば成功した政策とは言えるよなあ。

 こたつ始まった。

 最近もぐは、すべての答えを「にゃんこそば」で済ませようとする。



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