1月1日(火)

 明けましておめでとうございます。

 昨日の紅白は米津玄師という人を見られて嬉しかった。あと、Superflyという人が歌が上手かったのと、サザンのドラムの人が筒井康隆に見えてならなかった。

 もう夜中に何か食べられるほど丈夫じゃないので、S君が蕎麦を作って食べている横で蕎麦湯をいただいて東急ジルベスター。いやいや10秒以上引き延ばしたんじゃないか>凱旋行進曲。毎年のズレてるとかいうのとは桁違いで、あの指揮者、趣旨を理解していなかった(あるいは理解していても、やる気がなかった)としか思えない。あ、でもあの真っ直ぐなトランペットが、アイーダトランペットということを知って一つ賢くなった。

 仕事しに行ったら色々と大変なことになってた。

 仕事帰りに初詣に行くためにS君と合流しようとメールしたら「神社の中で走らせてる」と返事が来て、神社の中を車が通れるのかと悩んでいたら「神社の中で(もぐを)走らせてる」だった。

 たまたまやってたので、ニューホライズンズのフライバイのNASAのLive見てみたが、当たり前だが映像が見られるわけではないし、成功したかどうかもすぐには分からないので、あのカウントダウンの盛り上げに意味があったのか(しかもズレてたし)。でか、博士の新曲の映像見てる方がよっぽど分かりやすい(いやそのための曲なんだろうが)。

1月2日(水)

 もぐはいかなごと違って音符の長さが未だに読めないし(いかなごは長さはすぐ覚えたんだけどねえ…)なにせ間違いを指摘されるとすぐに発狂するので、たまにピアノ練習で横につくと(そう、例えば正月で暇な今!)こちらも発狂しそう。

 ヤバい。クロストークが予想通りの展開を迎えて面白過ぎる>今100ページ過ぎ。

 なぜ家で英語で電話対応せにゃいかんのか(;_;) しかももぐ並に話が通じない。

 QueenのDVDの綺麗な映像を見て分かったことは、ライブエイド終った時に、ブライアン先生が超ナチュラルに自分が今の今まで使っていたマイクスタンドに正面からぶつかってたことですね。あと、目視でお互い確認しながら演奏してるのもよく分かった。

 NHKFMのボヘミアン・ラプソディ特集は、オペラパートの元ネタがシュトラウス『ラクソス島のアリアドネ』の四拍子のところではないか、という錦織健説が面白かった。今度聞いてみよう。

1月3日(木)

 てことで、ウィリス『クロストーク』を読み終わった。『航路』だけど、今回は短めなので読みやすいよ。おたく男は頼もしくて優しいのだ。婚約者はちょっと無理矢理な気はしたが、アイルランド婦人会なんざ古典SF風でドキドキ。面白いからみんな読もう!

 どうしてうちの子らは、動物同士が戦ったり、人間が動物に襲われる番組が大好きなのか。

 映画『ボヘミアン・ラプソディ』の出演者インタビューを見たら、ブライアンがマイクスタンドに衝突する場面も再現していたり、PG13に引っ掛かるので再現できないフレディの動きがあったとか言っていて面白かった。

1月4日(金)

 漫画版を読んでたらしいいかなご、ああ映画では悪役の人ね、とかぶつぶつ突っ込みながらナウシカの最後を見て寝た。ちなみに今日の塾のプリントには「人事を尽くして天命を待つ」と印刷されていた。

 凄いなこれ。出ていくのを本人が見てるというのが。というか過保護ママ風。

1月5日(土)

 同志社小学校(←たいそうお金がかかる)に通ってるのに(←基本的に同志社系列に無試験で進学するための学校)、塾(←お金がかかる)に通って中学受験する子がいると聞いて、どんな金持ちやねん、とS君と震えてる。

 うちの自動レコーダー君は、S君のために薬師丸ひろ子がナレーターの番組を自動録画してくれるらしい。愛いやつ。ちなみにS君は薬師丸ひろ子の声フェチ。

 椋鳩十、小学校によく置いてあったけど、私はつまんなくて嫌いでねえ。『十三湖のばば』が好きだったなあ。東北地方のおばあさんが子供たくさん生むんだけど、みんな事故や病気で死んでいく話。

 S君「もぐは(寝る時間なのに)何をしてるのかな」
 もぐ「空気を吸っています!」
 私「出たな、小学生男子しょーもない答えNo.1」

1月6日(日)

 山田宗樹『人類滅亡小説』を読み終わった。雲の中で細菌が繁殖して、酸素濃度が下がって絶滅、という設定は面白いが、登場人物のセリフが陳腐だったり、テロリストの行動を予測するところが映画風で適当だったり、色々と背筋がむず痒くなって楽しめなかった。

 正気じゃない。知ってたけど。

 私「RTした人の中から100人に100万円当たるってやってるんだって」
 S君「君はなんでやらないの?100万円嫌い?」
 …嫌いじゃないけど…2万円くらいの方が使い道があるかも…。

1月7日(月)

 外来終わって、そういやどうなったのかな、と見てみたら、ちょうど作品賞取った直後でびっくり。まさか作品賞も主演男優賞も取るとは。死せるフレディ、生けるファミリーにゴールデングローブ賞を獲らせる。

 タイ、どうする。

 GG賞(グレイシー・ゴールド賞でもゴールデン・グラブ賞でもない)二部門受賞がめでたい本日、家に帰ったら注文していたこのTシャツ(色違い家族3人分)が届いていた。超可愛い。というか、似合い過ぎていて、もうラマ用の服にしか見えない。

 サーシェンカ(6歳おめでとう)がジンボリーのパジャマ着てた。うちの子らもパジャマはジンボリーにしてる。

 朝からずっと頭が割れそうに痛いので、たぶんもう割れてると思う。

 geoから引っ越して、何年か振りにカウンタつけてみたら、コンスタントに毎日廻っていて、ここを見に来て下さっている方が毎日数人いそうなことに仰天。「アクセス解析をつけた後、パスワードを忘れた」ために長年把握していなかったし、正直見てるのは私だけかと思っていた。ということで、ちょっと頻繁に(?)更新。

1月8日(火)

 もぐ「算数と国語のノートがない」
 S君「机の上探した?」
 もぐ「探した。なかった」
 S君「じゃあ、今からパパが探して見つかったら、もぐ今日1日タブレットなしな」
 もぐ、無言で探しに行く→10秒で見つける。…育て方が甘かったかもしれん(反省中)。

 DNA鑑定するのか?元泉重千代好きとしては気になる。

 ヒューヒュー言ったり、足から水出てる人が一日に何人も来るようになって、冬を感じはじめる今日この頃。

 夕方から寒気がして、明らかに風邪引いてるので、全力で受験生に近寄らないようにしてる。

 で、しんどいので適当に動画見てたら、映画「ボヘミアン・ラプソディ」主演俳優のラミ・マレック(←一卵性双生児)が、昔ギリシャ語の単位が取れなくて卒業が危なくなった兄弟のために、身代わりで大学に行って、ギリシャ悲劇のモノローグを演じて、訝しむ先生に「いや、趣味なんで」と言って、無事卒業をゲットした話をしててのけぞった。

1月9日(水)

 朝、もぐが昨日コートを公園に置き忘れたと言い出し、取りに行って来たら、当然のことながら雨でびしょ濡れ。。

 ハラリ『サピエンス全史』を読み終わった。上下本とはいえ、えらく薄い本だな、と思ったが、しばらく読んでから「サイエンス全史」ではなく「サピエンス全史」であることに気づいた。「生物学的作用は可能にし、文化は禁じる」「成功をおさめた文化が、人類にとって最善とは限らない」「近代科学は、自らが無知であることを認める。宗教は、重要な事柄はすべて知られていると考える」「信用格付けが低い国家は、貧困から脱出できない」あと、ギリシアが独立する時に、独立債というものが売られて、自国の投資家の利益のためにイギリスが多国籍軍を派遣してトルコと戦った話が面白かった。

 受験直前のこの時期、塾は志望校別にクラスが分けられ、近くの教室に通ういかなごは、なんと3人に教師1人という体制で授業を受けているらしい。しかし、今日はいかなごが前受け校(←実質単なる摸試)を受けに行って疲れた、と塾を休み、もう1人同じ前受け校を受けているので、もしかしたらマンツーマンなのかも。

 イギリスにはカマキリいないのか(驚)。通学路で死屍累々だったりしないのね。ロックスターのインスタ勉強になるわ。

 小説でも自伝でも、子供時代は幸福なものとして描かれていることが多いのが謎だ。私は虐待もされてないし、十分物に恵まれて母親に愛されて育ったが、子供時代が楽しかったとは全く思わないし、絶対戻りたくないけどな。

1月10日(木)

 近所の公園で、高校生っぽい2人連れが、キャリーで連れて来たと思しき黒ぶち入り白うさぎをノーリードで散歩させてた。

 娘は来週受験な訳だが、両親はLittle RichardとElvis PresleyとフレディのTutti Fruttiを見て、リトルリチャードの後ろの人達が面白いとか(足だけステップ踏んでる)、エルビス格好いいとか、こんな昔の映像残ってるのか(驚)とか言ってるのだった。


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