8月1日(水)

 最近蚊が出てきてふと気づいたが、木乃のフィラリアの薬貰ってなかった。今年は寒かったのがいきなり暑くなったからなあ。

 ということで、獣医に行こうとしたら、なんと木乃の主治医が辞めて自分で開業していた。近くなら追いかけようかと思ったが、遠い他府県だった。地元開業らしい。主治医っても、予防接種と健康診断だけだったけど、残念感半端ない。…今まで黙ってあっさり転勤しててすいませんでした(反省)。

 いつも行っている動物病院(散歩圏内にある)は、今回辞めた主治医以外は、やたら混む院長(←指名が多い)と卒後数年目までの先生数人でやっているので、まあ予防接種と健診だけならいいかと、今回は3年目の先生に診てもらった。女性なので木乃は喜んでいたが、さすが体温測るのも採血も、前の先生とはだいぶ手際が違う。私がご飯の量減らし過ぎていて、木乃の体重がかなり減っていて、痩せ気味と言われた。調節難しい。

 あと、同行したもぐが、診察室の犬の引き綱かける金具に、ごく自然に自分の水筒の紐引っかけて本読んでいて、ちょっとびびった。

8月2日(木)

 東京医大「だけ」なの?医学部以外の理系学部に進学して就職しようとしても、希望職種に就けなかったり、結婚出産したら再就職できないなら、結婚出産してもパートで働ける医学部に進もうと考える女子が増えるのは当然。私の出身校(女子高)の理系クラスはほぼ全員医学志望だった。

 となると、医学部の女子比率が増えるのは当たり前。私が大学入学した時でも、これからは医学部の女子率は50%を超えると言われていた。が、実際は超えているところは少ない。あからさまに調整していないとしても、年度によって女子比率に変動があるから公平、とはとても思えない。長年国公立でやられていても驚かんね。来年は全国の医学部で女子入学比率上がるかもよ。

 今日の晩御飯:衣笠丼、さんまの開きと大根おろし、ブロッコリとベーコン炒め。

 ここ数年の懸案事項だった、いい加減な職場の人が、人事異動でしっかりした人と交代したので、とてもめでたい。ちなみにどちらも男。

8月3日(金)

 東京医大入試女子減点の話、男性が結構問題にしててびっくり。「女の子なんだから勉強できなくていい」と言われて育ったり、胸だの尻だの触られたり殴られたり果ては強姦された上にお前が悪いと言われたり、同じ仕事してて男性より給料低くて昇進できないのと比べて、そんなに問題かねえ?

 実際、私でもそらそうでしょ?何を今さら、と思うぐらいだから、東京医大の中の人は余念なく漏らして騒ぎに驚いてるんじゃないかな。だって奴隷性維持のためには仕方ないんだから、って。

 この件で、高校でも大学でも会社でも、試験での女性差別があるという話がボロボロ出てくるし…既得権益ってそういうもんよね。しかしなあ、子供の頃は大人になったら、もうちょっと改善されているかと思ってたのに。

 「いかなご、例の裏口入学の医大、入試で女子の点数下げてたんだって」「へえ。女は入るのが不利ってことか。別に今にはじまった話じゃねえよ」

8月4日(土)

 木乃、バイクに乗るのが好き過ぎて、散歩行く時でも言わないのに、バイクに乗れそうだと「わん」て言う。仕方ないので、今朝も五分のいかなごバイク送迎に連れて行った。S君「スピード狂の犬」。

 東京医大前での抗議活動の時に「性差別万歳」って言った男子学生がいたっていうの、もし東京医大の学生だったら、退学処分にして欲しいけどな。「壁に耳あり」レベルだよ、それ。

 今までコミニュティデイは木乃を連れて歩いていたが、この気温ではとても無理なので、充電器と保冷剤を用意して、バスで昼食のパンを買う長い旅に出た。レイドも1回したが、次からは最初からレイドも目標にして、人とジムの多い場所に行って帰ってこればいいのかも。

 女子の点数引いてた割合と年数分だけ、来年から男子に同じことすればいいのでは。それじゃ不公平だって?そうだねえ。そんな不公平なこと、お偉方の旦那様はお許しにならないだろうから、面接なしで受験番号だけで採点とかが無難かなあ。まあ、お上が医療機関の収入を自由に決める診療報酬制度が変わらない限り、馬車馬医者制度も根本改善は難しいだろうけど。

8月5日(日)

 凄いな東京医大。ここまで操作されまくりで裏口もあるなら、もう抽選でいいのでは?実際に入学するの、6割ぐらいだし。6万円のガチャ。

 最近よく勃発する私V.S.もぐのソファ陣取り合戦。ヤツは身長は高いが体重が軽いので、私にお姫様抱っこされて別の場所に輸送されて負けるのであった。

 怒りを表明するツイートって苦手(口で言うのは別)。LGBTは非生産的という全スケオタ(&一部のクラオタ)に喧嘩売ってる発言なんか、全方向から突っ込み可能過ぎて言及したくなかったし、できればうちの犬がいかにいい匂いで可愛いかを日がな一日垂れ流したい。

 30℃切ってると夜の散歩も快適。

 いやいやどこの世界で医者が股脱を背負うのかと。てか、頸部骨折と言いたい?

8月6日(月)

 ソファカバー踏み洗いした(疲)。

 もぐが「『火星に行った人』(の録画してたやつを)見る〜」と言い出した。ネタバレしない、なかなかいい邦題かも>『火星に行った人』。

 ラインのスタンプって、親バカやストーカー専用みたいなスタンプあるのねえ(S君に「いかなごちゃんに気持ちを送るスタンプ」てのを買ってもらった)。

8月7日(火)

 もぐ「じゃママ、3日後に。アデュ」と言ってキャンプに出かけて行ったが、君が帰って来るのは2日後だ。

 朝30℃いってなかったら涼しいし、昼34℃までだと涼しい、とマジで感じる身体になってしまった…。

 いやいや、サマータイム導入するなら東京都だけでやってね。関係ない都府県巻き込むなよ。超迷惑。

8月8日(水)

 もぐのキャンプ報告の写真見たら、どの写真でも見事に楽しそうなポーズを決めていた。どの写真でも不機嫌そうか眠そうだった姉とは大違い。

 ヤキール『ラーゲリの少年時代』を読み終わった。赤軍司令官だった父親が逮捕されたため、14歳で逮捕された著者の5年間のラーゲリ生活を綴ったもの。内容はもう『収容所群島』に書かれているまんま。この本は、釈放後、徴兵され、2年後に再逮捕されて8年間収容所生活を送った後、反政府活動をしていた時に著者が出版したものらしい。その後また逮捕されたり、アルコール漬けになったりして、59才で亡くなったようだから、国の犠牲になった人生だったんだろうな。

8月9日(木)

 昼間に31℃とか最早肌寒い。

 『はたらく細胞』見た。Plt萌えなのか。

 記事の著者は、結婚→引っ越し→出産→医師の夫は生活変えず→開業、という典型的な既婚女医勤務変更コースを辿っていて、これが「女医は使えない」とみなされる理由になる訳です。結婚出産して働き続けようとすると、こんな感じになることが多いが、それが「兵隊脱走」に見える訳ですな。知らんがな。

 いかなごが「最近算数の問題を解く速度が上がった」と申告したので(実際どうかは分からんが)頭の中をずっとファイナルファンタジーのレベルアップファンファーレが廻ってる。

 相変わらず理解力が皆無に見える、キャンプ帰りのもぐに、ホッツェンプロッツを読み聞かせて「さて、カスパールが物置から持ってきたのは何でしょう?」的クイズを出し続けてみたら、意外に正答率が高くて、両親に見直されるの巻。

8月10日(金)

いかなご「ママの嘘つき!恥知らず!」
私「ママはたかだか10年前には、そこで『あう!』とか言ってた生き物の挑発に乗るほど愚かではない!」
S君「ふーん、ママ恥知らずなんだ」
いかなご&私「お前は黙れ」

 ウィンタース『カウントダウン・シティ』を読み終わった。引き続きナゾの発想で動く主人公に、訳の分からない行動を取る依頼者とその周囲、すぐに崩壊しそうな学生自治組織。そして、ポストアポカリプスと言えば犬!なぜ破滅物なのに、すぐに汚れそうなビション・フリーゼなのか!それはともかく、相変わらず「小惑星が衝突しないだけで日々幸せですありがとう」とひたすら思えるのでお勧め。

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