6月21日(木)

 こないだS君がなぜかトマト箱買いしてきて、今日はいかなごがいないので、トマトサラダ作った。乱切りで種がなければトマト美味しい。

6月22日(金)

 コップうさぎ柄の生地でいかなごの部屋着作ったけど、ダブルガーゼなせいか、パンツをだぶだぶで作ったせいか、予想以上に妖精さんチックで、目標だった「犬の散歩ぐらいはこれで外出」は無理かも。ま、パジャマとしては問題ない。

 ジーウ『僕は銃と鉄条網に囲まれて育った』を読み終わった。43年にベルリンで捕まり13歳でアウシュビッツ→死の行進でグロスローゼン→ブーヘンヴァルトで開放された少年が、58年に書いた体験記。アウシュビッツでは赤十字に公開される見世物収容所にいたおかげで、強制収容所のような生活(それでも選別もあり、1年生き残った人はほとんどいない)。ブーヘンヴァルトには8年以上いるドイツ人政治犯がいたりして、最後は自ら闘って収容所を開放したらしい。

6月23日(土)

 いかなごの相手しながらうとうと。

 フレンド、女の人っぽい日本人じゃない人に申請して、ギフトせっせと送ったけど、うちの周り地蔵だらけなので、Jizoって表示されてもナゾじゃないかとか、写真に卍ついてるのでナチと誤解されるんじゃないかとか色々不安。

 フレンドがロゼリアだのコラッタだの捕まえてるのを見ると、自分も面倒がらずに捕ろうと思うので、モチベーションは上がる。ちなみに今、オランダとポーランドとフランスの卵孵してる。

6月24日(日)

 ジョンが野人と結婚しちゃったよ!

 図書館→なかむらコースを車で移動中に、地蔵じゃないギフトを入手しようと頑張ったが、集まったギフトは8割地蔵だった。どんだけ地蔵だらけやねん。

 そ、そこまで言わなくても…いや、だけど、確かに(笑)>odaedの生みの親。

 夜、いかなごと2人で押さえつけて肉球の周りの毛と爪を切ったので(いかなごだいぶ噛まれた)、木乃ぐったりとふてくされてる。

6月25日(月)

 帰宅時にお腹が空いていて、家にあったレーズンデニッシュみたいなパンを二切れ食べたら胃が痛くて動けなくなった。やっぱりデニッシュ油脂多い。

 私「木乃はしっぽ振るのねえ、偉いねえ」S君「しっぽ振るしか能がないからな、さすが犬畜生」私も性懲りもなく毎日いかに犬が奇跡的に可愛い存在であるかを言葉で表現しているが、S君もよくも飽きもせず犬をdisれるものである。

 ネイサンGOTか!!楽しみ過ぎる。

 6300年の旅で98人て、結構少なくていけるもんだな。

6月26日(火)

 2年ぐらい前に受診されて「こういう病気なので、この科を受診して下さい」と紹介状書いたけど、そのまま放置してて、治らないと再診された方がいて、もっかい紹介状書いて、今度は予約も取ってその科を受診してもらって、こないだ手術受けて治ったので「先生に見せなあかんと思って来た」という方がいた。見せに来てくれるのは嬉しいけど、その律儀さを使って1回目で紹介受診して欲しかったな(笑)。「だってそんな病気なんて信じられなかったから」…いやいや、典型例ですがな。

 S君→3科目で受験するべき、私→4科目の方が得かもしれないから4科目でいいんじゃない、で4時間話し合い(もぐはご飯とピアノ以外無視状態)→いかなごが塾から帰ってきたので、社会の過去問をやらせてみる→両親の予想に反して、受験者平均に近い点を出す→S君「案ずるより産むが易し」……。

6月27日(水)

 え、マジで10連休にするの?!連ねられると辛い生業もあるんだよ…。

 なんでちょっと外に出るのにブラジャーしなきゃいけないんだよ
→乳首がなければいいんだ(ピコーン)
→それ哺乳類としてはちょっと…
→授乳期以外は全員陥没乳頭!これぐらいならいけるだろ!レッツ進化!←イマココどうよ?

 プラフ『ハンナの戦争』を読み終わった。ソ連国境近くのポーランドのユダヤ人社会で生まれた著者の母親の体験をまとめたもの。家父長の父は、大丈夫だと信じて抵抗せず殺され、本人はパルチザンに。戦闘中に怪我をするが、敗走途中のドイツ軍に助けられ、ポーランド人の身分証明書を貰って生き延び、戦後はイスラエルに移住して結婚。後に息子が書いたせいなのか、お話っぽさを端々に感じた。この違和感が何なのか気になる。

6月28日(木)

 カイ君R.I.P.

 「体育会系出身の市民アスリートを集めて、四面本棚でソファが置いてある部屋に一人一室ずつ隔離監禁するコミニュティとかあれば良いのに」て言われたら嬉しいのかな。

 いかなごが今「決して覗かないで下さいね」と言い残して隣室に閉じこもってたぶん算数やってるんだけど、私は覗くべきなのか(ドキドキ)。

 今朝からやたらTLでドイツ負けたドイツ負けたと流れていて、若干不審に思っていたのだが、サッカー負けたのね。

 今日の晩御飯:冷凍ハンバーグ種を焼いたもの、小松菜・油揚げ炒め、炊き込みご飯、レタスとセロリとトマトのサラダ、とうもろこし、白玉蜜豆(缶詰桃とさくらんぼ)。

6月29日(金)

 へえ「高槻方式」って言うんだ。やっぱり特異な教育だったのねえ。まさにこの時期の最中に、高槻市の公立小学校から私立中学を受験したけど、「私立中学に行く人は悪」というのは徹底していたよ。「点数をつけるのは差別だからダメ」だから、テストも点数ついたことないし(間違えた問題数を数えて、−1とか−3とか書いてある)。よく驚かれるが、小6でも通知表は2段階評価だった。

 塾に行くのも「悪」だから、授業中に放課後にどんな事をしているかという話になった時、「木曜日は『言えないところ』に行っていて…」とかいう子が続出した(先生も含めて誰もがそれが「塾」だと知っていた)。

 私立中学に進学した子はクラスに2、3人だったけど、卒業間際に先生が「私は本来なら公立中学に行くのが正しいと思っていますが…○○さん、××くん」と私立に行く子の名前を呼び上げて、どこに行くかみんなに言うように促されたので、穏健だとほっとした記憶が。中学受験した子を教室の前に並ばせて、一人一人受かったか落ちたか言わせたクラスがあったことを聞いていたから。

 小5、6では先生の気に入るようにしないと内申書を書かないとゴネられたり、悪いことを書かれる、という話も普通にあったので、先生に逆らわないように親から厳命されていた。「休み時間は外で遊ぶのが良い子」だったので、休み時間は本ばかり読んでいた私も、毎回校庭に出るように努めていた(それで先生の機嫌も覚えもだいぶ改善した)。

 今いかなごがクラスでやりたい放題だったり(それもどうかと思うが)中学受験することを悪としない(「目的をもって頑張っている」とか言われるんだぜ)風潮なのは実に有難い。

 おやつ憲兵活動を始めて2ヶ月。やっと食器棚の上のはみ出しおやつがプラスチックかご1つに納まるようになった(おやつ置き場には、別にかごが3つある)。これには、公園に行く度に、ちまちまとおやつを持って行ってくれる優秀なおやつ憲兵助手の力が大きい。特に、缶一杯の雑多な飴をすべて捌いたのにはびっくり。

 ということで、感謝の印にもぐには取り置きのハイチュウをプレゼント。これからもよろしくお願いします。やっとココナッツサブレ食べきったと思ったら「最近よく食べてるから好きなのかと思って」と次を買ってくるS君との攻防はまだまだ続く…。

 夕方大雨だったので、公文まで私とS君でもぐを車で迎えに行った間に、木乃がケージから脱出してゴミ箱を漁り、その6時間後ぐらいから繰り返し吐くようになってどうしようかと思ったが、さらに6時間後に大元と思われるもの(トウモロコシの芯とサランラップ)を吐いた木乃は下からも大量に出して、ああすっきり、みたいな顔して寝た。

6月30日(土)

 さんぽさんが嬉しさに慌てふためいてるのが面白い。

 エルミタージュといえば、自国語しか理解できないのに何故かわざわざロシアでアジア人に自国語で話しかけてきたイタリア人達を思い出す…。

 賞味期限四年切れの桃缶を発掘したのでゼリーにしたら、子供らの食い付きが凄い。そういえば子供の頃は果物の缶詰とゼリーが大好きで、大人になって金持ちになったら、毎日果物の缶詰めで作ったゼリーを食べるぞ!と思っていたような…(今は全く食べたいとは思わないが)。

 藤木『新版 雑兵たちの戦場』を読み終わった。戦国時代の戦いでは、戦場になった畑は焼いてしまい、その辺にいた非戦闘民は男も女も捕まえて適当に売りさばくのが普通。朝鮮出兵でも多くの地元民を売りさばいた(たぶん東南アジアに)という話。上杉謙信も秋になると関東に出兵することが多かったし、当時としては戦闘は完全に出稼ぎ状態だったのではないか、秀吉の天下統一がなされ、朝鮮出兵も終わった後は稼ぐ手段がないので、全国でせっせと築城が行われた、と。なるほど。

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