6月11日(月)

 一年以上前から、運転しちゃダメと本人に繰り返し説明し、家族呼んで説明し、外来来る度にどうやって来たか確認し、車で来てたら迎えを呼び…ということをしていた患者さんが、最近家族に車の鍵と免許証を取り上げられてタクチケの束渡されてたので、高齢者加害事故の報道はがんがんして欲しい。

 今日の辰巳孝太郎の質問凄かったわ。

6月12日(火)

 長袖Tシャツを解体した袖部分を使ってショートパンツ作ろうかと思った→例によって布が足りない→一部別布にしよう→じゃあ、不自然じゃないようについでに外ポケットをつけよう→ウェストゴムの外ポケットズボンってどうなってるんだろ→ウェストベルトつけてるだけなのか→それはそれで好都合、てなことを日々悩んだり検索したりして時間が過ぎるのです。

 いかなご、6年になってから、人生ゲームを作る友達の下請けやら、近所の子に手裏剣をあげてる友達の下請けやら、ピッキングとハッキングの方法を知ってる友達からやり方習うやら、やたら楽しそうである。

6月13日(水)

 「このいかさま、美味しいね」とにっこり笑いながらお替りをねだるもぐが可愛い。でも末っ子長男を甘やかすとロクデナシになるそうなので、我慢してあまり可愛がらないようにしている(そして姉と父に努力が足りないと言われる)。ちなみに「烏賊様」とはもぐの(そしてみんなの)好物サキイカ。

 ちょ、京産大グラウンドの近くで熊出たってよ。

 もぐの将来就きたい仕事は「命に関わらない」仕事らしい。「医者と警察官と消防士と宇宙飛行士はダメ」「漁師もダメ。危険だから」。ちなみに近々の目標は「コンビニでバイトして趣味でユーチューバー」。

6月14日(木)

 最近とにかく外来の人数が多くて(疲)。

 スタンフォード監獄実験の看守役が演技指導されていた証拠が出たとか、マシュマロ実験再現失敗とか。

 川口マーン『ドイツ料理万歳!』を読み終わった。ドイツ在住の食道楽の著者がドイツ料理について語った本。名物料理は、動物をどうかして焼いた系が多い気がした。血のソーセージはドイツ人でもダメな人が多いらしい。あと、ソーセージは軽食扱い。休日は、散歩してコーヒーとケーキを食べる習慣が根付いているらしい。なるほど、だからドイツ系の人の自伝には、やたら散歩中の写真が多いのね。

6月15日(金)

 S君と話してたんだけど、うちの家から通える範囲の医学部って、国公立4つに私大1つあるのね。そりゃ首都圏なら当たり前だろうけど、田舎にしては珍しいかも。ま、近くにあっても入れないから関係ないとこもありますけどね(散歩圏内の某大医学部)。

 イェゴール君、いかなごと同い年なんだけど、さすがデカイな。

 そうそう、パッチテストなんて手間考えたら採算取れないから、やってるのはパッチテスト大好きな人か、大学だけよ。

 盲亀浮木と猿シェイクスピアだったら、断然猿シェイクスピアの方が長いよなあ。

6月16日(土)

 図書館→スイミングにもぐが忘れたメガネを取りに行く→近所のパン屋がまた休業していることに気づく(人出不足かしら…流行ってるんだけどねえ)→コミニュティデイ1時間半→学会行って、入り口の段差で転けて膝を打ち、病院から出てきた高齢の御婦人に心配される。

 それにしても、コミニュティデイ、そろそろ12時からだと厳しいけどねえ。真夏も同じ時間帯でやるつもりかしら。

 いやもう、一年に一回くらいしかショー行かないから、国旗も慌ててアイロンかけたりして…。

 うわ…青なのか…そりゃまあ、33歳で出産すばそうなるか…。

 いかなごにサーシャの動画見せてみた。「凄い!ムーンウォークしてる!」「え?プルってプルシェンコって言うの?」←知らなかったらしい。

6月17日(日)

 朝、塾に行くいかなごと同時に家を出て三宮へ。

 神戸FaOI。
・久しぶりに見たせいなのか何なのか、非常に楽しく、アイスショーってこんなに楽しいの?!状態だった。
・1年ぶりの友人と同じ場所で再会し、同じように連れられて会場へ。

・紀平さんの新プロは振付が凝っていて、由起奈ちゃんを思わせた。
・花織ちゃんのエキシビはちょっと単調に見えるかも。
・舞衣ちゃんはクワンちっくな印象。

・カロリーナ!生ヌキッパ凄かった!!
・ポゴちゃん、これからどうするのかな…。
・美姫ちゃんのクレオパトラ衣装懐かしかったよ。
・明子ちゃんの『風の神の歌』、曲はちょっとどうかと思ったけど、演技は素晴らしかった。ほんとに風みたい。

・ポリシチュク&ベセディンは闘牛士じゃなくてカウボーイだから、ベセディンは赤くない牛なんだな。
・サフチェンコ&マッソーを見ながら、アリョーナの歴代パートナーを集めて滑るショーをウクライナでやったらどうかなどと考えたり。
・カペラノの鏡プロ面白かった。結構練習が要りそう。そしてカッペリーニはあのスカートでなくても、スーツでも超可愛い。
・バトル君は下をくぐるのにちょうどいい長椅子が現場にある時だけあのプロを滑るのか(謎)。
・ハビエルはとにかく闘牛士衣装が似合い過ぎる。

・織田君の「勝手にしやがれ」は、三枚目でありながら格好良いこともできるという当人のキャラを最大に活かしたプロで、観客がみんな手をゆらゆら振っているというフィギュアスケートではあり得ない光景を導き出したという点でも画期的だと思った。
・織田君にはぜひ今回限りではなく、ジュリー音源で持ちプロにしていただきたい。あれは凄い。

・ステファンはスピンが多いプロで、久しぶりに堪能できてとても嬉しかった。
・デニスとの師弟プロは…プログラムも、ステファンの滑りも超一流で素晴らしいと思うのだが、あれをデニスと滑ることでデニスの素敵さを引き出しているかと言われると疑問なところが、師弟プロとしてどうなのかという点が引っかかる。
・むしろあのプロをデニス以外の誰かとコラボで見たいが、それはそれで違う気も(悩)。

・パパに手を引かれて登場したサーシャは、あれだけの観客の前でやってのける辺り尋常じゃないが、無表情で投げキスを振りまくところはさすが5歳児で可愛かった。
・というか、あれは2プロのところ1プロを息子に滑らせる「子供滑らせ芸」という新たな技能なのではないか。
・しかし特に説明もなく「アレクサンドル・プルシェンコ」のコールだけで、いきなりおじさんに連れられた5歳児が出て来たら、予備知識なく見に来た人には意味不明だろうなあ。ま、そんな人いなさそうだったけど。

・プリプリの人が歌が上手くて、正直美姫ちゃんと明子ちゃんのコラボプロは歌に聞き惚れてしまった。
  ・その点、織田君とジョニーは歌が気にならないので(本人の歌じゃないしねえ)プログラムに集中できた気も。

・ジェーニャのニジンスキー久しぶりに見たけど、あの曲のフレーズ聞くと、怪我を抱えて調子が悪い時もあったあのシーズンの不安と心配がまざまざと呼び覚まされる、ということが分かった(笑)…もう15年ぐらい前なのにねえ。。
・トリは、やっぱりニジンスキーポーズで締めちゃう世界一スケートが上手いプルオタ。
・当たり前だが、私がゆづ君を見る時は、たいていプルも一緒にいるわけだが、ダブルオリンピック・チャンピオン様は常にヤバいまでのプルオタ全開っぷりで(今回もサーシャ担当保育士みたいになっていた)ゆづファンの皆様はあれでいいのかと(いやいいんだろうけど)。

 家に帰って分かったこと。
・「勝手にしやがれ」で沢田研二は手を左右にはっきり振っているわけではない(ただ広げているだけな感じ)。
・沢田研二は京都市左京区出身。
・やっぱり歌うまい。

 帰宅が7時過ぎで、即木乃ともぐ連れでいかなごのお迎えに。外出していた時間は同じだというのに、夕食後いかなごは宿題に取り掛かり、私はただ休むという…。

6月18日(月)

 朝8時前に地震。みんなで机の下に入り、特に何の被害もなかったが、高槻が心配で。左京区は震度4だったみたいだが、阪神大震災の時の方が揺れた印象(これは職場の人もみんな言っていた)。

 とはいえ、学校行かせた直後に、市内全部休校だから返すと言われたり、電話がつながらなかったり、職場の機械が止まってたり、出勤できない人がいたり。

 これが来年だったら、いかなご完全に帰宅困難者だなあ、どうしてるんだろうと思ったら、大阪の私学はバスをチャーターしたり、先生が車で家まで送って行ったところもあった模様。

 もぐが缶の貯金箱を持って家をウロウロしていて「うるさい!そんなもん持ち歩かない!」と言ったら、「だってまた地震が来たら、これ持って逃げる」。

 今日は居間に布団敷いて子供ら寝かせた。いかなご「お泊まり会みたい〜」。まあ2階の方が安全な気もするけど、怖がりもいるから、2日ぐらいこれで様子見よう。

 阪急は最後に残った高槻-長岡天神間が、23時前に復旧。お疲れ様でした。

6月19日(火)

 いかなごさん、朝からシューシュー怒ってる(((( ;゚Д゚)))

 加計学園の理事長の会見、どさくさ紛れに有耶無耶にするつもりで今日会見したんだ、と職場で言われまくっていた。

6月20日(水)

 高槻の人は色々大変そう。ガス止まると辛いよな。

 アリス・ウェクスラー『ウェクスラー家の選択』を読み終わった。ナンシー・ウェクスラーがベネズエラのハンチントン病のホモ接合体を持つ患者と関わり、RFLPからハンチントン病のマーカー発見に至った経緯を書いた本を昔読んだが(題名を思い出せない)、これは姉のアリス・ウェクスラーが父母の結婚生活からマーカー発見、遺伝子検査を受けたらどうなるかまでをまとめた本。科学的なことよりも、母親の性格、発病の様子や、父親のハンチントン病研究団体への関わりなどが詳しく書いてあり、父親が精神分析学者だったため、当時の精神分析学の雰囲気も分かって読み応えがあった。遺伝子検査については、娘2人が発病するかどうか知りたくないから受けるなと父親が主張したことが興味深かった。


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