2月1日(木)

 いかなご、「朝早く起きて宿題して家族を起こす」ことを毎日やってて、凄いなあと思うが、S君も子供の頃は朝早く起きて新聞読んで家族を起こしてたらしいし、私も子供の頃は朝早く起きて勉強してたし、単なる遺伝だな(ちなみに今はもう早起きなぞできぬ)。

 帰宅後倒れていたら、いかなごが優しい。「だってほんとに死んでるんだもの。私死人は鞭打たない派だから」死人に鞭打つのが好きな人も大勢いることを考えると、実に有難い。

 コミがよってきたので、なでながら「もう少しで春になるからな。そしたら美味しいノゲシいっぱい食べようなあ。カラスノエンドウはもう歳だからちょっとだけだよ」と話していたら、S君「君はウサギとも喋れるのか。やっぱり宮廷歌人に…」

2月2日(金)

 今日はママの誕生日、と聞いたもぐ「え?誕生日なのになんでケーキがないの!?ママの好きなケーキでいいから!」と懇願していた。バレンタインデーを待て。

 プレゼントにS君からサクラソウの鉢植えをもらった。日当たりのいいところに置けってよ…(うちの家にはない)。結局水槽の水草のためにLEDライトが導入されているメダカ水槽の横に置くことにした。こんな弱い光源で大丈夫かな。。

 自分が中学受験した時は、「受験するのは悪いやつ、公立中学に行くのが正しい人間」という風潮の地区で育ったせいもあって、ブラック企業ばりに勉強していたことを、とても引け目に感じていたが、自分が大人になってみると、子の中学受験は、スポーツをさせるのと変わらないような感じを受ける。大人になってから特に役に立つでもないことに、お金と時間を大量投入して、継続的な努力をする力と多少の知識は身につくあたりが。

2月3日(土)

 いかなごが夕方から塾なので、昼に恵方巻終了。デザートにマルセイバターサンド。

 今日は割と調子の良かったもぐ@スケート教室。「いつもポンカン食べてから行くのに、今日はきのこの山を食べたから。チョコレートの蛋白質が効いた」と主張する1年生。いや、いつも端にいるのに、今日は真ん中の先生に近い場所にたまたまいて、指示が聞こえて、よく見てもらえたせいだと母は思ふ。

 とりあえずモホークは上手になって、ストップ系も人並みに。バッククロスはまだ今いち。結局10分でも個人授業受けた方が上達しそうな習い事だなあとは思う。

 私「そのお菓子、まだ残りがあっちにあるよ」もぐ「あざっす」私「そんな高校生が使うような言葉使わないでくれる?」もぐ「ありがとうございます」

 最近、例の6年男子が放送室に乱入して、全校放送で男性性器の名称を連呼する、という事件があったらしいが(←女性性器の名称じゃないのが小学生だなと思った)、もぐは「例のT君が汚い言葉を叫んでた」と最初は詳細を明らかにしなかったので、今のところ良い子。

 昨日からクレープが食べたいと言っていたら、もぐと出かけたS君が節分祭の夜店でクレープ買ってきてくれた。クリーム少なめ、皮もちもちで当たり(嬉)。いかなごは、塾に行く前に一人で節分祭の屋台見て、イチゴ飴買って食べたらしい。成長している。

 私「(藤井五段)カツカレーが食べたい年頃だよね」S君「男はいくつになってもカツカレーが食べたいものですよ、奥さん」そ、そうなのか。

2月4日(日)

 『バーフバリ伝説誕生』見た。前から今日見ようと思ってたら、なんとamazon100円セールになっていたという。なぜか一緒にもぐも見始めたので「滝、絶対上っちゃ駄目だからね」と言いまくり。たぶんインドでは滝に上る男児が増えて大変だっただろうな。

 あらすじ見て、なんで国母様が政権も継承決定権も握ってるのかナゾだったんだけど(建国者の実の姉なら分かるけど…それとも実家が権力ある?)見たらなんかどうでもよくなってきた。強そうだからでしょ?みたいな。瞬きしないし。

 あとは、デーヴァセーナが幽閉されてるのに髪が綺麗で、顔も老けメイクというよりファンデーション厚塗りでテカテカなのが気になったぐらい。近所で『王の凱旋』が再公開されるのを日々待つよ(映画館で王をお迎えしたいから)。

 ちなみにもぐは、バーフバリ息子がアヴァンティカの腰巻をあーれーってしてたのがよっぽど衝撃だったみたいで、「あの人、あんな変態だから滝上ったの?」私「いや、男の人はみんなあんなことするのよ」「でもパパがやってるとこ見たことないよ」「あれは女の人がやっていいよ、て言って、他に誰もいない時だけにやるのよ。もぐもそのうちやるの」「もぐ君はやらないよ」「あと5年ぐらい経ったらやりたくなるの」「12歳か(納得)」

 外来って待ち時間が少なくなるように努力はしてるんだけど、一分間に五人受付して、そのあと二十分来なかったりとかザラだから、かなり運次第なのね。その一分間に受付した一人目は待ち時間がほぼなく、五人目は四人待ちになるから。じゃあ予約制では?てなるけど、予約外の人はどうしても来る。予約外の人が重症だと、時間がかかって、以後の予約はすべてズレる。予約で一時間待ちとかやっぱり感じ悪いでしょ。それぐらいなら予約制にしない方がいいという話になる。予約外の人は見ません、て厳密運用してもいいんだけど、基本的に病気なんだから、急変はどうしても出るし、応招義務もある。やんわり断るなら、紹介状ないと五千円別に要ります、という制度になる。

 ちなみに、受付時間外に来る人はちょくちょくいる。受付時間短いぜ、他の時間何してんだよ、と思うかもしれないけど、たいがい受付時間内に受付した人を診たり、予約の検査や手術をしてる。たまたま医者は暇でも、ついてくれる事務の人や看護師さんは、その外来が終わると別の部署で仕事する予定になってたりするので、人手を集めてこなきゃいけない。それでも、緊急の病状の人や、緊急かどうか分からなくて迷ってる人は、待たれるよりは来てくれる方が嬉しい。問題は、時間外の常習の人。待ち時間があったり、 自分の思う通りの薬を出してもらえないと、暴れたり怒鳴ったりする人がいるし、そこまでいかなくても常に時間外に来て、前は受付してもらったとゴネる人もいる。てことで、時間外だとスタッフは基本的に警戒してる。

 最近いかなごが塾で家にいないことが多く、一人っ子状態のもぐ。妖怪ウォッチを見る時(レコーダーの操作ができない)と風呂に入る時(恐くて一人で入れない)だけは姉が欲しいらしく、いかなごが帰って来るとそれなりに幸せそうだ。

 1日勉強してきたいかなごは、晩御飯食べた後、荒ぶる鷹のポーズをしながら「あとは残業だけだ」とのたまっていた。

 夜の腹痛は久しぶりにワゴるかと思った。ヤバい。

 余華『兄弟』を読み終わった。いやもう素晴らしい小説すぎて超お勧め。どんだけロクでなしやねん→ほんとはいいヤツか、を繰り返す主人公宋光頭、力持ちでいい人で子供の相手が上手くて約束を守り抜く男の中の男、義父宋凡平、最初からメンバーが変わらない街の脇役陣、繰り返し多用のリズムのある文章(中国語だともっと面白いんだろうけど、日本語でも十二分に面白い)、差し挟まれる爆笑シーン(川端と三島のネーム入り古背広を探す詩人と作家気取りとか)。唯一困ったのは、汲み取り式公衆トイレで女性の尻を覗く具体的な体勢が想像できずに、かなり悩んだことぐらい。とにかく面白過ぎるので、まだ読んでない人は読むべし。

2月5日(月)

 朝、いつもの日課で木乃がコミを追いかけたところ、コミがくたっとなっている、といかなごに起こされた。実に哀れに四肢が伸びていて、しばらくして元の姿勢に戻ったものの、息が荒く明らかに死にそう。

 S君と学校を休んだいかなごが病院に連れて行き、点滴してもらい、一時は身動きもしたものの、16時前に死亡。昼前に学校に行ったいかなごが、帰って来る直前だったらしい。病院では脱水と栄養不良(痩せ過ぎて脂肪がない)と言われたそうで、寿命な感じ。享年5歳4ヶ月。

 捕食される動物は体調悪くてもギリギリまでバレないようにするため、動けなくなった時点でかなりヤバいとかで、人間ばかり相手にしてる私としては、見事なピンピンコロリ、とか思う訳だが、それはともかく、うさぎを亡くしたいかなごの精神状態が心配で(まあそれでも、ケージの中で死んでるのを発見するよりは、病院に行くという一段階あって良かったのでは、というのが両親の意見)。もぐも帰宅第一声「うさぎは?」だったけど、そこまでショックではなさそう。木乃は納得いかなげに居間をあちこち嗅ぎまわっていた。

 コミの遺体は段ボールに入れて、昼に私が栄養つけさせねばと探し廻って採ってきたノゲシとタンポポの茎とカラスノエンドウを散らしたら、なかなか安らかそうに見えた。

 結局、朝の騒動の際に意識失ったので、外来中しんどくて。夜になっても、座位になると倒れそうだったり。誰がこの自律神経調節してくれ、頼む。

 話題沸騰の気色い歌、例の悪評高い絵本作者の作詞なのね。自己責任とかそういう話じゃなくて「お前を産んで育てていることで(我慢しないという選択肢もあるのに)これほどの我慢をしている」という歌を、よりによってだいすけ兄に歌わせるってのがね。実にえげつない。

2月6日(火)

 朝5時ぐらいに足の痛みで目が覚めた。マイナス4℃ってあんた…朝起きられないやろ(文字通り)。

 夕方、ペット葬儀社が移動火葬車で来てくれて、コミのお骨上げ終了。ちゃんとお線香あげさせてくれて、骨の解説もして、骨壺にすべて納めて、キーホルダーもくれた。あれだけしてくれて、あのお値段で回るのか心配。

 いかなご「悲しいねえ」と慰めると「思い出すからやめろ」と言われ、「もう年だったから」と言うと「じゃあママは木乃が年寄りだったら、死んでも仕方がないって思えるの?!」と言われるので、なかなか対応が難しい。

 眞子様結婚延期、家柄がどーのこーの論にしたがる人がいるけど、もし週刊誌に書かれていることが事実に近いのであれば、皇室でなくても親は婚約破棄を勧めるでしょ。すっぱ抜かれたので婚約したけど、身辺調査はまだだったのでは。もちろん、全くの事実無根なら気の毒だけど。

 今日の町山智浩たまむすび「アメリカ流れ者」、必ず「総理大臣や大統領」とセットで連呼して、総理大臣がどんなことをやってはいけないかを強調していて(最後はっきり言ってたけど)聞きごたえがあった。

 居間の低いところにガードなしで服やコードを置いてもいいという環境に慣れない…。

2月7日(水)

 いかなご、耐寒マラソンで走った距離がもぐを上回っていた。もぐによると1年生最長の人と同じ距離だそうで、ちょっと安心(笑)。
 
 正直、ステロイド忌避の人は、日々相対しているので、TLでまで見たくない(疲)。

 いかなごの理科のテストで出てきたけど、177って昔よく使ってたよねえ。遠足の日の朝とかさ(懐)。

2月8日(木)

 いかなご、学校で牛乳の素晴らしさを称える動画を見せられて、その感想を書かねばならんらしい。「そんなに素晴らしい牛乳を子牛さんから奪うなんてひどいって書けば?」→「もう書いた。再提出になった」。「雌牛さんはえらい」→牛の話はもういい、再提出。「ヤギの乳のことも知りたい」→再提出。何を書けば許してもらえるんだろう(難)。

 学校とか何やかやの説明会で、配った資料に書いてあることと全く同じことしか言わないのって、昔から何のために会を開いているのか物凄くナゾで、苦痛を与える嫌がらせだと思ってたんだけど、あれって読むよりも朗読される方が好きな人がいるからなの?もしかして、苦痛を感じないばかりか、そちらの方が望ましい人がいるの?

 今日もいかなごが泣き出して対応に苦慮するの巻。こたつの中で泣いてる子は、何分後に慰めるのが最適か。いきなりよしよしすると、たぶん噛みつかれる。遅過ぎるのも感じ悪い(というか、お腹空いてて、おやつ食べてたので、既に感じ悪かったかも)。適当に撫でたら、泣き止んで寝た。

2月9日(金)

 昼に団体戦男子の結果見て、崩れ落ちる。ネイサンはともかく(いや良くはないが…)チャンさん…古傷が開くよ…順位点で良かったけどさ…。

 夜は開会式。
・また「子供が見て回る」形式?(飽)
・でも、人面鳥はキモかった!
・服はブルガリアの色が綺麗だった。
・トンガ!トンガ!
・せっかくバミューダパンツで寒い中足出したのに、トンガに持っていかれた感(笑)。

・フィリピン、マルティネス見逃した…。
・NHKは繰り返しお伝えすることを選ぶべき。アダムがペンスとの面会を拒否したことでもお伝えしとけ。
・最後ユナ・キムは意外性のカケラもないけど、そりゃそうなるよね。滑らせたのは素敵。

・総書記の妹、一段上の席から韓国大統領と握手するし、可愛いから兄より人気出るだろうし、今後大丈夫なのか不安だったり。
・てか、五輪でだけ表面的に仲良くすることに意味あるのか?
・私的ハイライトはトンガと人面鳥。中国文化ばっかりとかも言われてたけど、隣なんだから仕方ないやん。

 私の行ったことある国→ギリシャ、ユーゴスラヴィア、シンガポール、カナダ、オーストラリア、台湾、アメリカ、ロシア、ハンガリー、中国、ドイツ、韓国(仁川のみ)…少な。

2月10日(土)

 昨日の夜からもの凄くムカムカするのでたぶん病気。悪阻並みに気分悪い。なんかヤバそうなので、いかなごの弁当作りも、もぐのスケート教室付き添いもサボった。

 この先、いかなご塾9連荘になるっぽい。いかなごの塾は親の介入が少ないところとして有名らしく、どういう意味か謎だったが、物理的に家にいないってことなのか(納得)。

 もぐとS君がそろそろ連弾を合わせはじめたが、二人ともまだ今いちで(もぐは音は分かってるがリズムが壊滅的、S君はリズムは分かってるが弾けない)なかなか凄いことになってる(高みの見物)。

 S君「インディ・ジョーンズという有名な映画があって」もぐ「あ、サメが出てくるやつね」


過去の日記の目次に戻る。

日記に戻る。