12月11日(火)

 1年以上前に突然はまってから、クイーンの曲はほぼ毎日聞いていたが、映像を見始めたのはつい最近で、「高音を出しているのはドラマー」ということは知識としては知っていたものの、実際に映像見てみたら「激しくドラム叩きながら、綺麗な大音量の高音を間欠的に出す」人間が映っていて驚愕。バンドというものに縁がないのでさっぱり分からないが、あれは普通のドラマーなのか。

12月12日(水)

 S君「喪中葉書来たよ」
 私「そういえば元総長死んでたわ」
 S君「キミは元総長に年賀状出してたのか?」
 私「違うよ。元総長の息子の嫁が先輩なんだよ」

 羽生さん、自分のことじゃないから、好き放題誉められて楽しそう。

 前野ウルド浩太郎『孤独なバッタが群れるとき―サバクトビバッタの相変異と大発生』を読み終わった。『バッタを倒しにアフリカへ』でも、バッタが隠れる植物の種類や大きさを調べて論文のデータになるのに驚いたが、この本でもバッタについて、これほど研究されていないものなのかと驚いた。あと、バッタを大量に育てるのが非常に大変そう。著者は、何より人と仲良くするのが上手&研究大好きという稀有な存在のようなので、この先もお金がついてバッタ研究が進むことを心から祈る。

12月13日(木)

 食卓で向かい合わせの席のいかなごともぐ、毎日毎日毎日毎日飽きもせずに机の下で足で争ってんだけど、何なのこれ。

 離婚後ほぼ音信不通のS君父から突然玄米が送られてきた。美味い。

 あれが河野景子なのか!(とフレディ死去のニュース映像で貴乃花元嫁の若い頃を知る)

 私「ママは2月が一番嫌い」
 いかなご「誕生日があるから?」
 私「寒いからだよ!」
 もぐ「え?なんで?誕生日があったら嬉しいよ!」

 小島剛一『トルコのもう一つの顔』を読み終わった。出だしは「若い頃、ヒッチハイクしながらトルコ周辺を旅した」話だったのに、60ページぐらいから突然、トルコの少数言語調査の話になって、俄然面白くなる。トルコは昔から強権体制で「トルコ人はほぼ同一民族で、みんなトルコ語を話す」という姿勢だったらしい。クルド族には統一語がないとか、弾圧されたために自分でも何の民族か分からない忘れ民族がいるとか、アルメニアの忘れ民族が話す「へムシン語」とか、興味深い話ばかり。最後はトルコ政府の監視付きで研究する羽目になった上、事実上の国外追放に。この本は90年の出版だが、03年にも著者は国外追放になってるのね。

12月14日(金)

 「医療現場は昔より楽になったのか?」という話を職場でした。
 看護師さん「そりゃ昔は大変だったわよ」
 私「ガラスの注射器とかあり得ないですよね。抜けるし、引っ掛かるし」
 看護師さん「割れるし」

 あと、たぶんコレ何か分からない子、もうたくさんいる気がする。

 いかなごの塾のクラスに「神」とみんなから呼ばれているらしい、とても良くできる女の子がおり、最近いかなごは小テストを「神と2問差」「神でも74点」などと神基準で報告してくるようになった。

 東大って入るの大変で、出た後も大変なのね。

 最近プルの人の保父さん化が加速している。

12月15日(土)

 外来では「ほかの人にはうつりません」「食べてはいけないもの、食べたらいいものはありません」「お風呂は入っていいです」「初めてなることもあります」は毎日言ってる。

 昔はインスタ、犬アカウントとかfollowしてたまに見て和んでたのに、スケート教室&保育園化して忙しいところに、うっかりブライアン・メイさんfollowしたら怒涛のように星とか野菜とかハリネズミ・アナグマの写真出てきて、もう大変。とりあえず前歯抜けた幼児は最強。

 もぐの塾の模試結果が帰ってきた。算数は4年前の姉と同じぐらいで、国語は算数と同じぐらい。普段の行動から成績は意外と予測できるものだな。

 夕方いかなご送迎帰りにデパートに寄ったら、アクセサリー売り場に何人も真剣に貴金属を購入する若い兄ちゃんがいて、普段接する人の3分の2が70歳以上のおばちゃん、ニヤニヤしちゃったよ。ああ、いいもん見た。

 夜S君ともぐがいないので「デパ地下でお惣菜を買う」を目標にデパートに行ったのだが、予想通り、あまりの人と店の多さに面倒になって、尻尾巻いて何も買わずに帰って来た。

12月16日(日)

 クリスマス会で今年のM1の和牛のネタを1人でやった2年生がいたらしい(凄え)。

 パスポート用の写真を撮りに行ったら、同じ機械で撮ったのに、もぐと私の血色が違い過ぎる…もぐは元気そうだが、私は身体悪そう。…あ、頬紅塗るの忘れてた…。

 タラカノワのインタビュー見て「おおおおおお」と声をあげながら悶え苦しんだ。シーマも言ってた気もするけど、こうもカジュアルに(?)連呼されると、これはもう>Евгений Викторович。

 いかなごさんが模試の結果が良かったと浮かれている。いつもの「国語だけが良かった」パターンなので(算数ボロボロ)、実は全然全く良くないのだが、もう本番まで5週間なので「凄いねえ!」「良かったねえ!」「調子がいいねえ!」そう、私はマヤ!

 その様子を横目で見ていたS君「犬に対するのと同じ気持ちで!」。いや、いかなごの成績は木乃ほど可愛くないし。

12月17日(月)

 最近ずっと、もぐが「ママー、僕は学校と学童に行ってくるよ〜」「ママー、僕は学校の宿題はもう終わったよー」などと、ボヘミアン・ラプソディの節で報告してくるの、どうにかして欲しい。

 もぐが自慢気に「ママ、もぐ君、自分がドラキュラになった時の対処法を考え出したよ!」首をかしげて「『十字架も 横から見れば ただのバツ』」「でもなんでドラキュラがいつも寝てるところに十字架ついてるの?ほんとは平気なんじゃないの?」

 塾から電話があって「今のうちに入塾手続きしたら、もぐ君の入学金が要りません。書類はいかなごさんに持たせて下さい」と親切対応。兄弟いると入学金要らないなんて知らなかったよ(笑)。いかなごのゴタゴタが済んでから手続きしに行こう、と思ってたから、危ないところだった。

 曜日変更してもらおうとピアノの先生のところに行ったら、もぐがその場で学校で聞き覚えたらしい「人形の夢と目覚め」を弾きだした。すると先生「あ、発表会の曲それにする?」私に「楽譜、家にありますよね?」…え、ありますけど先生、もしかして選曲するの面倒なんでしょうか…S君も私も毎年選曲を楽しみにしてるんですけど…。。

12月18日(火)

 「確変」って「確率変動」のことなんだ…「確実に変化した」だと思ってた。

 もぐが学校で作ってきたお話。「主人公の名前は卓ろう。たくましい。母は正こ(29歳)、父は広し(心が広い、35歳)。ナスとコマツナが嫌い。目が悪くてメガネをかけている。空を飛ぶのが得意。みつがなにより好き」…テントウムシらしい。

 いかなごの友達に英語ネイティブの子がいるのだが、Queenを聴くそうで(常々「Queenの歌は、歌詞の単語の意味は分かるが、繋がりが分からない」と言っているらしい)「女王様伝説」が好きないかなごが「another one bites the dust」を「ぶっ倒れて死ぬ〜♪」と歌っていたら、「そんな意味じゃないよ。土とか埃とかいう意味」と教えてくれたらしい。

12月19日(水)

 学校でいかなごが「だってお母さんに○○するなって言われたから」という言い訳を多用していることが二者面談で判明。いや別にいいけどさ…それでも「最近は(悪事をせずに)機嫌よく友達と過ごしている」と言われた模様。6年生の褒めポイントが「お友達と遊んでいる」というのもどうなのか。ちなみに、もぐは例によって(大したことも言われず)5分で終了したらしい。

 あと、いかなごのクラス、3人に1人は受験するそうで、冬休み明けに休むことも、どうでもよさそうだったとか(S君談)。

 「Liar」の歌詞を知ってびっくりした。ロックだからみんなで「嘘つき」って叫んで、ジョンが人のマイクで「オーデーロン」と呪文を唱える歌だと思っていたら、神と母に許して下さい言うてるのに、周囲から「嘘つき」と罵られる歌なのね。

12月20日(木)

 もののついでに見つけてしまって。セカンドオーサーとはいえ、25歳でネイチャーなのに、ロックバンド組んでデビューされたら、そりゃお父さん泣くわ(笑)。

 子供ってお握り作って差し出すと凄い喜ぶのは何なんだ。お茶碗にご飯入れて海苔とふりかけ添えてもあの反応は得られない。



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