12月1日(土)
木乃さん、昨夜から陰部から膿が出て病院へ。
先生「腎臓も脾臓もきれいですよ〜」
私「さすが(自費は)いいエコー使ってるなあ〜」
獣医さんでバックヤードの声が聞こえてきた。 「ココアちゃん、血糖282だって連絡ありましたー」 「さくらちゃん、ちょっと震えがあります」…ちょっとジワった。
煩悩が…煩悩が…楽譜が欲しい…なぜ好きな曲があると楽譜が欲しくなるのか…なぜギターなど見たこともないのに、ピアノアレンジじゃなくてバンドスコアが欲しくなるのか…(←ヴァイオリン弾けないのにヴァイオリンソナタの楽譜持ってたりする)。
家に私ともぐだけだと、もぐご飯は八割方レトルトカレーになる(私は冷蔵庫の残り物)。私といかなごだけだと、真夏以外はほぼうどんになる。
12月2日(日)
もぐもそろそろ塾に行かせようかと、ウェブで入塾テストの申し込みをしたら、普通に姉が受験票とテストの過去問まで持って帰ってきた(さすがだ、あの塾)。
で、もぐにやらせてみたら、出来がボロボロなのはともかくとして「どうしてバツをつけるのか」と泣き出したので、やっぱり性格的に姉より塾に向いてない気がする(困)。
和牛は完全に笑い飯になってしまった。和牛好きだけど、ファンではないのでショックを受けたりはしない。
12月3日(月)
まさか41年後に2秒のgifでトライアングルだけ抜かれて、SNSで可愛い可愛いと拡散されるとは、John Deaconさん想像できまい。技術革新恐るべし。
で、そのトライアングルをS君に見せたら、「ただ叩いているだけ」(そりゃ素人だから…)「どうせ叩くなら1年に1時間ぐらい練習したらいいのに」「スタジオ録音では本職のトライアングル奏者が叩いてるのか?」(んな訳ない)「ライブでもドラムの人が叩いてあげればいいのに」(S君的にはパーカッションの仕事らしい)とうるさい。Youtubeで調べて、70年代のライブでは叩いているけど、その後のライブでは入っていないのを見て「きっと、要らないだろ、もうやだよ、とか言われたんだよ…」とトライアングルの悲哀を語る、元吹奏楽部トライアングルも担当パーカッションのS君であった。
12月4日(火)
ここ数日の疑問:レオタードとヒラヒラとTシャツと普段着がステージ上で同居してるのは普通なのか?→「バンド」と呼ばれるものの写真を色々見てみたが、たぶん普通じゃない。
最近温かいお茶も温かい紅茶も飲めない。淹れる→熱い→待つ→忘れる→冷えた液体を飲む、という工程を繰り返している。もう一生温かい飲み物は飲めないのかも(泣)。
もぐ「ママ、今日をいれてもう冬休みまで11日しかないんだよ」
私「ママなんか、もう患者さんに3回も『良いお年を』って言われた」
3と3-3しかない梨花様の練習凄え。
12月5日(水)
こないだからバイトに来てくれている子が、私と同じく「両親が医者ではない中流家庭」の出で、「大学に入ったら、同級生の半分ぐらいが金持ちで、生活感覚違い過ぎた」話で盛り上がった。
前野ウルド浩太郎『バッタを倒しにアフリカへ』を読み終わった。バッタ研究者の著者がモーリタニアでフィールドワークをしながら、次の就職先を探す話。バッタの詳しい話はないため(前作を先に読むべきだった)具体的に何をしているのか今いち分からなかったが、飛蝗の発生を予測し、見張り、発生したら殺虫剤を撒くモーリタニアの研究所(毎年発生するわけではないため、殺虫剤は期限が切れるし、保存も大変だし、研究費も減らされる)が大変そうだった(著者の就職についてはあえて言うまい)。
12月6日(木)
携帯を見失ったのに、通信障害で鳴らせないから発見できない。。
フレディ・マーキュリーの付き人を長年していた人が、ファンからの質問に答えるというサイトがあって(フレディは毎日歯磨いてましたか?いびきかきましたか?なんて質問にも真面目に答えてる)これが物凄い分量で、なかなか全部は読めないのだが、その中に「フレディの足問題」についての応答があった。
このブライアンのインタビューの「足が少ししか残っていない」という発言が、どういう状況なんだ?と前々から謎だったのだが、そのサイトによると「フレディは足底にカポジ肉腫があって、それにradiationを受けて、できた固い痂皮が足に食い込んで歩くのが困難だった」らしい(「いやそれ定期的に削って、足に合う靴を作ればいいですよ。私削りましょうか?」と口まで出かかったのは秘密)。上のインタビューより以前の回答だから、ブライアンの発言と同じ話なのか正確には不明だが、なるほどradiation後の皮膚だと、見たことない人はびっくりするだろうし、ブライアンが「足が少ししか残ってない」と思った可能性もあるだろうな(個人的には納得)。
S君に通信障害どうだった?て聞いたら、他社のも持ってるから問題なかった、とあっさり言われた。さすが携帯オタクの端くれ…。
12月7日(金)
S君にクイーン聴いてと言ったら「僕の守備範囲は70年代前半」「専門はブラスロック」とか何とか、またややこしいこと言い出したよ、この人。「シングルレコードは回転数が違うので音がいい」とか解説しはじめた。とても1ヶ月違いで生まれたとは思えない…。
そういえば、私、幼児の頃は隣との仕切りが一部トタン板の汲み取りトイレの長屋に住んでいて、そこから団地→(小学校高学年で)一軒家、と引っ越したんだけど、親に「うちって貧しかったの?」と聞いたら「当時はみんなそんなもん。そのうち裕福になると思ってたし、実際なった」とか言われて、団塊凄えと思った記憶が。
12月8日(土)
ついに、音楽プレイヤーが欲しい、と言ったら、即座にS君にmp3プレイヤー与えられて、翌日amazonから届いた首からかけるケースを与えられた。
職場の忘年会で、なぜか院長に揃ったビンゴの券渡されて「あげる。あと娘さんの志望校合格を祈ってる」と言われたので、有難く人様の券で家庭用綿あめメーカーを貰ってきた。自分のビンゴ券も最後の方で揃ったので、横できゃぴきゃぴしてた若い看護師さんに渡した。
12月9日(日)
昨日の忘年会を亡霊会だと誤解していたらしいもぐ、朝からずっと「ママ、生きてる?」「心臓動いてる?」と心配している。
「トリプルアクセル1つぐらいミスしても…」という文字列がおかしい。
紀平さん&コストルナヤのPCSときたら。
チャンさん…前髪変だよ…。
ペットホテルの予約取ったら、犬の名前だけで「ああ、シーズーの!」と覚えられていた。一年に一回しか利用していないのに…君、何か覚えられるようなこと、した?
12月10日(月)
むちゃどーでもいいお揃いTシャツを3人分注文した。いかなごは「そんなダサいの嫌」と拒否したのでなし。
これでまた患者さんから「先生女医さんやから優秀なんやね」的なこと言われるかと思うと激しく鬱。どんだけ女子馬鹿にされとんねん。
シェファー『胡椒 暴虐の世界史』を読み終わった。胡椒が蔓性とかインドネシアで採れるとか知らなかったが、それはともかく胡椒関係なく、ヨーロッパからアジアまで航海すれば、奴隷ならずとも船員は半分ぐらい死ぬし、行った先では土地奪って農地にするわ、住民奴隷にするわ、港は砦にするわ、オランダインド会社は結局汚職で潰れるわ、とにかく野蛮、ひたすら野蛮。砦で抗争があって兵を派遣したら逆にやられたことを新聞にかかれてアメリカで大騒ぎという、今と変わらない事件もあったようだが、総じて昔は野蛮という印象のみ。