11月21日(水)
いかなごの出願書類のための写真を撮りに、近所の証明写真機に行ってきた。ちゃんとした顔ができるか不安だったが「思い切り目開けた」そうで、目パッチリ口も閉じた写真が撮れた!と喜んでいたら、首に下着の紐がちょろっと見えてた。ので、家で必死に修正。これ技術があれば、素人でも顔の修正できるよねえ…。
原ォ『それまでの明日』を読み終わった。全体的にとにかく古い感は否めないし(タバコタバコ携帯なし)、期待が大きかっただけに拍子抜け感はあったが、父さん詐欺みたいなのは良かった。ただ最後の海津くんのアレはさすがにどうなのか。
11月22日(木)
フレディ・マーキュリーが遺産(というか著作権等を)同棲していた彼氏ではなく、元彼女に残した事について、「彼氏もHIVに感染しており、長生きするとは思われていなかったから」という説を見て、確かに当時の事情というのは、たかだか30年でも分からないものだなあ、と思った(実際にはジムは発症せずに別の病気で亡くなったらしい)。
それでふと思ったのが、某プルの人のファンが「2002年ソルトレイクシティ五輪で銀メダルだったこと」に、どれだけの衝撃を受けたかというのは、今となってはあまり理解されないだろうなあ、と。
あの後さらに3回五輪に出るなんて思いもよらないし(その前の金メダリストは19歳で引退したんだから)、始まって30秒以内で負け確定という恐ろしい展開だったし(考えてみれば、12年後は始まる前に終了でしたね…)。そもそも「SPでクワド転倒すると絶対に優勝できない」というのが、今となっては「意味が分からない」。よくあんなシステム(順位点)下で生きてたな。
あの時点では、あれから何度も復帰を繰り返して、さらに銀メダル1つと金メダル2つ取り、資格停止くらったり、バッシング受けたり、脊椎の骨に釘入れた挙句、釘が折れて引退、なんて想像もできない(できるか!)からねえ。未来は分からない。
東大寺の過去問は合格者平均以上取れても、第一志望の過去問は遥かに及ばないいかなご…。。
11月23日(金)
さすが1000年目だけあって、今日の月は輝いていた。
もぐ「ママの行ってた大学って私立なの?」
私「違うけど」
もぐ「ああ、良かった。(風呂で見たテレビの)ニュースで私立の大学は無給だって言ってたから」
…8歳児には難しいニュースではある。
映画『ボヘミアン・ラプソディ』のおかげで、私より10〜20歳ぐらい年上と推測される当時のクイーンオタの方々が「こんな事件や、あんなバッシングが…」とあちこちでたくさん語り出されていて、超楽しいというか凄い。
コタツから立ち上がろうとして足を引っかけ、左下腿と右胸部と右手首を強打して、意識失いかけた。いかなごのお迎えS君委託、散歩キャンセル(木乃ごめん)。しばらく歩けなかったが、風呂入ったら、足を地面につけるようになった。でもこの状態じゃバイクには乗れん。
いかなごがエウスタキオ管を日本人の「えうす たきお」さんが発見した器官だとなぜか信じていた…(バウトロメオ・エウスタキオさんは16世紀のイタリアの人らしい)。
11月24日(土)
えええ、大阪万博やるのかよ。
1年に1回の首領挨拶タイム(1分で終了)。その後、大学にいた時に同時期に妊娠していた(つまり上の子は同い年)の人と中受話。算数を見ていて「小学生は移項できないのか!」と驚くのはあるあるらしい。
いかなごの模試の結果を、昼に職場で携帯で見て、あまりの悪さに迷走神経反射起こして、廊下で倒れそうになったので、慌てて処置室に入ってベッドに寝てカーテン閉めた話したら、ウケてたので何より。
私、昔からクイーンて文字列に引っ掛かる方なんだけど(エラリーね)、この年になってTLにクイーンが溢れるとは(で、毎回どきっとする。最早習性)。
ニコ生クイーン特集は、特に珍しくない映像がループするだけなのに、なかなか離脱できないという魔番組だった。でもループの最後の方は辛過ぎた。
もぐが突然「孫の孫の孫の代までもぐ君のこと覚えていて欲しい」と言い出した(無理やろ)。そして「孫の孫の孫の代まで手を洗う習慣がついたらいいなあ」と言いながら手を洗いに行った。
ジャンプの飛距離と高さ表示するの面白い。
「今日は『ママー』の人の命日だ」と言ったら(もぐは「ママー人を殺しちゃったよ」の人、と認識している)もぐが上半身裸で、おもちゃのボクシンググローブ付棒(肩叩きに使われている)持って、フレディポーズを取ってくれた。持つべきものは、すぐ裸になる痩せて足の長い息子である(?)。
11月25日(日)
こないだ、いかなごがパソコン上で下半分隠れたQUEENの文字列を見て「何このオウフェンて」と言い出したので、うちでは今オウフェンというバンドが流行っている。
学童の仕事に出て、同級生の母達から(なぜか6年&2年兄弟が非常に多い)「いかなごの学年で、自由研究をまだ毎週出してるのはクラスで数人」という有力情報を得た。もう出させないぞ!(毎週1時間ぐらいかけてる。あと2ヶ月しかないのに、ウサギの種類なんてネットで調べて、ノートに引き写してる場合か)。
一連の解説が懇切丁寧で、ただただ凄い。正しい時系列や史実、音源やモデル映像の推定も凄まじいが、ただ気持ちよく聞いているだけだった者としては、キーの話がとても面白い。
ここ数年薄々感じてたんだけど、プルの人って群舞上手くなったよねえ…。はい、その通りです、振付覚えるようになっただけです…。
いかなご「ママって良い暮らししてるよね。私もタピオカミルクティを買ってくれる夫を見つけないと」
S君「自分で買ってこれるようになろうな!」
11月26日(月)
90代の患者さんに「(もう死にたい)死にませんよ〜」「(息が止まってほしい)止まったら苦しいですよ〜」とか言いながら処置するの大変。
こういうところ、ほんとファンながら(?)尊敬する。
は?は?は????>「働く母親のために家事を担う外国人労働者の雇用を可能にする」。
アレクシエーヴィッチ『死に魅入られた人びと』を読み終わった。ソ連崩壊後に自殺を試みた人や、自殺した人の親族へのインタビュー。世界に先駆けて新しい世界を築く希望に燃え、理想と将来への期待を食べて長年生きてきたのに、ソ連崩壊ですべてが終わった人や、親が粛清されたために孤児院で育ち、釈放された親に引き取られたものの心が通わない人など、ある意味典型的な例もあるが、いじめや精神疾患が原因と思われる例もあり、とりあえず精神が弱ってる時には読まない方がいい本だと思う。
読書メーターを見たら、8年前に同じ本を読んでいた。全く気付かなかった(恐)
11月27日(火)
私「コスモスは何科?」
いかなご「バラ科」
私「なんでやねん!キク科じゃ」
いかなご「だって秋桜って…」
私「名前じゃなくて見かけで判断しろ!」
今は「who needs you」にはまってる。ラテン風お気楽リズムで、無駄に歌唱力ありそうなヴォーカルがのほほんと「高ビー女の奴隷になってるけど、ほんとはアイツにはボクが必要だから、付き合ってやってるんだよ」と「頑固な草食系男子の惚気」を語る謎曲。
いかなごの理科に付き合ったら、地層とかコイルとかさっぱり分からないのに、人間の体の構造は常識レベルですべて答えが分かるのに我ながら驚いた(おい)。
11月28日(水)
小学生の時、母の学生時代の友人とその夫が家に来て、どこかに行くためにうちで着替えたんだけど、その夫に「小娘、そこにかけたズボン持ってこい」と平然と命令されたのが衝撃だった。「ひとんちに来て何言ってるんだろ、頭おかしい人かな?」とマジで思ったが、今なら分かる。滋賀県の農家の長男だった。
ここ最近で一番驚いたこと→「Lazing on a Sunday Afternoon」はQueenの曲。あんな加工してあるし、もっと昔の曲だと思うやん?「私が聞いて、いいなと思ったことのある知らない英語の曲は、実はすべてQueen」説を取りたくなってきた。
で、S君に「Lazing on a Sunday Afternoon」を聞かせてみたら、聞いたことがない、と言われてびっくり…てことは、アイスダンスか何かで使われてたとか?(「私が知っていてS君が知らない曲」というのはほぼスケート関係)
お返しにS君に「Yellow Submarine」を聞かされたが…え、これ童謡か何かじゃなかったのか!(私の中では「お百姓さんが犬飼ってたBINGO」と同カテゴリ)
11月29日(木)
いかなごともぐの学芸会を、休講したS君が撮ってきてくれたビデオで鑑賞。もぐの同級生に、周りがせっせと体を揺らす中、直立不動で歌う女の子がいた。将来大物かも。最高学年は劇をするのが通例だが、毎年見ているS君によると「ここ6年で一番面白かった」。先生のオリジナル脚本で、確かに面白かったが、いかなごの出番が少なかったのが、私的にはちょっと不満(笑)。
塾からお手紙が来て「これから塾で一通りやるから、勝手に弱点補強すんな、バランス崩れる」「不安だろうが、受ける本人がやる気出さない限り、どうにもならん」(大意)等々、親向け諸注意が長々と書かれていて笑った。さすがだ。
ここ最近で一番面白かったこと:ボヘミアン・ラプソディの最後のピアノパートの、最初の方で左手オクターヴ和音で上がるところ、「俺のピアノを聞け」ポイントだと思っていたら、「本人は毎回嫌でたまらなかった」らしい。いやに構えてるし、音はずすことも多いし、はずした後は微妙な顔してると思っていたが…あああ来たよ、と思いながら毎回ピアノに向かって行ってたかと思うと(笑)。
11月30日(金)
ラジオもCDプレイヤーもなく「音楽を聴く」環境が全くなかった高校生までの自分の生活を顧みて、最近毎朝Queen流すことにしてみた。うち普段テレビもついてないし、動画は各自イヤホンで見てるからな。え、偏ってるって?
マーシャル『ソハの地下水道』を読み終わった。ルブフのゲットーで、収容所への輸送を逃れるために下水道に逃げ込み、ポーランド人協力者ソハ(下水道管理者で強盗の前科があり、贖罪のために協力してくれた)に助けられて14ヶ月潜伏し、生き延びた人々の話。強制排除時に大勢のユダヤ人が下水道内に逃げ込んだが、多くは汚水に落ちたり、耐えかねて出て行って殺されたり。全ての財産を差し出してソハに毎日食料を運んでもらって助かったグループの中にも、途中で耐えかねて出て行って殺された人や、下水道の中で出産してすぐに新生児を殺した人もいれば、大雨で水位が上がり溺れそうになったりも。
どうも気になるのは、どのエピソードも子供の頃に映像で見たような気がすること。この本の映画化は2011年らしいし…もしかしたら有名な『地下水道』を昔テレビで見たのかな。