1月1日(月)

 明けましておめでとうございます。いやー犬画像がたくさん流れてきていい年だねえ(嬉)。

 朝青龍対琴光喜、今まで稽古廻しだった朝青龍がちゃんとまわし締めてたのがさすが。てか、琴光喜なんでいなくなったのかと思ったら、野球賭博だったのね。朝青龍が引退になったのは仕方ないと思ってるけど(暴行はアウトでしょ)、でもそんなに相撲とり続けたかったのかと思うと切ない(ファンだから)。

 年末からのカフェイン切れで午前中は寝ており、午後からは激烈な頭痛で寝込んえいたが、夕方からデューティドンジャラ(辛)。

 わくわくしながら年賀状を見たが、四枚しか犬の写真がなかった…なぜだ〜!ゾウとかマナティとかはいいから犬を載せろ〜!

 もぐとS君が将棋をはじめた。ハンデとして、六枚落ちの上、S君はいかなごに分からない算数の問題を教えながらやってる。

 いかなごとオセロしたら「こえー」「威圧感たっぷり」「高圧的」「あれで全く喋らなかったら私泣いてた」などと謎のクレームを受けた。やり方思い出しながら、真面目に打ってただけなのに…日頃ゴロゴロしてる姿しか見てないから、緩みきった人間だと思われてるのか。

1月2日(火)

 一昨年のふるさと納税のカニ食べた。浜辺で茹でられて1年うちの冷凍庫にいたカニ。

 北の天満宮に初詣。来年は行ってる余裕なさそうなので、今年に代わりに。お参りするのに物凄い列ができていて、S君&いかなごは離脱してお守りを買い、私&もぐが並んで、代わりに祈っておいた。もぐ、ちゃんと「いかなごが志望校に来年入れますように」と祈ったらしい。

 子供らがひいたおみくじは「半凶」でどうしようかと思ったが、読むと「頑張れば報われる」的内容で、色々あるもんだなと感心。

1月3日(水)

 S君「この曲、どっかで聞いたことない?」私「メンデルスゾーンの結婚行進曲とドラクエを合わせたような曲」…最後のジェダイの音楽らしい。

 もぐのスキーキャンプの報告書が届いた。スキー技術はどうということもないが、風呂の入り方を事前に確認してたとか、泣いてる友達に歌を歌って笑わせたとか、良いことばかり書いてあるにしても、姉と違い過ぎ。あ、でも「グループのムードメーカー」てのは共通してるかも(みんなにそう言うものなのか?)。

1月4日(木)

 仕事。混んでた。

 数週間前に割れたはずのいかなごのうさぎ弁当箱、今見たらどこにもヒビがない。水の中に入れても漏れもないらしい。両親「自然治癒?」

 晩御飯はすき焼きだったが、年末年始はすき焼き用の肉しか売ってなかった(S君談)そうで、脂だらけの肉しかなく、私といかなごはほぼ食べられず。二人で麩ばかり食べてた。いつものすき焼きでは、私といかなごが食べられるように、S君が脂身の少ない肉を厳選しているらしい。

1月5日(金)

 ドゥブロヴニクってクロアチアなのか…たぶん行ったことあるのよね。そんとき はユーゴだったけど。ていうか、10歳の時にユーゴとギリシャを数ヵ所ずつ回ったけど、母亡き今(そして写真を父親が捨てた今)となっては、どこに行ったのか不明だわ。

 同じ保育園出身のお母さんと話をしたら、もぐの保育園の同級生でスキーキャンプにこの冬行く子は多いものの、大概3日か2日のコースで、4日間のコースにぶちこまれたのは、上に姉兄のいる男の子3人だった、ってとこに親の思惑が透けて見えるのであった…(笑)。

 ストケット『ヘルプ 心がつなぐストーリー』を読み終わった。アメリカの南部で、ライターを目指す若い白人女性が、同級生達が雇っているお手伝いの黒人女性達に雇い主との関係をインタビューして、人種隔離の実態を世に知らしめる本を書く、という話が本筋だが、公民権運動が盛んだった当時の風俗や流行、謎を提示して盛り上げる展開やふんだんなコメディ要素が面白く、楽しめる本になっている。お勧め。

1月6日(土)

 未来ちゃん良かった。五輪でクリーンな3Aを!あと、タネル19歳なんか。痩せ過ぎてて心配。

 もぐスケート教室。上のクラスに移ったら、いきなりバッククロスとT字ストップとモホーク教えられ、延々とクロス練習でもぐ身も頭も疲れ切るの巻。見物してた一般滑走客が「凄いねえ、ずっとグルグル廻ってるよ」と言ってたぐらい、延々とみんなで廻ってた。こんなに色々してもらえるなら、早く試験受けてクラス変われば良かったと思ったが、まあ去年なら絶対受からなかったので仕方ないか。

 クランベリーの枝を抱えた七面鳥の絵が見たい…(最近カモネギがよく出る)。

1月7日(日)

 「過疎地医療認定医」?ナニソレ意義あんの?

 全米男子FS。
・凄いなマイナー。
・ネイサン、あの衣装、後ろからファスナー引き降ろしたくなる。
・ていうか、どうしても単色がいいなら全身金色の方がまだ見やすいわ。
・で、どないすんの、この結果。。

 最近いかなごが冷たい。なでようとしただけで威嚇されたりする(悲)。

 イムレ『運命ではなく』を読み終わった。自伝を下敷きにした小説で、主人公はハンガリーに住むユダヤ人の中学生。勤労奉仕に行く途中に警察に止められて、そのままアウシュビッツ送りに。元気だったためブーゲンヴァルトに送られ、飢えで倒れた時には子供ということで病院で面倒をみてもらって助かり、終戦を迎える。他の体験記と大きく違うのは、そこはかとなく楽しそうだということ。その場の人間にとっては強制収容所も通常の暮らしだったし、ハンガリー動乱後の生活も強制収容所と変わりなかったというのが著者の考えらしい。個人の性格もあるだろうが、収容された年齢も関係するんだろうなと思った。

1月8日(月)

 この連休は休めた感が(年末年始は家でもやるべきことが多いし)。

 もぐのピアノ練習。私が横に座ると、楽譜を見ずに私の顔を見るのやめてくれ。私の顔見ても、音は分からん!

 いかなご「私、黒の振り袖がいい」私(←自分が黒だった)「ええ、赤とかどうよ?」

 「リッポン父さん」がパワーワード過ぎる。アタマふわふわの子供だったのに、立派になって。

 正月ちょっと暇があったので、昔のテストとかをいかなごにやらせたら、解けるようになってるのね。本人比で知識量も問題解く能力も上がってるんだけど、成績が上がらないのは、周りも順調に成長しているのと、いかなごのうっかり八兵衛ぶりが改善していないのと、あと上位陣が異次元なため(笑)。

 ホワイトヘッド『地下鉄道』を読み終わった。「高評価を受ける小説」的ないかにもな書き方がちょっとアレだし、地下鉄道をわざわざ本物の鉄道にした理由が作中に全く書かれていない(映画化しやすいってか?)のが気になるが、駅から出たら、脱走黒人を匿う白人も即リンチ死刑という、ナチ占領下のポーランドも真っ青な州に出てしまうところや、「世界大戦って何だよ、黒人対白人の戦争より大きな戦争なんてあるのかよ」というセリフ、何より先住民を虐殺して土地を奪い、誘拐してきたアフリカ人を虐待して作り上げた国がアメリカだ、という認識が凄いなと思った。まあ、考えてみれば日本も似たようなことをやってるけど。

1月9日(火)

 子供ら大荷物で新年初登校。山越えの子ら、こんなに荷物持てないんじゃ…。

 最近、外来で二十代の人に子供相手みたいに説明してしまうという悪癖が。普段九十代が相手だし、というより自分がおばさんなので、二十代だとほんと子供にしか見えない。たぶんお節介な大家さんみたいな説明になってる。

 職場の人に「年賀状見たけど、娘さん、先生そっくりですね」と言われて有頂天。「先生のイメージそのまま」だって。見直してもどう見てもS君に似てるけど、それでも嬉しい。

 眼鏡初登校のもぐ「『ハカセ』って言われた」らしい。良かったな、メガネザルじゃなくて。

 いかなご「(今日の学校について)またくだらないお話を延々とされたよ、不自然な姿勢で(←三角座りが難しいらしい)」

 ケイサー『エーディト、ここなら安全よ』を読み終わった。オーストリアのユダヤ人一家が何とかベルギーに逃げたが、そこもドイツに侵攻されて、今度はフランス南部に逃げ、父親は強制連行されて殺されたが、母親と姉は農家で働き、ティーンエイジャーの主人公と幼児の弟は、寮制の学校に匿われて(学校は途中で維持できなくなるが、バラバラに分かれて学校や農家に匿われる)生き延びたという話。村ぐるみで500人のユダヤ人が暮らす学校を匿い、ドイツ軍が来た時は山でキャンプをしていたというのが凄い。毎回思うが、フランスは東欧と状況が違い過ぎる。

1月10日(水)

 眠い。眠過ぎる。いかなごの連続塾がきつい。この調子で六年を乗りきれるのか?!(←迎えに行くだけ)

 「日本女性なら自分で振り袖の着付け」とかいう人は、振り袖見たことないのかも。あんな袖であんな帯の結び方できるわけないやろ。

 もぐ、メガネが板についてきた。べっ甲縁のメガネが似合うってのが凄い。家族全員メガネなので、特に混同しやすいいかなごのメガネと見た目全く違うのは有難いところ。

 高木俊朗『インパール』を読み終わった。インパール作戦を司令官や士官など、上の方からまとめた話。制空権も奪われかけで、物資も部隊も不足している中、牟田口が推し進めた作戦を、ヤバいと思いつつも誰も拒否できず、完全に失敗するまでを描いているが、視点が細切れに移動するし、微妙に読みにくい。東条英機は独裁者と思われていたこと、イギリスの空挺部隊はバシバシ物や人員を運んで凄かったことは何となく分かった。



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