8月11日(金)

 木乃を引き取ってきた。大勢の中で揉まれていたせいか(預けられた犬同士、集団で遊ばせてくれる)ワンワンキャンキャンすぐに声を出す、自己主張の強い犬に変わっていた(衝撃)。

 数日ぶりにミシンかけられたので幸せ。

8月12日(土)

 頼んでいた「パイナップルに住んでいる♪」のパイナップルの家が届いたので、黒出目と琉金を同居させ、パイナップルの家を入れてみた。さて。

 旅行の疲労で、お腹は空いてるけど、食欲ない。

 久しぶりに滋賀の家。そこら中に大葉が生い茂ってるけど、雑草も生い茂ってる。

 もぐが「いざ尋常に」と言いながら、コロコロかけてる。どこで覚えたんだ、お前。

 S君がもぐに「この衝立をママと思え!」(ママにぶつかってはいけないのと同じように、衝立にもぶつかってはいけない)と教え、「男には七人のママが…」などと言ったために、「どこ?あと六人のママはどこ?」と七歳児ウルサイ。

8月13日(日)

 コミ、木乃のケージに入って、水飲んだり、木乃のベッドで寝たりするの、マジやめて欲しい。お前は三匹のくまの女の子か。

 今日十時まで寝ていたいかなごは、割と機嫌よく算数を延々と解いていて、しかも間違ってないので、一日十一時間寝かせりゃいいのかもしれんが、現実的ではない。

 木乃が相変わらず積極的で。愛玩犬だったのに「餌は自分で探して自分で生きていきます」的な犬になってるんだけど…3日で何か調教されたのか(謎)。

 明日いかなごがやる分のプリントの発掘と丸付けに一時間かかった。夏期講習とか、こないだ塾休んだ分のプリントとか、ずっとできていなかったテストの見直しとか、壊滅的だった単元のやり直しとか…いやもう、訳分かんない。

8月14日(月)

 「8年前から私に取り付いてるのはお前か!」もぐ「そうだー私は妖怪ママ大好き。甘えん坊のお母さんに取り付く使命があるのだー」

 仕事帰りに、いかなごの自由研究クッションカバーの中にいれるヌードクッション用の白サテンと、在庫がなくなったスプリングホックと、靴下を買えたので、今日はたぶん良い日。

 「木乃が犬くさくないので、十分な幸せが得られない」と言ったら、家族会議で「ママは風邪を引いている」という結論に至った模様。

 いかなごの返答がよろしくないので、お外に出したら、庭でウロウロするいかなごの行動を、もぐが逐一実況中継してる…。

 なるほど。白菜やキャベツをたくさん作っても、カロリーベース自給率は上がらない、と。

 前回は良かったのに、五話ときたら…色々理由付けはあろうが、2人ドラカリスしただけで、君主コントロール云々言い出すヴァリス、あっさり連絡がつくブロンとティリオン、極めつけは突然死人生け捕りのためにオールスターキャストで仲良く壁越えという謎展開…私にゾンビ愛がないのが悪いのかもしれんが、みんなこれでいいのか。

8月15日(火)

 Nスぺのインパール作戦。こないだ『西南シルクロードは密林に消える』で読んだナガランド州でも闘ってたのね。確かに黄色人種だわ。しかし、本当に100歳なのか。

 話題の牛乳石鹸ウェブCM。当日にメールで「プレゼントもお願い」とか、子供の誕生日だと分かっていて後輩と飲むとか、「さ、(加害者のもやもやした気持ちを)洗い流そ」とか、いちいちイカれた動画をCMとして採用したという時点で私的には一発アウト。以後牛乳石鹸は絶対買わない。仕事で石鹸の説明する時、「牛乳石鹸みたいな」って言うと分かってもらいやすいからそう言ってたんだけど、他の説明考えないと。

8月16日(水)

 イギリスの布屋に送料いくら?ってメールしたら「この方法だと皺になるかもしれない、それが嫌なら別の方法だけど、それだと郵便番号が要るよ。送料は後で確定するから、すぐは表示されないけど、心配しないでね、あ、私その場にいなかったらすぐ確定できないかもよ、領収書は後になるけど、できるだけ早く送るから。もし生地の色が後で違うってなっても、返品は受け付けるけど、送料返せないから気をつけてね。あと、税金かかるかもしれないけど、国によって違うから自分で確認してね」という、超懇切丁寧な返信がすぐに来てびびった。全部経験済みだけど、事前に説明されたの初めてだわ。

8月17日(木)

 最近もぐが言っていることのレベルが、いかなごの年中の時に言っていたことぐらいになってきた気がする。運動能力もそれぐらい差があるな(いかなごともぐ逆だけど)。

 マラ・セン『インドの女性問題とジェンダー』を読み終わった。インドの女性問題について論評する本かと思いきや、イギリスに家を持つインド生まれっぽい著者(詳細は語られない)が、1987年のループ・カンワ―ルサティー事件について取材していく様子を書いた本だった。半分インド旅行記みたいだったり、友人が受けたDVについても語ったり、サティ―の歴史的背景やインドでの寡婦の扱いの話は興味深かったが、特に後半は翻訳が酷くて。下訳をチェックせず載せたとしか思えない意味の取れない箇所も多数あり、インドの女性問題についての本は少ないから読むだろって腹なのかもしれないけど、もう少しどうにかならんものかと。87年のサティ―事件は、私も報道を見た記憶があるが、クシャトリア階級がたくさん集まって、サティ―を讃えてお祭り騒ぎしてたり、それで集まったお金を義父が使ってウハウハだったのね。全体的には、寡婦の扱いは別として、総じて日本でもあるあるな話ばかりだと思った。サティ―もまあ、切腹みたいなものだと思えば、受け入れられ方も納得がいく。

8月18日(金)

 6時頃に雷のゴロゴロ音で目覚めるという初の事態。それからガンガン雷落ちまくりで、地上波映らなくなった。

 荒木優太『これからのエリック・ホッファーのために』を読み終わった。これから在野研究者になりたい人の参考に、16人の在野研究者の生涯をレビューした本。なんか働いたら負けの人とか、資金は家族頼りの人とか、捏造してる人とか凄い人が多く、どのみち研究ってのは、好きこそものの上手なれ的で、所詮茨の道よね、みたいな感想に。

8月19日(土)

 しおしおと子2人と、塾に行ったいかなご以外の3人で滋賀へ。なんとしおしお一家は初琵琶湖らしい(恐るべし奈良県民)。しばらく泳いで魚見て(もぐがエビとカニを捕っていた)、滋賀の家で上2人は秘密基地作りなど。もぐは姉がいないので、自分のことを「俺」と呼びたいだけ呼べて幸せそうだった。しおしお次女は、さすが第二子、自己主張がはっきりしていて、嫌なことは嫌、姉のやることは自分もやる、みんなのボールは自分のボールと、実に2歳児らしく、超可愛かった。

 京都に戻ってきて、塾帰りのいかなごをピックアップして、みんなで王将でご飯食べて、ホテルまでしおしお一家をお見送り。トーマス片手に別れたくないと泣き出す2歳児最強。

 帰宅後、もぐが琵琶湖で取ってきたエビを金魚水槽に入れたのだが、スジエビだと凶暴で魚を食べるとかで、慌てて見分け方を調べて観察。が、今いちよく分からない。たぶんヌマエビで大人しいヤツだと思うんだけど…。

 もぐの自由研究の粘土細工の絵の具塗りのお付き合い。1年生って絵の具を自分でパレットに伸ばしたりしないんだ…私しゃ絵の教室通ってたから知らなんだよ。道具一式は姉から借り、肌色は私が作り、盛大に塗り残したところも私が塗り足した。

8月20日(日)

 今日はいかなごと木乃も連れて滋賀の家。心なしか嬉しそうな木乃。

 昨年よりさらに多い気がする柿の実の摘果と、隣の空き地から伸びてきている蔓状の植物の除去など。はしごで届く限りは摘果したけど、上の方はそのまま。あれだけの数を熟したら取るのか…。

 あと、ジャガイモは枯れるか雑草に紛れるかしてしまい、ジャガイモの収穫というより、ジャガイモの発掘状態。地面に少し出ていた1個だけ保護したけど、残りは果たして見つかるのか。

 エッシャーが日本人だったら、流しそうめんのだまし絵描いてくれると思うんだけど、誰か描いて下さい。小人があちこちで取って食べてるの。



過去の日記の目次に戻る。

日記に戻る。