7月11日(火)

 今年初セミ。

 仔トラがいないので親トラは寂しいです。

 公文で割り算に入ったもぐ。全く宿題が進まず、私にお触りしながら1時間半かけて宿題を終え、公文に行って、帰ってきたらもう9時前。

 もぐと2人なので、もぐにはスペシャル夕食、憧れの「レトルトカレー」を提供したら、いつも最低30分(1時間もザラ)かかる夕食を3分で終えた…。

7月12日(水)

 昨日からキャンプに行ったいかなごはハブラシを忘れたかもしれない、という事実に2日目に気づき、慄く両親。

 もぐ、前歯の二本目が抜けて、激しく猫の地縛霊チック。

7月13日(木)

 朝から私の膝枕でもぐが「一人っ子サイコー」言うてる。姉に殴られないわ、ママにベタベタし放題だわ…。

 夜はいかなごのいない隙に、いかなごの机の上とプリント類の片づけ。普通なら嫌がりそうなものなのに、片づけると「ありがとう」といつも言われるのはどうなのか。

7月14日(金)

 恐ろしくしんどくて、帰宅後倒れてたけど、昨日のツール見て、少しだけ復活。

 キャンプで「親への手紙」を書かされたいかなご。「拝啓 先日はお手紙ありがとうございます。まだ初夏ですが、暑い日が続いております」からはじまり、登山で(アクエリアスを支給されたために)水が飲めなかったことを「水が恋しいです」と綴り、「では、かわいい妹や弟たち、それにママとパパに会える時を楽しみにしています」で終わる立派な手紙でございました…。

 明日からキャンプのS君が、後ろ布つきの帽子を試してるけど、間違えた犬にしか見えない。。結局サンバイザーにするらしい。帽子が似合わないって大変。

7月15日(土)

 祇園祭でバスが使えないので、いかなごの塾の行き帰りをバイクで送迎したけど、昼前から四条烏丸の激込み振りにぐったり。帰りは屋台の搬入開始とかぶって、トラックだらけでさらに凄かった。御池まで屋台出るのかよ…。

 昨日あまりにしんどくて、何かの病気じゃないかと思ったけど、今日は普通に動けるので、単に疲れてただけか。

 S君ともぐがいないので、塾帰りにいかなごとパフェ食べて(いかなご初大人パフェ完食)、夜は残り野菜スープ。セロリ大量うまー。

 いかなごがABO式血液型の話をどこかで見たらしく、S君がAA確定で、私はどちらの可能性もあるので(うちの母はAO確定)、いかなごの子供がBやOだったら、初めて私もいかなごもAOだって分かるんだよ、と言ったらワクテカしてた。

7月16日(日)

 キャンプから帰ってきたS君「いかなごの時は、ずーっと横についてなきゃいけなかったのに、もぐは放ったらかしで大丈夫だから楽だわ(先生には怒られてるけど)」私「うんうん」。

 もぐとS君は別のテントで寝てたらしいが、もぐのテントから学童の先生の「S君!」と注意する声が度々聞こえてきて、そのたびにS君はびくっとしていたらしい(笑)。

 金魚はなんとまだ生きていて、玄関の水槽に3匹、庭の鉢に何匹かいる(でかいの2匹のうち、1匹がストーカーのようにもう1匹に付きまとうので、付きまとう方を庭に移したりも)。もちそうなので、大き目の水槽をS君が注文した。

7月17日(月)

 朝8時過ぎに家を出て滋賀の家→琵琶湖へ。時間が遅いと暑いから、と早めに出てみたが、昼前でも浜辺は結構暑かった。S君&いかなご&もぐは、ハゼっぽい魚を捕獲して遊んでいた。

 3時前に帰宅して、部屋を暗くしてGOT。解剖シーン、肝臓心臓の重さ測れ言われてて、そうそうお見送りの後に解剖入ったら、長時間書記させられて、ただでさえ眠い上に通常の仕事進まなくて大変なんだよなあ、とサムに激しく同情した。あと、サンサが綺麗。

7月18日(火)

 いつもスーツ姿の患者さんが、ワイシャツのボタン外して、身頃を両手で持ち、いつでも全開OKの状態で颯爽と診察室に入って来て、びっくりした。90代だよ。身軽過ぎ。

 チャンドラー『ポル・ポト伝』を読み終わった。比較的裕福な家の生まれで、フランスで共産主義者になって帰国、ベトナム共産党と敵対するアメリカ側(含日本)の援助を受けて政権維持、ということだけは知っていたが、とにかく目立たないことが大好きで、カンボジア共産党の代表であることも長年知られておらず、金日成より謎と言われていて、実は政権取るまでは、ベトナムの共産党に援助されて、カンボジアの奥地に7、8年潜伏していたとか、ユーゴで垣間見たチトー主義や中国で見た文化大革命に感動(して同じことをしようとした)とか、カンボジアを支配していたのは4、5年で(その間に国民虐殺)、その後はタイ国境に逃げて、また潜伏。ということで、ポル・ポトにしてみれば、潜伏してる状態の方が普通とか、穏やかな立ち居振る舞いで知られていたとか…結局なぜあんな大虐殺が起こることになったのかはよく分からず。

7月19日(水)

 「このガチガチのクワガタ主義者め!」という罵り言葉を思いついたので、誰か使ってください。

 いかなご、もぐの小学校の三者面談。いかなごの方はびびってS君に行ってもらったが、さほど悪行は暴露されなかったらしい。キャンプの山登りで頑張っていた(要はダントツで遅かったと推察される)とかその程度。

 私はもぐの方に出たが、担任「手のかからない子ですね。喧嘩もしないし、字も(見かけからは想像できないが)しっかり書くし、お友達の面倒も見てあげるし」。担任「もぐ君、学校の用意は自分でするんだよ、お母さんにさせてたら駄目だよ」私「いえ、私一度も用意したことありません」という具合。もぐは今に至っても、大して話が通じないので、家では常にごまめ扱いだがな。

 キンタ・コンタ。

7月20日(木)

 大学生活や国試の勉強は、研修医生活や受験勉強に比べたら、全く大したことなかったけどな。

 もぐの夏休みのお手伝い、ウサギのペレットと水やりを提案したら、噛まれるのが恐いからムリ、と初めは拒否されたが、結局ウサギがケージの外に出ていて留守の間にやることにしたらしい。なんか哀しい。でもまあ、最近はコミ居間に出っ放しで、実質常に留守みたいなもんだしな。



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