7月1日(土)

 子供らが私の寝込みを襲う時に、私がどっちですか?と寝ぼけ眼で聞くのを習いとしているうちに、子供ら自己申告するようになってた。「小さい方でーす」「大きい方でーす」

 湿度高い。床がベタベタしてる。ナメクジ出そう。

 浴衣の上げとアイロンを終え、穴開いてないストッキングを探して、夕方から仕事。

 秋葉原の安倍首相演説中継見てたけど、演説が始まる前から安倍辞めろコールが凄かった。全体像を見たわけじゃないから、どれぐらいの割合の人々が帰れコールしてたのかは分からないが、それに対する安倍首相の対応が、非常に独裁者チック。今まで支持率高かったから、反応が困難なのかな。

 サッシャは現地レポで実況は海老蔵なのか。

 タロサが都議会選に出てるという衝撃情報をS君から聞いたと思ったら、すぐ当確出た。

 大阪府も東京都も他人事ではあるけど、安倍が辞めても、いくらでもヤバいのが出てきそうで恐い。

 やっともぐの前歯が初めて抜けて、可愛さ100倍状態。

 いかなごが風呂の中でこっそりワンピース愛蔵版を読んでいて、私から隠そうとして湯船の中に落として濡らし、S君「これは確かに古本屋108円で買ったものだからいいけどな」私「隠さなきゃいいのに、隠そうとして水没させるなんてあまりにも愚か」と集中砲火。

7月2日(日)

 もぐの平仮名がおかしいかも、とS君に言われて、書かせてみたが、書き順ほぼ完璧で字も綺麗だった。ついでに平仮名が壊滅的な姉にも書かせてみたら、さすがに改善されてきていて、書き順間違えているのは4つだけだった…まだ「きは横から!」と言い続けねばならないらしい。いかなごが、私が覚えている書き順と違う順番で平仮名を書き続けるので、一時期私が覚えている書き順がおかしいのか?と不安を感じたが、もぐは安心して見ていられる。

 いかなご「どうしてママは難しい本ばっかり読んでるの?」私「ママはね、10年ぐらい前から、読みたい本ばっかり読もう、って決めたの」

 子供の頃『ガン病棟』や『収容所群島』を読みたいと言って、親に止められて以来、「読みたい本を読むんじゃなくて、読んだ方がよい本、読んでもいい本を読む」みたいな遠慮がずっとあったが(図書館で借りることが多いから、人目も気になるし)、人生短いんだし、もう読みたい本を好きなだけ読むようにしている(簡単に言うと、書名に「虐殺」だの「殺戮」だのついていても躊躇わない)。最近はちょっと読んでダメだったら読まない、という方向にまでシフト。残りの人生ってもんを考えないといけない年齢だし。

 羽生理恵さんって、元アイドル歌手で、アヒル・ウサギ狂で、ゆづオタで、しかも夫が羽生さんって凄過ぎる。

7月3日(月)

 冬物が一気に着られなくなったので、当然想定しておくべきだったのだが、いかなごの夏用ワンピースがミニスカになっていた。ので、布買いに行ってきた。

 いかなごの塾が布屋の近くにあるので、誕生日プレゼントにもらった「ママが望む時はいつでも一緒にバイクで塾に行ってあげる権利」を行使して、いかなごと一緒に布屋に行くことができるようになり、布選びが一気に楽に。

 いかなごは数年前に作った椿柄のワンピースを気に入っていて、型も布も同じものがいいと言うので、1つは少し違う椿柄の生地(赤と白の椿)にして、もう1つは花柄(というか果実柄)に。どちらもいかなごセレクトなので安心。果実柄はちょっと年寄り向けかなと思ったけど、合わせてみたら結構似合っていた。

 いかなご「ママ、スマホ依存についてどう思いますか?」私「はい、私のことです」いかなご「では、どうすればいいと思いますか?」私「スマホを切らさない世の中にしないといけないと思います。スマホの電源が切れた時用に本を持ち歩くようにします」

 ランセットって瀉血用のランセットなのか。瀉血ってやり方知らないな。

7月4日(火)

 雨の中もぐの送り迎えして、いかなごの丸つけして、ご飯作って、いかなごのキャンプのために物探して、名前と学校名延々と書いて、もう人生眠い。

 アトウッド『オリクスとクレイク』を読み終わった。天才科学者が新しい生き物を作って、人類を絶滅させるという設定をベースに、思春期男子、高校生男子の友情、非合法活動に走る母、ダラけた大学生、スラム、ポストアポカリプスな環境、猫、キメラなどが登場する話。侍女の物語が読みにくかったのでちょっと構えていたが、読みやすくて楽しめた。

7月5日(水)

 いかなごの塾の懇談に行ったら、成績の話は一切なく、授業態度の話のみ。いかなご、授業中に男子のからかいに全レス&質問しまくりで「このままいくと、6年になる頃にはクラスが殺伐としているでしょう」。楽しそうに通ってるから、やりたい放題してるんだろうなと思っていたけど、やっぱり。私からも本人に注意はします、と先生に言われ、卒倒しそうになりながら帰宅。

 S君からあらかじめ注進を受けた塾帰りのいかなご「ママ、個人懇談の後は、多かれ少なかれみんな何か言われるものだよ」。親を慰めてんじゃねえよ!

 私→困ってる・心配してる、いかなご→困ってない・心配してない、S君→(私に)困ってる・心配してない、という黄金パターン再び。

7月6日(木)

 サッシャもう帰ってきたんだ。

 横溝正史『悪霊島』を読み終わった。鵺の鳴く夜は、ってヤツ。映像化は見たことあるけど、読むのは初めて。70過ぎてこれを書くのは凄いけど、磯川警部の話も良かったけど、全体的にどうしようもなく横溝正史だったけど、こんなこと言っても仕方ないけど、シャム双子産んだショックで狂って、次々と浮気相手の男を殺すってのはどうかと。

7月7日(金)

 塾帰りのいかなご「今日は3回に1回は我慢して、3回しか質問しなかった」「じゃあいつもは9回質問してたってこと?」「そうだよ」「その我慢した6回分の質問はどうなったの?」「10分ぐらい考えたら分かった」…いつも考えてくれ…。

7月8日(土)

 毎週思うのだが、いかなごともぐが塾と学童に行った後、布団で一緒に昼寝する、ただそれだけのことを、木乃が散歩に行くかのように期待全開で待っているのが解せぬ。しかも、私が本を読んでいる間は、窓際の座布団の上で外を見ていて、私が本を閉じた瞬間に、嬉しそうに枕元に来て寝る。

 夕方から、今年一番のゲリラ豪雨。近くに雷落ちるし、庭が洪水。

 いかなごが塾が終わってから七夕祭りに行こうとしたら、既に終了していて、売れ残りの金魚をS君が大量にもらってきた。毎年死にかけの金魚もらってきては、必死に生かそうとして数日で全滅、を繰り返してる気がする。

 今日も自己申告では塾での態度を改めたらしいいかなごは、帰宅するなり、リュックも下ろさず、私が借りてきた『昔話法廷』に夢中。

7月9日(日)

 最近死んだ母親の(死ぬ少し前の)夢ばかり見る。

 この時期は足が浮腫む。しかも頭割れそう(痛)。

 TLでアリさんアリさん言われていて、アルメニア人がどうしたのかと思っていたら、蟻かよ!漢字で書いとくれ。

7月10日(月)

 ヒアリ、弱点無いのかよ…藤井四段かよ…。

 もぐ、毎日濡らして畳んだハンカチタオルを御札のように帽子の下に挟んで学童に現れるらしく、何ですかアレ、って聞かれたけど、こっちが聞きたい。

 最近ウケたのが、「オバマ暇してるから民進党は党首として雇え」。年俸高そう。

 もうバス止まってた…(←祇園祭)。



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