6月11日(日)

 久しぶりに京都駅に行ったら、ここは関空かってぐらい外国人だらけ。

 いやあ、新快速速いわ。最近京阪と阪急しか乗ってなかったからびっくり。車内でポケGoつけると、速さの違いがよく分かる。

 てことでFaOI神戸。
・「ポートライナーに乗るのはポートピア'81以来」からポートピア博のパンダについて語る私と友人(ダメ過ぎる…)。ジェーニャ生まれてないよ…。
・友人のおかげで、スタンドながら前の方の見やすい席だった(有難や)。一方、アリーナは段差がなくて気の毒な感じ。
・羽生さんの全身写真と写真を撮るコーナーが…(引き気味)。

・1回しか滑らない座長が出てきた時の、底から湧き上がる歓声が凄かった。
・後で世間話した人は「ゆづ君のファンなのは勿論…」みたいなことを言っていて、「ショーに来る人がゆづ君のファンなのは当り前」という認識らしい(笑)。
・その中で「あんなにいたヤグファンはどこに消えたのか?」問題について語り合う私と友人(ヤグはロロや大輔に変換可)
・観客席からはもちろん各国の旗が掲げられるのだが、スイス国旗の数が多くて、ステファンファンが頑張ってる印象。

・キャッツアイを歌う杏里さんの前で踊る織田君、素晴らしい。滑りももちろん素晴らしい。
・輝いている織田君を見ると、失礼ながら「人生、顔じゃない」「人生、アマチュアだけではない」と幸せな気分にもなる。
・ラトデ二君、だいぶ師匠に似てきたけど、曲調が変わるとまだ対応が…。
・というか、師匠とセットでお仕事なのか(気付いてなかった)。

・ポリシチュク&ベセディンの白鳥は嬉しかった。何回目か分からないけど。もう20年近く同じことやってるけど、あと何年できるだろうか。
・ベセディン一時引退時のパートナーとの時のグラつきは今思い出しても恐いし、その後ベセディンが戻って来たことを思えば、このコンビじゃないとできないだろうが、ベセディンもう60近いのではなかろうか…。

・コラボプロって、歌う方も滑る方も、どちらも素晴らしくないと難しい、と思った。
・昌磨君、相変わらず上手い。少なくともメダルは取りそう。
・ジョニーの黒スカートプロ、前の席の人々が「あれ男の人?」って言っていたのがツボ。筋肉隆々だけどな。
・ポゴちゃん(横で友人が「足が長いからポゴだ」と呟いていた)、あの長い金髪を完全に隠しているカツラ凄い、と思った。

・パパシゼいいわー。
・ハビエルのエキシビは、やっぱり楽しいものが好き。
・バルデさん、人種の強みを活かした素敵なMJプロだったが、選曲のおかげでトラウマを刺激された私と友人は暗い気分に。
・アマチュア引退後の選手なら特に、この人ならでは、という仕草が見たい、とやっぱり思うではないですか。ステファンなら首振って踊る、バトル君なら腕を肩の後ろに上げる。そういう意味で、ステファンとバトル君の後半のプロは嬉しかった。

・セックスボム、ズボンの脱衣システムが進歩したな…と思うだけで、特段の感想もないが、生で見るの、何回目だろう。
・後半のプロは美しいポーズに見とれているうちに終わってしまった。短い。
・フィナーレで、バトル君、ステファン、織田君、プルの4人で組になって出てきて、コレ最高の組み合わせじゃね、と思った。

・座長が最後に、セックスボムの真似してプルファンの皆さんすみません的なことをおっしゃっておられたが、プルファンは当然プルを追っているので、座長が何しているかは全く見ていないのであった(笑)。
・一番ほっこりしたのは、ジェーニャがオレクシーとつるんでるところを目撃したことだったりして。もう人生の半分ぐらい仲良しだもんねえ。

 ここ3日間、探し回ったのに巡り合えなかった乾燥イチジクパンにようやく巡り合えた。友人ありがとー(幸)。

 新快速も速いけど、朝晩に京都駅からバイクで帰宅する時の早さも凄い。15分かからんよ。そして帰宅した私を待っていたのは、給食エプロンアイロン業務×2であった。

6月12日(月)

 朝起きたら、S君がうっとりと寝そべるおじさんウサギをなでなでしている場面に出くわした。無言で見つめる私といかなご(←本来の飼い主)…なんか見てはいけないものを見てしまったような…。

 朝、頭が痛過ぎて、これは絶対夜の間に誰かにアタマを殴られたと思う、と言ったら、S君「それは夜一番身近にいるものの犯行だな…つまり犯人は犬」「一番犯人でなさそうなものの犯行だな…つまり犯人は犬」

 もぐと会話を試みてみたが、全く成立しない。「昨日何して遊んだの?」「忘れた。ママ大好き」「外で遊んだの?」「こおり鬼した。足痛い」「転けたの?」「知らない。ママ大好き」

 いかなごは昔から集団生活で規範に従わないことが多いのだが、空気を読めていないわけではなく、読めているが従いたくないので従わない。一方、今いち空気を読めていないもぐは、おそらく臆病なので、読めていないことを察知して、大人しくしている結果、問題を起こさないのではないか(仮説)。やりたい放題の家では、空気が読めて話も通じるいかなごは比較的親から怒られないが、空気は読めない話も通じないもぐは怒られまくり、ということなのかも(仮説)。

6月13日(火)

 夕方ずっとヘリが飛んでると思ったら、熊野寮にイノシシかよ。こないだ蹴上のホテルに来たイノシシと同一イノシシ?

 上野のパンダはパンダ界の皇族なんだな、たぶん。一匹産ませただけで、でかしたと言われる上野父パンダ(笑)一方、和歌山の絶倫父は…。

 ドラマ『ホロコースト』(1978年)を見終わった。世界に「ホロコースト」という言葉を広めるきっかけになった連続ドラマ、ということで見てみたのだが、とりあえず、いかに自分に英語能力がないか良く分かった。

 ドラマはユダヤ人のワイス一家(医師、その妻、絵描きの長男と非ユダヤ人の妻、ガタイの良い次男、思春期の長女)と、SSに新規採用された気弱そうな男ドルフを中心に進むのだが、ワイス一家の話はまだ折々地名が出てくるので大体分かるものの(それでも医師の最期や、長男妻がテレージェンシュタットに入所していたこと、長男妻弟が出ていたことは、後からwikiを見て知った)、ドルフのSS内での権力闘争してそうなやり取りはさっぱり分からず。ドルフ役のマイケル・モリアーティという人のファンのブログに、凄く詳しく解説された記事があり、それを読んでようやく概要を理解した(有難や)。

 ドラマの出来は、ホロコーストの節目節目の重要な出来事を網羅しており、良く言えばまとまっており、悪く言えばご都合主義…そりゃ一家ですべてを表現するのは無理があるよね。医師妻の両親は水晶の夜、長女は強姦されて精神障害に陥ってT4作戦、長男は早くからブーヘンヴァルト、後にテレージェンシュタットへ、次男は出奔してレジスタンスに加わる途中でバビ・ヤールの虐殺を目撃し、ソビブルから脱走して生き残り、医師弟はワルシャワゲットー蜂起に参加、医師はシンドラーモデルのドルフの叔父に親切にされる、っておい。

 正直、バビ・ヤールとソビブルにはズッコケそうになったし、小奇麗な描写も多いが(その分、実際の現場の写真をドルフが報告する形でスライドで映す設定には感心)数回で見られる手軽さはさすがなので、どうせ終戦の日近くに戦争特集をするなら、これを放映したらどうか。

6月14日(水)

 いかなご「(塾に)いってきます」母「いってらっしゃい。不審者とイノシシに注意するのよ」

 英語リスニング能力を上げる簡単な方法はないものか…(という考えが間違ってる)。

 いかなごが、祖父からもらったタブレットをすっぽりダンボール箱で覆い、上に開けた穴から画面をスマホで撮影して、ゲーム動画っぽいものを作っているが、これがそれなりの出来で、なかなか楽しそう。

 横田徹『戦場中毒』を読み終わった。戦場カメラマンとして、アドレナリン中毒になっている著者の話。アメリカ軍のジャーナリスト従軍システムや、ツイッター中毒な中田考氏(そりゃこんな経緯があれば、人質事件時に交渉するよ、って言うよね)、後藤さん殺害事件関係でテレビに出まくった時の出演料の話が興味深かった。

 S君おじさん家から送られてきた豆。トルコ豆…じゃないよなあ…と、検索したら、同じ画像がすぐに出てきた(みんな分からないのね)…モロッコ豆だった。

6月15日(木)

 庭のハンモック、木乃と一緒に入ると、木乃も幸せそう。もぐも良く入っているが、ヤツはブランコ代わりにしてるっぽい。

 木乃の散歩中にいかなご&もぐのツーショット写真撮ったら、顔だけ見てたらS君&私の写真みたい。性別逆だけど。顔の形だけ逆だけど。

 共謀罪通したから、ウソついてたの認めますってか。

 いかなご、社会の問題で、足尾銅山事件で農民をまとめた人は?という問いに「山田正一郎」って書いてる…頑張った(笑)。

6月16日(金)

 スターリンもヤンキー的な考え方の持ち主だったと激しく思うのよねえ。グルジアだけど。

 いかなごさん、塾の国語のテストで、「問題文から書き抜け」という問題なのに、「わ」を「は」と書いてバツもらってた。気づかんか、普通。

6月17日(土)

 弁当作りにも慣れてきたけど、時々海外の弁当が頭に浮かんで、なんで私三度豆に豚肉巻いてるんだろとか、ご飯の間に醤油かけてかつおぶしとのり挟んでるんだろ、とか思わないこともない。

 キャンプ委員会議から帰宅したS君。テントや食材を運ぶ仕事が多いので男手が必要ってことで、会議もお父さんばかり来てて、女手がなさそう、と言うので、女手が要る仕事って何?って聞いたら「高学年女子の夜の見回り」…なるほど。

6月18日(日)

 久しぶりに滋賀の家に行ったら、植えてないところにもジャガイモ生えてた(去年のジャガイモの残りから生えたと思われる)。大葉も小さいのがたくさん生えてた(去年植えた大葉から派生した)。もちろん、まだドクダミも生えてるし、雑草もたくさん生い茂っていた。

 玄関ワイドオープンでも玄関先で長い間じっと待っていて、「木乃おいで」と見えないところから声をかけたら、ぽてぽてやって来るなんて、サーカスの犬かってぐらい賢い>木乃。

 で、滋賀の家と、うどん屋の駐車場で採取したご飯をコミに差し出したら、タンポポが一番好きなので、そればっかり食べるのかと思いきや、1種類1枚ずつ探し出して順番に食べていた…(クズ→タンポポ→イノコヅチ→ノゲシ)。恐るべしグルメウサギ。

 羽生さんみてると「プルヲタって…(ドン引き)」みたいな気分にしかなりません。すいません、すいません。

 寝室で本読んでると、タブレット片手の子供らが代わる代わる乗ってくるという…重い…草むしりで腰が痛い体力のない母を痛めつけるな…。

6月19日(月)

 長生きしてる人は大抵痩せてないので、私も太ろうと思って1キロ半ぐらい増やしたけど、明らかにその体重分がついた二の腕とお腹を見ると、挫けそうになる。

 ロリニカイテ『長い沈黙』を読み終わった。著者はリトアニアのユダヤ人で、強制収容所を生き残った経歴を持つ。主人公のリトアニアの少女が、ドイツが攻めてきたので志願して従軍し、捕虜になり、ドイツの強制収容所に入れられて、開放されて家に帰るまでを描いた小説だが、母一人子一人なのに18歳で従軍して行方不明になり、数年後に餓死寸前の姿で戻ってくるという…その他も色々リアルで怖かった。

6月20日(火)

 どうやら、うちの家の中のポケスト(結構離れたところなのだが、なぜか家の中で取れる)がジムになったようです…。

 90代の患者さんに唐突に「先生、何歳頃に医者になろうと思ったんですか?」と聞かれて、しばらく答えに詰まった挙句「気がついたら医者になってました」と答えたら、「私も気づいたらネジ作ってたもんなー」と納得された。「医者になろうと思ったことは特にない(医者になるのかな?と思ったことはあるけど)」なんて、感じ悪いから言えないしな。



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