3月21日(火)

 今でも三ちゃん農業って言うんだね(衝撃)。あと、田んぼに放すのはアイガモだ、カルガモじゃねえ>いかなご。

 澤田愛子『夜の記憶』を読み終わった。アウシュビッツをはじめとしたホロコースト関連の収容所跡地を訪問した感想と、ホロコースト生存者12人にインタビューした記録をまとめたもの。著者は「事物の本質は自分の目で見、身体を通して感じなければならない」と考え、「今は何もない荒地に真実の叫びを聞き取るデリカシーを持つことからすべては始まる」ため、収容所跡地を訪れて「現場が秘めた記憶に触れ」、ホロコーストの体験を話すこと自体が辛い、という生存者達に1人数時間ずつ話を聞いて心を通わせ、「自分の生き方をもう一度みつめなおした」り「心の中に深い慰め」を感じたり「ホロコーストからとてつもなく深い真理を」教わったりしたらしい。

 ホロコースト生存者達は日本人に自分の体験を伝えたいという思いから、著者のインタビューを受けたようだが、イスラエルの関連機関を通じてインタビューを申し込んだため、当然既に体験を語る講演活動や回想記の出版などをしている人が多く、正直数時間のインタビューを書き起こすよりも、回想記を和訳した方が日本人に体験は伝わる気がした(それでは著者の目的とは異なるだろうが)。

 ホロコーストの過程については詳しく書かれており、イスラエルに住む生存者達のやっと安心できる自分の国を得た喜びは伝わったが、著者の感想文を延々と読むのは非常に疲れた。検索したら、著者は数年前からはじめたツイッターで色々と突っ込まれてるっぽい。

3月22日(水)

 そうだそうだ、上皇にしろー。ていうか上皇だろ。悪いイメージがあるったって、姑は姑、上皇は上皇だよ。

 もぐピアノ。間違えるとすぐにかっとなってガンガンピアノを叩くので、毎回練習というより、精神修養みたいになってる。少なくとも音楽ではない。

3月23日(木)

 証人喚問と記者会見に夢中の両親のおかげで帰宅後も放っておかれ、遅い夕ご飯ができる前に沈没したもぐ(哀)。議員の演説質問技能が良く分かる喚問だったな。西田昌司っていう京都選出の自民党議員、感じ悪い。あと、「SONTAKU」Tシャツが出回りそう。

 正しい治療をしようが何だろうが、よく分からない理由で保険が下りずに病院の持ち出しになり、反論は聞いてもらえないなんて、他所の人には信じられないだろうねえ。何が薬たくさん出せば医者は儲かるだよ。

 いかなごの通知表、講評欄に良いことばかり連ねてあって、凄いなあ(これだけ褒める点を羅列できる先生が)と思った。先生、たぶん凄く若いと思うんだけど、お疲れ様です。S君の記憶でも、私の記憶でも、通知表の講評欄というのは、本人の行動の悪いところが連ねてあった気がするのだが、最近はやめたのか。

3月24日(金)

 さらちゃんがでかくなってる。

 いかなごによると、塾の同級生に、宿題の丸付けをする時に、間違ってるのに丸するばかりか、空欄なのに丸する子がいるらしい。斬新だ。

 ちなみにいかなご、こないだ受けたテストが帰って来たら、近来稀に見る悪さでショックのあまり持ち帰るのを忘れたらしい。

3月25日(土)

 もぐ保育園の卒業式。
・一連の安倍首相頑張れと同じぐらい長い贈る言葉を、綺麗に棒読み暗唱する年中組凄し。
・もぐの副担任の若い先生(2年目だって)が「本当は別れたくないです」と泣きながら挨拶して、貰い泣き状態。
・なぜか弁当持参の卒業式。朝、ご飯の水の量を間違えて炊いてしまい、もち米のような米になった結果、もの凄くお腹いっぱいに。

・S君は、卒園式で園長の挨拶をいちいち変換していて、とても楽しかったらしい。「この園を卒業しても(日本国の国民という誇りを持って)」「あそこに書いてある標語を見て下さい。(教育勅語です。あれは先々代の天皇陛下が)」「皆さん、(尖閣は?…にほんのりょうどです」「竹島は?…にほんのりょうどです)」
・最後に保護者が一言ずつ話すんだけど(2人を除いてほぼ母親)、みんながみんな話し慣れていて凄かった。しかも、もぐがたまたま立った位置のせいで私がトリだった…。
・保護者発言あるある「早めにお迎えに行くと、なんで来たのと子に責められる」「子に夜間部さん(22時まで預かってくれる)になりたいと言われる」「この保育園がなければ、2人目は(3人目は)(4人目は)いなかった」「おむつは外してもいないのに外れてた」「ていうか、いつの間にか平仮名書いてた」
・今回はもぐの卒業というだけではなく、私達夫婦の保育園卒業でもあるので感慨深い。

3月26日(日)

 昼前から保育園の謝恩会。洋食屋さんの貸し切りだったが、年長児25人とその兄弟姉妹で会場は超カオス。うちの保育園は保護者会みたいなものはなく、親が集まるのは卒業式後の謝恩会ぐらいなので、卒業後に園の体制や先生達の関係、子の同級生の親が何者かを知るシステムになってる(笑)。

 で、先生達とお話したら、「トイレトレ始めて洗い物が増えると文句言う保護者がいる園もあるけど、ここはそんなことはなくって」ってそんな保護者いるんかい。そりゃ、保育園の体温計は常に1℃高いと陰口言ってたけどさ…保育園からの電話にオペ室入ってて繋がりませんって言ってもらった事もあるけどさ(懺悔)。

 子が同じ保育園の後輩の子(3人の子持ち、可愛い、医者、夫も美形)と激しく同意したこと→「子供に激しく怒ると、1回だけでも毎日怒ってるように吹聴される」「1人目は初めてなので何でも必死だが、2人目は超適当」。後輩曰く、3人目は産む予定なかった、3人目は2人目よりさらに適当、らしい。5、6人産むのが当たり前だった昔なんて、子育てが如何に適当だったかは容易に想像がつくわハハハハ。

 ええっと、大体ドレスの概略はできたけど、今回一番覚えておこうと思ったのは、サテンドレスの見返しに接着芯を貼るな、ってこと。あんなに違うとわ。

3月27日(月)

 勤め先のロッカーにもぐの上着を忘れたことを、お迎えに行ってから気づき、「あ、上着忘れてきたわ」と言ったら、もぐに「サイヤ人の面汚しめ!」と言われた。私サイヤ人だったのか。

 明日、いかなごがやっと生まれて初めて友達の家に遊びに行く予定で、激しくワクテカしているが、親は心配で心配で。

 な、何それ超読みたい…翻訳出ないかな>ジェイン・エアが鋼のように強いシリアルキラーのヒロインだったとしたら…?『ジェイン・スティール』。セント・ジョンの扱いが気になりますね。

3月28日(火)

 夜中に外来してる夢見て目覚め、なんで寝てる間も外来せなあかんねん、と思った。

 逮捕された某医師はカテーテルアブレーションのとても偉い人なので、みんな慄いてた。

 ミーシャ引退なのか…早い。

 6クワドって。

 いかなご、友達の家で無事に遊べたのだが、待ち合わせ場所を間違えたらしく、誰も来ないと私にメール→たまたま家にいたS君に私が連絡→S君がいかなごを回収して、一緒に行くはずだった友人家に行き、家人に予定は正しいことを確認→近所の何でも知ってる子に、遊ぶ予定の子の家の場所を教えてもらう、という前振りが。何この大変さ。個人情報保護のおかげで、クラスメイトの電話番号も住所も分からないし、親は在宅していないことが多いので、なんつーかもう…とりあえず大事なのは、物知りでしっかりしてる隣人だと思った。

 いかなごの友人達が遊んでいる公園が、学生時代に七夕コンパで飲んでいた公園だと知って驚愕。え、あそこは私がウォッカ飲んで酔っ払う公園なのでわ…(違)。

 かぞえてんぐの最終回見た。せめて「かぞえてんぐアプリ」とかないかな。ネイサンのクワド数えるし。

3月29日(水)

 最近「うさぎ久しぶりに見たわ」とか言ってる飼い主の代わりに、もぐがペレットをあげたため、いかなごは「飼い主」から「飼い主の姉」に格下げされた。

 明日で10年半通った保育園最後だわ。どうしよう(オロオロ)。

3月30日(木)

 章枝ちゃん色々呟いてたけど、私は章枝ちゃんが二枠もぎ取ってきたことは忘れない。

 10年半朝晩通った保育園を卒業してきた。ネフローゼや悪阻で途中1年半ぐらい行かなかった時期もあったけど、それでも小学校、中高、大学+大学院より通った(滞在してないけど)期間の長い教育機関だったわ。

 ワールドSP少し。
・女子の点数見たいかなご「偏差値だったら凄いけど」。いやいや、男子100点超えますから。
・舞依ちゃん、耳引っ張るとチェブラーシュカみたい。
・ジャンプ流れてて綺麗ーと思ったら…。

・ケイトリン完璧だわ。
・身体が良く動いている白人女子を見ると、みんなサラとかぶる病。
・ポゴちゃん4位とかハイレベル過ぎ。というか、ポゴちゃんまだ18なのに、気分的には大ベテラン。

・コリャーダ、ルッツ落ちそうだったぜ!
・ボーヤン、来年もスパイダーマンでいいんじゃない。
・雪姉、喜び過ぎ。
・下手なカメラワークがかえって新鮮に見えてきた…。
・テン君はあの曲で滑るところが東側なんですよ(死語)。

・なぜかゆづ君の時に揺れるカメラ。
・「こういうキャーキャーは僕も慣れています」とか大輔君に解説して欲しいところ(笑)。
・コンボノーカンの基準は体重の乗り方なのか。

・頭抜けた昌磨君、(ゆづ君と比べると)地味に凄い。
・いやあコフトゥン、棄権だけはできないんだよ。棄権なんかしたら、五輪前ワールドでの枠取り戦犯扱い2回目だもの。
・ハビエル凄かったなー。スペイン人は年齢を経ると格好良くなるのか?
・やらなきゃいけないことをやると、あのようなマラゲーニャになるのか(凄)。
・最終グループは人外しかいないということになるけど、人類としてこんなことで良いのか(混乱)。

3月31日(金)

 エフゲニー・プルシェンコ、引退表明。発表が今日なのは、明日にはロシアの五輪枠が何枠か決まり、そうなりゃ当然(というのが既におかしいのだが)プルはどうするんだ、という話になるからでしょう。あと、明日だったら、今までの経過から考えて、真面目に受け入れてもらえないのは明らかという事情もあるのかも。

 まあ、とりあえず本人発言待ちだけど、昨日の男子SP見てて「ジェーニャがいないと、ドキドキしないから安心して楽しめるわー本当楽ちんで楽しい」って思ったし、たぶんそう思ったプルファンは私だけじゃないと思う。引退するもよし、しないもよし、みたいな澄み切った心持ちになるまで、競技生活を送ってくれたことに、本当に心から感謝したい。

 あと、「雪の王」や「くるみ割り」を見て、競技以外でも楽しめることが事前に確信できたことも、心の穏やかさに繋がってるかな。他の選手達の経歴を思うと(そりゃ衝撃の出来事で心配になることも多々あったとは言え)プルファンは幸せだと思う。

 速報っちゃあれだな、ソルトレイクの後の世界選手権を棄権する一報が入った時が一番クラクラしたなあ…こっちも気力体力弱ってる時だったし。

 そういえば10年半の保育園も卒業したとこだし、と思ったけど、プルファン生活の方がはるかに長いのであった(笑)。

 もぐ「大きくなったらママ大好き芸人になる」「…ニッチだな」



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