11月1日(火)

 明け方からずっと寒気と吐き気がして動けない(横に風邪ひいた娘、足の上に犬)。

 もぐ「昨日不審者みたいな仮装してる人いたよ」両親「不審者は仮装してないのでは?」もぐ「え?保育園に来る不審者の人は仮装してるよ!」両親「そ、それは不審者の振りをした人なのでは?」もぐ「保育園に来るのは、本物の不審者だよ!」「……」

 いかなご、午前中は熱なかったのに、午後38.7度まで上がったそうで、夜診行って来た。とりあえずインフルエンザは陰性だった(嬉)。

 いかなご、先生にも看護師さんにも、丁寧に「ありがとうございました」と挨拶していて、実に感じの良い患者だった。両親は挨拶するように、とは一度も教えたことがないのだが(むしろ誰彼構わず挨拶するので、小さい頃は「知らない人には挨拶しないように」と言い続けてきた)、性格によるものだろうな(凄)。ちなみに私は、思春期過ぎるまで人には挨拶しない子だったし(恥ずかしいから)S君もフレンドリーとは言えない。

 もぐの公文の先生、小学生には結構ボロカスなのだが、もぐには優しい。あと、中学生みたいな可愛いバイトの女の子がいて、もぐも教わっているらしい。それにしてももぐ、なぜ返事が「ニャ」なのだ。

 いかなご向けに、眼鏡で可愛い髪型ってないかな、と検索してて、あ、凄く可愛い子がいる、と思ったら眞子さまだった。

 セリアの多目的ネット(108円)×3と、アマゾンで買った干し網(755円、さすがに丈夫そう)をハンガーにくくりつけ、古い洗濯物干し(錆びてる)にかけて軒下において、ドライ柿制作中。天気が気になる。

11月2日(水)

 ヴォロトラ、パントンとペア夫婦に子供ができるのはめでたい。

 いかなごの風邪にやられてダウン。明日休みで良かった。

 風邪をひいてる時に一番しんどいのはもぐのピアノの相手だと思った。なんせもぐは音間違うし、半音上がるか下がるか分かってないし、指番号頑無視だし、音の長さ適当だし…。

 ついにダイオウイカポーチを入手したが、使用法を思いつかぬ…と思ったら、なるほどペットボトルを入れればいいのか(よりイカっぽくなる)。それでかばんにつければいいんだな。ちなみにチョウチンアンコウポーチとリュウグウノツカイポーチは愛用してる。特にリュウグウノツカイは、すぐに見失いがちな30cm定規収納に威力を発揮。

11月3日(木)

 いかなご、今朝から熱はないが、塾の宿題させたら、頭痛いって本当に寝てしまったので、まだ重病。あまり病気をしない子なので心配。

 いかなごの学校、休む人が出ると、日直が授業内容まとめ&休んだ人への一筆を書かねばならないらしく、日直2人のうち、1人がサボりだと、1人で何人分も書いて残業状態になったりもするらしい。いかなご「日直さんに悪いから学校行かなきゃ…」と繰り返している。既に社会での予行演習な訳ね…。ちなみに「日直さんに悪いから休めない」なんて言葉は、学校では絶対口に出さない、らしい。ブラック小学校。

 もぐ「ダルメシアンってだるいの?」姉・母「黙れ」

 今は彫刻刀も安全そうなのが売ってるのねえ。いかなご用に学校推薦のセットを買おうと思ったが、彫刻刀なんてどうせ高学年しか使わないので、弟も使えるものを買いたいのに、収納ケースが女の子用、男の用にくっきり分かれてるのよねえ。商売根性を感じる…。そして、男の子っぽいケースはいかなごが断固拒否し、もぐが「じゃあ、これでいいよ」と妥協したので、女の子用ケースを買うことに。

11月4日(金)

 さすが男女差別主義者福沢諭吉が作った大学ってか>慶應義塾レイプ放置問題。

 私「あ、殿だ」S君「…殿だっけ?」私「…麿だった」

 ステファン…あんなに子供だったのに…立派なコーチになって(ええ、ええ、今じゃ22、3歳の子が外来に来たら、完璧子供扱いしてますよ…)。

 姉弟ともピアノ練習をサボってトトロ見てる。トトロ、水路にサンダルのシーンだけは恐過ぎると毎回思う。

11月5日(土)

 いかなごの保育園時代の親友母から、近くの私立中学の学校説明会に行こうと誘われていて、珍しくいかなごも行く気満々だったが、私の咳が激しく増悪してるので、引率を親友母にお願いして、いかなごだけ行ってもらった。

 もぐがパンツ1枚でガスヒーターの前で「寒いー寒いー」と文句言ってて眩暈がした。

 木乃の甘え技術の高さには驚く。横たわっている飼い主のそばに座る→顎だけ飼い主のお腹に載せる→飼い主のお腹によじ登って伏せる→さらに首だけよこに捻って力を抜く。

 えええ、大介君…。

 「帯状疱疹」って何十回打とうとしても、絶対打てないというショボい悪夢を見た。

 瓶を煮沸しつつ、地直ししつつ、ライストみつつ、オーブンかけるのはとても面倒だということが分かった。

 ロシア杯男子。
・四季なんだからシマウマで滑れ!と心中思った人挙手>デニス。
・ステファンお母さん的…。
・キタキタ変衣装韃靼人…ナンダソノフリツケワ…。
・エレメンツ以外は格好良かったよ。あの上上がりジャンプをよくコントロールできるよなあ(完璧じゃないけど…)。

・うーん、コリャーダ。SP良かっただけに期待してたんだけど。
・昌磨君、滑りはいいんだけど、プログラムが今いち単調で。
・SPはみんな「それ、伸びるの?」と思ったに違いない衣装(というか見にくい)でちょっとどうかと思ったが、フリーのプレスリーは素晴らしい>ハビ。
・出来も凄うございました。これぞ世界チャンプ様でございます。

11月6日(日)

 近くの神社で小学生に着物着せてお茶の稽古をしてくれる、というイベントがあり、いかなごが申し込んだので行って来た。配られたプリントとは内容が違い、事前に予定も知らされていなかったので、何だか良く分からなかったが、着物着た我が子は可愛かったので良し。いかなごはお茶を飲むだけで、たてることができなかったのが残念だったらしいが、無料のイベントだからね。とりあえず御所の隣で大木もあって、綺麗な神社だった。

 ラジオノワ、まだでかくなりそうだな…これだけ体型変わってるのに、一応ジャンプ跳べているだけでも凄い。そしてポゴはまだ18なのか。

 アメリカ、不正選挙だってゴネて、投票箱があちこちから発見されて、敗北宣言の電話かけたりかけられたりして、大揉めに揉めそうでなんかイヤ。ゴアんとき、びっくりしたもの。

 この冬もぐをスケート教室に入れるにあたって、この先どれぐらいお金がかかるのか、と改めて調べてみて、お金持ちの子(=ブロック大会にエントリーする選手)があれほどたくさんいるのか…と妙に感心。早くから私立理系の大学に通わせている(下宿、留学あり)と思えばそんなものかもしれないが、上手になる時期は人によって違うから、辞め時も難しいよなあ。

 もぐのスケート教室は、今は月7、8千円+靴代だが、個人の先生につくと、途端に月数万になるだろう。その点、ピアノはレッスンは発表会代入れても通常月1万円までだし、うちはピアノ本体は中古40万(調律込)で子2人+私が楽しんでるので、コスパはいいかも。1日何時間も練習してグランド+防音室じゃないとダメなレベルでなければ、スポーツ用品やバイオリンと違って、買い換えなくていいから、長く続けるなら、ピアノは安いよな。野球とかサッカーとかは、お金もともかく、親の手がやたら要求されるイメージ。こう考えていくと、水泳が一番人気がある習い事なのはよく分かる。

 もぐが「ああ、うちがお金持ちだったらなあ」と言うので、「どうしたいの?」と聞いたら「広いうちに住めるのに…」。あのねもぐ、確かにうちの家は豪邸ではないけど、通常広めサイズなの。うちが狭く感じるのはモノが多いからで、それはお金持ちになっても、たぶん改善しないの…あ、でも家の隣にもう一軒倉庫用の家を買えるほど金持ちだったら、快適に住めるのかも。

 いかなごと「(明日)外来が50人来て、食堂のメニューがチキンソテー(脂だらけで私は食べられない)なのと、外来が80人来て、メニューがツナサラダ(ツナ駄目なので私は食べられない)なのでは、どちらがマシか」という話を風呂でしていたら、風呂の窓が開いていた(外に丸聞こえ)でござる。ちなみに外来が80人来たら、食堂終了時間に間に合わないので、50人+チキンソテーの方が嫌。って、こういう話は同様に食べられないものがあるいかなごとしかできないのであった(S君は好き嫌いなど認めない派)。

11月7日(月)

 あんな子供ホイホイみたいな構造物を作って、中に白熱電球だなんて、あまりに惨い。

 こっそり風呂に入ったら、物音を聞きつけたいかなごがこっそり入ってきて、あとで出し抜かれたと気づいたもぐ号泣。宥めるのに抱っこでしばしを要した。

 カレイの煮付け(のぬいぐるみ)、欲しいんだけど、目があるのがちょっと気になるのよね。家で食べる時は頭ちょん切られたの買うから。でもまあ、ぬいぐるみとして頭がないのもちょっと、というのは分かる(身体に刀傷入ってるけど)。

 子供らのピアノ送迎して、いかなごに本日分の勉強させて、干し柿取り入れて焼いて、新しい柿剥いて干して、玄関の掃除して、もぐのYMCAのスキーの申込書書いて、いかなごのエプロンアイロンかけて、振込2件済ませて、10時前に布団に入った。昨日咳で眠れなかったのでしんどい。

11月8日(火)

 ドライ柿制作中なので、食中毒について一通り調べたり。今のところ、天気や柿の切り身の厚さにもよるけど、2〜3日干して、最後に140℃で5分焼いてる。

 しばらく前から田中邸の引っ越しが行われており、原稿を出して時間ができたS君が「田中君に任せておいたら永遠に終わらない」「大家さんが可哀相」と今日1日旧邸を片付けていたらしい。人徳の素晴らしさよ。

 で、本を全部処分するらしいので、欲しいものはうちで引き取るが、君はどれが要るんだとS君が言うので、もぐのピアノをいかなごに任せて(風呂も勝手に洗って沸かして入って、勝手に時間通りに寝てくれるんだよ、4年生凄い)旧田中邸に行って来た。で、我が家はついに京フェスで失くした『スターシップと俳句』の代わりを手にした。

11月9日(水)

 いかなご、もぐが真面目にピアノをやらない、キレずに監督なんて無理、とお怒りだったので、昨日田中邸からもらってきたウサギ漫画を差し出した。そうでしょ、大変なんだよ、アレ。

 アメリカ人はそんなにヒラリーが嫌いなのか。鳩山妻みたいな感じ、というのを見たが、そんなに酷いのか。それはともかく、よりにもよってトランプを選ぶのか。

 911直後と同じ気分だが、それでも世界は続く。有り難いことに、少なくとも今はまだ、うちの国の出来事ではない。

11月10日(木)

 S君と、今回のトランプ勝利を防ぐためには、記名投票にしとけばよかったんじゃないか、という結論に達した。

 なんかデーブ・スペクターが絶望してたのが、さらに絶望感をそそる。「トランプいい大統領になってね」なんて話が通じる相手であることを切に祈る。被害者が少ないといいんだけど。

 今日の晩御飯:青梗菜と牛肉と卵のオイスター炒め、チルドシュウマイ、野菜スープ、昨日S君が作った大根菜炒め。今日は中華定食だよ、といかなごに言ったら「不味そう」と言われたが、美味しかったらしい。

 昨日から世界は変わってしまったので、一つアイドルの話でも。うちの職場には私や看護師さん達から絶大な人気を誇るアイドル患者、84歳男性がいる。彼が来るとそこら中から人が集まり、あの人なら毎日でも来て欲しい、などと言われている。特にハンサムでも、話が上手いわけでもなく、金持ちでもないし、耳は遠い。ただ、自分のことは自分で把握して、きっちりやる。観察力が鋭く、不具合は伝えるが、愚痴は言わない。病状が重く、一時他院に送っていたが、その間盗られるんじゃないか、とスタッフがみんな心配していた(前代未聞)。が、無事帰って来て、他院でも楽しく過ごしていたことが判明、さすがだとさらに人気が高まる←イマココ。でもなんか、もうすぐ治りそうだよ、アイドル来なくなるよ…。



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