6月11日(木)

 もぐが朝から素っ裸でウロウロ。「お姉ちゃんパンツがない!」「あんた、昨日の夜風呂入るときにパンツ替えたでしょ!」(←夜風呂に入る時にパンツを交換せねばならない、と先日教えたところ)「だって朝も換えないとオニになるんじゃないの!?」(←交換せずに同じパンツを履き続けているとオニになる、と先日教えたところ)。

 仕事は休みをとって、神戸方面で勉強会。S君に送ってもらったら、思ったより早く京都駅に着き、土産物屋などを覗いて、うっかり舞妓マニキュアとか買いそうになった。

 勉強会では、久しぶりに大学病院というものがどういうところかを思い出した。帰りに個人タクシーに乗ったが、物凄くトイレ芳香剤の匂いがして息が詰まりそうだった。神経質な人だと病気になるレベル。

 小さい頃、親がお土産にゴーフルくれて、こんな美味しい巨大な円盤がまるまる1枚自分のものなんて、なんて素晴らしいんだ!とヴェルタースオリジナル体験をした記憶がある。てことで、帰りについつい缶入りゴーフルを買って、子供らがうまうま食べるのを見て、幸せになってしまった。ちなみに、3枚セットの残り1枚をS君と分けたが、あんまり美味しくなかった。おかしいなあ…(笑)。

6月12日(金)

 ゆづ君の新衣装、なんか大人っぽく見えるね。あんまり和風じゃないところが気に入らないけど>詩子ちゃんの和風衣装的で。

 仕事はこの職場に変わってから一番の忙しさ。

 夜、それぞれ今日大変だったことを発表。
私:外来が長引いて食堂がしまりそうで、食堂のおばさんがえらくたくさん盛って取っておいてくれたご飯を急いで食べたので苦しかった。
S君:仕事帰りの電車で、運が悪くずっと立ってた。
いかなご:図工の時間に、作ったものを飛ばす順番がなかなか廻って来ず、イライラした。

 今、食事時に岩波書店版のゾラ『獣人』を読み返しているので、食卓に置いてあるのだが、それを見たいかなごが「こんなところに化粧ポーチ置いておいたら駄目でしょ」などと言い出すのが、実に小学生っぽくうざい。

6月13日(土)

 テレビで、キルト姿でバグパイプを吹く男性を見たいかなご「中年のおじさんが女子校生の服を…!」両親「逆なんだよ。日本の女子校生がスコットランドのおじさんの服を…」

 いかなご→学童の遠足、S君→学童イベントの仕事、私→家の掃除、もぐはママ独り占めゲームし放題で幸せそう。「今日は気持ちの良い日だねえ」と連呼しまくり。

 午後、学童イベント用のキャベツ切りを終えて、お出かけ前の盛装姿の私を「んーちょっとスカート短いんじゃないか?」とチェックするS君を見て、もぐ「パパ、ふしんちゃ!」

 夜は発表など。職場の中の人からは「んなことやってたんですか!?(驚)」という目で見られ、職場の外の人からは、そこまでやってくれてるんですか、と言われた(←これは嬉しかった)。

6月14日(日)

 午前中、居間で昼寝したら、私と木乃が同じ格好で揃って寝てる様子をS君が激写していた。

 いかなごがおもちゃの消しゴムを使ってるので、ちゃんとした消しゴムを使うように言ったら、いかなご「だって消えるよ?」…いや消えるのは分かってますけどね…つうか君もあと30年経ったら「そんな消しゴム使うんじゃないの!このすっとこ娘!」とか言うようになるんですよ、ええ。

 風呂上り、9歳児はウールのワンピース着て出てくるし、5歳児は入る前と全く同じ服着て出てくるし…(頭痛)。

6月15日(月)

 最近もぐがタケノコのようにぐんぐん背が伸びていてオソロシイ。姉はクラスで前から3番目だというのに、弟は後ろから2番目だってよ。たぶん姉は私遺伝子でチビ街道まっしぐら、弟はS君遺伝子で平均成長なのに、4月トップ切って生まれたからでかいんだろうな。

 耳たぶの後ろ側の縫った跡は、写真撮ってもらわないとどうなってるか分からないので不便。

 そうか将来は医師が余るってのは、まだ死んでない高齢医師(含私)が増えるってことか。

6月16日(火)

 擦れて痒くなるので、普段はマスクはしていないのだが、外来ではマスクすることにした。

 仕事帰りに鴨川でコミのエサ採っていたら(クローバー、ヘラオオバコ、クズ)、通りがかりのおばさんにうさぎのエサですか?と声をかけられた。しばらく私ともぐの様子を見ていたおばさん「うさぎ、何匹飼ってるんですか?」。…いえ…これでせいぜい2日分です…大食いなんで…。

 私は死んでもネット上でずっと生きていて、いかなごの孫の写真見たり、可愛い犬の写真みたり、ユーロの試合リアルタイムで追ったりしたいんだけどな。

 ピアノの練習しているいかなごに「今のもう一回弾いて」と言ったら荒れ狂ったので「練習中なのに繰り返し弾いてと言われて怒り狂うのは良い子ですか、悪い子ですか!」と言ったら「普通の子」と言われた。…たぶんおっしゃる通り。

 今日はS君の風呂当番の日なのだが、最近子供らは2人で入れるので「よく考えたら僕が入る必要ない」と戻ってきた。「じゃあ明日もパパの日ね」「いや、そういうわけにはいかんだろう。これはママと一緒に入るのが2日に1回という制度なんだから」そうなの!?んなこと今初めて知ったよ!

6月17日(水)

 もぐに「ママ可愛いよ」「もぐ君、ママと結婚したいのにな」と言われて、もう結婚したやん、と言うと、「でも、赤ちゃんできないよ」と指摘される。そんなこと言われても、私しゃあの悪阻はもう無理です。

6月18日(木)

 ヘラとゼウスって同父母兄弟だったんかい。

 原暉之『インディギルカ号の悲劇』を読み終わった。1939年北海道の北端で座礁したソ連船がコルイマ帰りの船で、多数の釈放された囚人が乗っていたが、脱出しようとしたら撃たれたりして、半数以上が亡くなった、という話から、当時のソ連の極東について概観した本。スターリンが金鉱に関心を持っていて、アメリカの小説まで参考にしていたとは。まとまりはないが、色々と興味深かった。

6月19日(金)

 最近のコミ:ペレットがなくなると、器をカチャカチャさせて飼い主の小3を呼ぶ。毎日分かりやす過ぎる。

 若い頃のいとしこいし衝撃的。

 フライデーの見出し見て、変な格好でいつもすみません、とコメツキバッタになった人挙手。

 夜23時過ぎに、外で延々と関西弁で叫んでる女の人がいた。

6月20日(土)

 10時過ぎに家を出て、豊田市へ。新品の車がたくさん船出を待ってる!煙突が一杯ある、工業地帯だよ!おまけに豊和会って医療法人があるみたいだよ。京都だと洛和会ってあるから当たり前なんだろうけど、凄い!

 で、科学センター的な施設へ。S君の目当てはここのプラネタリウム。松本零士監修の回があるんだって。ポケモン回のプラネタリウムをS君+子2人で見て(私は施設のベンチでだらだら)、近くのうどん屋でご飯食べて、次の松本零士回をS君+もぐが見ている間に、いかなごは工作(私は横に付き添っていたが、手を出すと怒られるので監督のみ)。ゴムで動くカタカタ車的なやつで、なかなか面白かった。その後は科学センターに子供らをリリース。疾走するとゴールの瞬間を録画して、スローモーションで再生してくれるアトラクションが面白かった。

 帰りに昭和な五平餅屋で五平餅買って(常連と思われるおじさんが、味噌おでんなるものと、普通のおでんと、五平餅とみたらし団子とお茶をお昼ご飯にしていた)、ブックオフ一軒寄って、21時前に帰宅。予想通り木乃はケージから脱出していたが、それほど悪さはしていなかった。

 昼に味噌煮込みうどん食べて、五平餅食べて、高速のSAで虎屋ういろ買って、きしめんもいかなごと半分こしたので、とても満足。

 貴ノ浪死んじゃった…相撲ファンでなくなってから、一番好きな相撲を取るお相撲さんだったのに…。



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