3月11日(水)

 長年ナゾだったドリフのオープニングのえんやーこらや(ドリフ音頭というらしい)の振付をようやくモノにした。

 引き続き体調不良。あまりの寒さに坐骨神経痛もぶり返した。

 いかなご、機嫌良く塾に通っているのだが、その姿を見ると今まで音楽教室だのバレエだのスケートだの色々習わせたけど、結局一番向いてるのは塾かよ!今までの労力は何だったんだ!と思わないこともない。塾以外ではピアノが一番向いてるみたいだけど、それとて音楽的に素質がある訳ではなく、単に弾くのに向いてるだけだと思う。何というか…習い事は遺伝というものをもっと考慮して選ぶべきだったかも。瓜の蔓に茄子はならぬ。
3月12日(木)

 もぐ「もぐ君大きくなったらパパがご飯作るのをお手伝いする人になる。でもママの犬になる予定だから、どっちがいいか迷うなあー」。

 バス停でフランス人と思われる母子がフランス語(母)関西弁(小学生男子)で会話していた。男子「ああもう最悪やったわ」母「ふにょふにょふにょサイアク」男子「最悪っていうたら最悪なんや。もうそれでええやん」。

 夜は前の病院の送別会に参加。最近3人目を出産した後輩を囲んで(←朝から誘発したのに、陣痛が来たのが5時過ぎてからで、麻酔科医がいなくて無痛にしてもらえなかったらしい)無痛分娩を試みてもなかなかうまく無痛にならない苦労話をしていたら、1人混じった男の先生が「疎外感しか感じませんね」。ちなみにその先生、1人目が産まれる時に、陣痛に苦しむ奥さんの横でピザ食べてたらしく(「だってボクは痛くありませんもん」)周りから非難轟々だった。ピザはダメだろ、ピザは。

3月13日(金)

 スイちゃん卒業なんだ。じゃあまた4月1日は突然新しいスイちゃんが平然と出てきて全国の幼児持ちの家庭が阿鼻叫喚か?!

 夜は一家で『かぐや姫の物語』。そもそも元の話が適当なのだが、それにしてもかぐや姫にはさっぱり共感できない。天界には、お釈迦様に似た人とかがいるのね。女の童だけは可愛かった。

3月14日(土)

 午前中に腹部エコーと胃カメラ。後輩にしてもらったんだけど「先生、(綺麗すぎて)絶対ピロリいませんわ」と言われた。この後輩、上手いと評判なのだが、それでもカメラ中に過呼吸になって、数年は受けたくないと思った。希望したらセデーションかけてくれるらしいんだけど、暴れそうでそっちの方が不安だしな。

 ブライトマン『封印されたホロコースト』を読み終わった。ユダヤ人のホロコーストについて、イギリス、アメリカの上層部がどこまで知っていたかという話。イギリス側が傍聴解読していたドイツ警察の通信を見るに、初期から薄々は分かっていただろう、と。ただ、ドイツ側もはっきり言っていたわけではないのと、あまりに数が多過ぎるので、当初は「東側に侵攻していく中で、大量のユダヤ人だけを銃殺しまくっていた」というのはいくら何でも信じ難い、という感じだったらしい。例のカルスキ報告やドイツ側の内通者、強制収容所からの脱走者の報告で最後の数年は実態をおおよそ把握していたが、そんなことより戦争に勝つことが一番&ユダヤ人難民の大量流入が恐い、という理由で一般にははっきりと公表されなかったが、BBCのドイツ向け放送で少し言っただけでも迫害を妨害する効果があったので、ドイツ人がユダヤ人を大量虐殺しているよ、と早くから情報公開していれば、もう少し被害者を減らせたんじゃないか、という感じらしい。

3月15日(日)

 S君はずっとカーリング女子の世界選手権を見ている。

 S君にお勧めしたが、「おっさんがパン1で踊ってる動画はいい」と言われた。

 来月の発表会に向けて毎晩連弾している私&いかなご。「今のどうだった?」S君「んー、まあいいんじゃないか」私&いかなご「何よ、それ!」S君「恐い、恐い。虎が2匹いる!」

3月16日(月)

、今日自分の胃カメラの写真見たけど、超綺麗だった。私の粘膜は綺麗だと思うと、自信が湧いてきた。

 迷惑メール、ソートしながら消していくのって、さめがめに似てるよね。だからやめられなくなるんだ。

 S君の誕生日なのでシーザーサラダを作ったが、外で食べるのと同じシーザーサラダの味がして、私やっぱりこのドレッシング嫌いだと思った。

3月17日(火)

 朝5時半から嘔気嘔吐に襲われた。1人ごとに休んだり、診察ベッドに横になったり、例によって気絶したりしながら、何とか外来を終えて、S君に迎えに来てもらって早引け。結論→マジでしんどいときに外来は無理。早朝でも医局長叩き起して、代理バイトを頼むべきだった。

 帰宅してからも尋常じゃないしんどさ&眠気。感染性胃腸炎かなと疑いはじめたら、夕方からS君が気分悪いと言いはじめ、夜23時過ぎに寝ていたいかなごが突然嘔吐。その前になぜか関係ない木乃まで突然吐き、一家全滅の様相。しかし「なんか突然吐いた。別に気分悪くない」と平然としているいかなごは丈夫だと改めて思った。

3月18日(水)

 朝起きたら身体が普通に戻っていたので、喜んで普通に動いたら、もぐ連れて保育園の階段上がったあたりから気分悪くなってきた。座っていたら大丈夫だが、午後の回診の終わり頃から立っていられなくなった。

 一方S君は一晩中苦しんでいたらしく、今日胃カメラの予約取っていたのだが、そもそも病院まで行けそうにないのでキャンセル。

 いかなごは「気分は悪くないけどちょっとフラフラする」らしいが、今日は図工があるから(紙粘土でケーキ作ってるんだって)絶対行く、と登校し、夕方には塾にも行っていた(夕御飯は半分以上残していた)。

 いかなごの丈夫さを見ていると、病弱仲間だったうちの母が病弱過ぎて早く死んでしまったことが時々寂しくなる。

3月19日(木)

 午前中は8割方回復していたが、昼ご飯を半分ほど食べたら気分が悪くなってきた、と思ったら、いかなごが昼食後に吐いて早帰りというS君からのメールが。

 てことで、もぐ以外の家族は夕ご飯はパンにして、もぐの夕食はレトルトカレーにしたら「もぐ君、今日保育園でしょんぼりしてたけど、夕ご飯カレーだから元気になったの」「なんでしょんぼりしてたの?」「だってU君達が『あいつ、にゃあにゃあ言ってやがるぜ』って言ったから」…1人で猫ごっこしていたらしい。。

3月20日(金)

 風呂の中で「はーい、今日は年齢の高い順に抱っこしまーす」と宣言してみたら、もぐ「じゃあ、僕は後だから順番待ってます」と後ろに引いた。凄いぞ、もうすぐ5歳児!偉い!



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