1月11日(日)

 久しぶりに滋賀県へ。スーパーや100円ショップで色々と買い物をして(もぐ用に女性用レッグウォーマーを買ってみた。ぴったりだった)コタツで昼寝して、昼寝してふと目覚めたら、いかなごともぐが服を取り替えて座敷童のように走り回ってた。もぐ、姉の昨日完成した新しいチェックのプリーツスカートをはいてたが、女装が良く似合う。

 その後も服を取り替えたまま、本棚を組み立てるS君の横で、梱包材の細長い発泡スチロールを奪いあったり(うるさいので、最終的にS君が本棚の上に封印した)本棚が入っていたダンボールにくるまって、ロケット発射ごっこをしたり。

 ほんわかテレビでアリゲーター見た後だと、木乃が異様に可愛らしく見える(笑)。
1月12日(月)

 午前中にチケットを受け取りに出町へ。小鉄くんが大きく可愛くなってた。

 もぐは昼ご飯のサンドイッチを残したので、夜ご飯は残したサンドイッチをば(ちゃんと食べた)。

 S君が録画していたBSドキュメンタリーのD-Dayの話を見たが、綿密に計画したけど、やっぱり色々手違いが出て、たくさん人が死んだってことだった。

 紺野美紗子の孤独な相撲ヲタティーンエイジャー時代の話が面白い。

 幸せになる方法。1-もふもふの犬とコタツを買います。2-犬が熟睡するまで待ちます。3-コタツに入って仰向けになり、熟睡して丸くなった犬を胸の上に載せます。

1月13日(火)

 もぐ「もぐ君大きくなったら、犬になってママに可愛がられる!」「で、でも犬になったらゲームできないけど、それでもいいの?」「(少し考えて)そしたら子供の時はゲームして、大人になったら犬になる!」私の息子の将来の夢は犬です…。

1月14日(水)

 いかなごに「いかなごは可愛いねえ。見かけが可愛いし、中身がママに似てるし、中身も可愛いし」と言ったら「見かけが可愛いと思うのは親バカのママだけ。中身が似てるのは親子だから当たり前。中身が可愛く思えるのは自分に似てるからでしょ」と言われた…(しょぼん)。

1月15日(木)

 朝4時から木乃が全開で、たくさん手を噛まれた。で、みんなが起きる7時には、もう眠くなったらしく、大あくび繰り返して、コタツの端で丸くなってた。キミは昼間寝られるからいいよな。

1月16日(金)

 外来終えて一旦帰宅し、木乃を散歩に連れて行ってから、京都駅へ。自由に半休取れる身分って素晴らしいわ。こんな日が来るなんて(涙)。

 早めに着いたので、友人の後を追ってまずホテルに(ちなみに2時間前までホテルがどこにあるのか知らなかった)。荷物を置いて少し休んでから、メダル・ウィナーズ・オープンへ。

 久しぶりの代々木体育館が近づくにつれて数々の思い出が(笑)。場内に入ると、ジャッジ側にバナーが並んでいて、バナーを出すという発想がなかったので、持ってくれば良かったと少し後悔。真ん中に「笑え武史」バナーもあったりして、さらに懐かしさアップ。

・滑走順が配る代わりにあちこちに貼ってあるのは(みんな携帯持ってるご時世だから)いいんだけど、明るいところに貼ってくれないと見にくい。
・ジャッジ側は空いてたけど、裏側は大体埋まっていた感じ。
・ISU公認とのことで、ファンファーレはなったが、例のビデオは流さないらしい。

・最初に全員出てきてご挨拶。女子は皆さん色とりどりで綺麗な衣装なのに、男子ときたら全身白でジュディ・オング袖のジョニーと、いつものグレイシャツのジェフ以外は真っ黒。
・サラやイーラや武史や黒長い人など、久しぶりの皆さんを目の当たりにして懐かしさマックスで、来る前はあまりやる気がなかったけど、来て良かったなあとしみじみ。

・直前練習を3人3人で分けていたのは、お客へのサービスという意味でも非常によろしい。
・女子第1GPの6分間は皆さんとてもまったりと遅く…。
・6分間の間に、アナウンスで各選手の実績紹介。そういえばラウラはワールドメダルを持っているのであった。

・1番サラちゃんはサロメさんのアメリ。スピードは遅めだが、スピンは相変わらず綺麗だし、2Aはコンボで跳んでいた。
・レピストは、手に持ったオルゴールと音楽(インド音楽風?)との関係がさっぱり分からなかったが、身体は動いていて綺麗な演技。こちらも2Aを2回降りていた。
・体型こそ変わっていなかったが、とても跳べそうにない感じのキミーも、トリプルに挑戦していた。スパイラルを見て、ああこれだった、と思い出したよ。さすがアメリカ女子。

・第2GPの6分間練習。ジェーニャとジョニーがイーラについてきて、ジェーニャは水のボトル、ジョニーはティッシュを持ってリンク際に。ジェーニャはコーチのように声をかけ、手で廻れと指示を出したりもしていた。
・ロシェ兄貴は3フリップ、美姫ちゃんは3ルッツを跳びに行っていた。
・イーラの衣装は、長めのスル丈スカートに石多用のキラキラ衣装で、もう懐かしくて。

・アリさん振付のイリーナのプログラム。練習ではダブルばっかりだったのに、本番ではくるくるループで何とか3回廻り、ダブルアクセルの後ではジェーニャが声をかけ、ビールマンはなかったものの、見事に盛り上がって終了。とってもスルだった。
・キスクラでも、もちろん両側にジェーニャとジョニーを従える女王様。さすがです。
・昔ジャパンオープンで、プルがスルの肩揉んでたのを思い出した。「雪の王」でも少女に愛の力で倒されているというより、姉にしばかれてる弟みたいだもんな。

・6分間から1人だけ全く違っていたロシェは、3フリップに3トウから2Sのシークエンスと強力。デュブレイユ振付なのね。圧倒的な強さでした、兄貴。
・美姫ちゃんのショパンのバラードは、ロシア音源かと思うぐらい割れていた。ステップでひっかかって後ろ向きに転倒し、それからはグダグダ。大きな怪我にならなくて良かった。ルッツは残念だったが、3Sはさすが。

・男子第1GP。武史を見て隣の友人が「あの衣装、伸縮性がいいのね」と毒を吐いていた。
・ジョニーが6分間で見事なトリプルアクセルを降りて感動。
・1番武史先生は、3A跳びたかったのは良く分かったが、素人目にも足りてない感じ。スピンがすべてグダグダで、たぶんノーカン。スピン練習してないのね。
・個人的には黄金の右手がさまざま楽しめたし、イーグルも見られたし嬉しかったけど、生徒に対して示しがつくのか心配。

・アベマリアのジョニーは、本番ではトリプルアクセル失敗したのが残念だったが、ルッツはコンボで降りたし、見事なプログラム。終わった後、白バラの花輪と巨大花束を貰っていて、ファンの用意の良さにも感動。
・第1GPの中で一番実績が偉い世界チャンピオンさまジェフは、いつも通り素敵な滑りだった。最後の2Aの失敗が残念。

・第2GPの6分間では、ジョニーがジェーニャのエッジカバー持ちに現れた。
・4-3や3Aを美しく決める織田君に、ジェーニャは滑りながら拍手しまくり。
・並んで見ると、やっぱり黒長い人は手足が長い。
・ジェーニャはトウの軌道に入るたびにマジでドキドキしたが、ちゃんとクワドは跳ばずに偉かった。

・久しぶりに見たライサはロクサーヌ。大技がなく地味ながら、3ルッツと3フリップを綺麗に降りて、素晴らしい出来。会場はスタオベ多数。
・しかしキスクラでは愛想がなく疲れている感じ。スピンノーカンだったようで、点数もジョニーの下。でも良かったよ。
・織田君は「織田くーん」の声がかかって満面の笑み。
・4-3お見事、3Aはちょっと崩れ(客席が近かったので恐かったのかも)、3ルッツでつるっ。
・あれだけテレビ出まくって、修論書いて、キャラ弁作って、4-3まで降りるのか。織田君最強伝説はどこまで続く。

・ジェーニャがはじめる前、おそらくイーラがかけたと思われるロシア語の高い叫び声が。
・プログラムは久しぶりの病気。とりあえずクワド跳ばなきゃそれでいいとしか思っていなかったが、まさか3A2回跳ぶとは(驚)。
・後で知ったが、事前の構成ではルッツコンボとループだったのね。
・2回目の3Aはジャッジ席に近過ぎたせいか、3A-2トウだったのがちょっと残念だが、それを除けばマックス構成。
・最後のくもちゃんと見られて嬉しかった。
・キスクラで喜ぶ姿も可愛かった。
・しかしそれより、ちゃんと表彰式があって、1人で1位の台に登るジェーニャが見られ、ロシア国歌まで歌えたことが、予想外にとても嬉しかった。

・結局、唯一の現役選手が勝ったわけね。
・これは試合の度に毎回思うが、クワドはないと困るけど、強いのは3Aが安定して跳べる選手。
・というか、ネジ折れた時のジャンプだというのに、トラウマとかないのか。
・記者会見でクワドなしの選手がクワドありの選手に勝ったことをどう思うかと聞かなかったのか、とツイッターで書いている人がいた(笑)。

・ちなみに選手紹介時の成績は、ジョニーが全米金メダル(ライサは言わず)、織田君が全日本金メダル(武史は言わず)、ジェーニャは2006年トリノ五輪金メダルとワールド金メダル3つのみ、イリーナも2002年の銀メダルのみ。
・女子の表彰台は国旗が全部赤白で統一されていた。スイス、カナダ、日本と並ぶと、やっぱりカナダ国旗が綺麗。
・国旗掲揚のボーイスカウト服の人々は、どこから調達されてきているのだろうか?

・次は章枝ちゃんとステファンに出て欲しいな。
・でも、ロシェと織田君は卑怯でござるって感じだったので、プロアマの試合は人選が難しい。キミーや武史は嬉しかったけど、一方でやや酷な感じも。
・会場はそのスジの人々よりも、子連れやカップル、杖ついたおじいさんなど一般の人が多かった印象。
・私達のような化石ファン(by友人)の方が楽しめるイベントだと思うが、一般の人々の感想が知りたいところ。

 で、なんか予想外に良いものをたくさん見せてもらったので、遅くまで眠れなかったのであった。

1月17日(土)

 7時半に目覚めたので、もぞもぞ用意して9時過ぎに帰宅の途に。京都に着いた途端、異様に冷たい風に晒されて、こんな寒いところで生活している我が身を呪った。

 帰宅したら、もぐがうるさいとS君にパパ抱っこされており阿鼻叫喚。昨日ホテルのコンビニで買った食玩妖怪ウォッチをあげたら、もぐ「全然妖怪が出ないー」姉「もっと高いのでも妖怪は出ないよ!」

 3時から昨日の放映をば。
・キミー25歳だったのか!
・参加資格は五輪、ワールド、ユーロ、四大陸選手権、GPFのメダルを持っていること、らしい。では、なぜ国内選手権の成績をアナウンスするのか。
・女子の試合について八木沼さん「非常にレベルの高い試合になりました」えっ。

 夕方、図書館→100円ショップでノートとか下敷きとかマットとか小物を買う→ラーメン屋で晩ご飯食べて帰宅。

1月18日(日)

 夜大学に行っていたS君が帰ってくると知って、朝からもぐ大泣き。悪いことばっかりしとるからじゃ。

 朝ご飯食べさせて、大小をお手伝いロボにして居間と寝室の掃除をして、S君にコタツ敷きを取り替えて、コタツ布団干して、ピアノの補助ペダルを動かないように固定してもらい、昼ご飯に野菜肉力うどんを作り、午後からはいかなごの要望によりクッキー作った(疲)。

 この前中力粉でクッキー作ったら美味しかったので、今回は強力粉で作ってみた。作りやすいが、食べると顎が疲れる。中力粉ぐらいまでがいいかも。昨日100円ショップでお菓子用平仮名スタンプを買ったので、型抜きした後、押してみた。最初は名前などを押していたが、そのうちあまりにもぐがうるさいので「うるさい うるさい うるさい」とか「もぐ だまれ」とか「なかよく!」とか教訓系に。活字を探し出すのが超面倒くさいが、割と綺麗に形は出たので、108円にしては十分楽しめる。

 晩ご飯を作っている間にもぐが寝落ちしたので、もぐのご飯を置いたまま、いかなごと風呂に入って出てきたら、なんともぐのご飯を木乃がぺろりしていた。もぐはそこら中食べこぼしながら、美しくなく食べるのに、お椀には米粒1つ残っていなかった(衝撃)。ちなみに木乃がぺろりしたのは、ご飯とからすがれいの煮付けと三度豆とベーコン炒めとおかかキャベツ。思いっきり味ついてるぞ…。おさかな美味しかったか?

 そして、遅ればせながら起きたもぐは、ご飯がなくなったことではなく、ママといかなごと一緒に風呂に入りたかったとゴネまくり。

1月19日(月)

 3日経ってもまだ幸せだわ。本当に行って良かった。

 ペダル踏んだことのない子が、いきなりソフトペダルとダンパーペダル両方踏むってのは難易度高いわ。そもそも補助ペダルつけても踵がつくか怪しいし。

 村田喜代子『ゆうじょこう』を読み終わった。遊郭に売られた少女の話かと思いきや、後半で遊女達がストライキを起こし(しかもモデルとなった実例があるのね)、先に廃業していた花魁とその夫の手引きで『さなぎ』のように集団脱走廃業するという意外な展開。福沢諭吉に対する深い憎悪も感じられる。

1月20日(火)

 チャンさんの隣でラーメン食べるのは、そばを食べるプラトフさんとサフさんに挟まれるのより凄そう。

 ジャーナリスト可哀想に。テロリストというか…誘拐犯。




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