10月11日(日)
いかなご「コミって伸びると本当は凄く長いんだよ」S君「ノービルウサギ賞」
午前中はいかなごは熟のテスト。いかなごが帰って来てから、バスで毎年行ってる京都学生祭典の子供コーナーへ。親から見るとどうでもいいが、子供は滅茶苦茶必死になる工作やゲームに学生さんがタダで付き合ってくださる有難い企画(有難や、有難や)。
今年は高校のマーチングバンドが楽器体験コーナーをやっていて、いかなごがトランペットを吹かせてもらったら、やっぱりあっさり音を出す。チューバも全く持てないけど、音は出す。音を出すだけじゃ意味がないけど、音を出せない人よりは管楽器に向いてそう。
このイベントでは毎年幼児が描いた絵が貼り出され、もぐの絵もあったが、周囲と比べても一際訳が分からないものだった。本人に聞いてみたら「スイカ割りの絵なの。割ってる人はネズミにしてみたの。その方が面白いと思って」「真ん中にあるのは何?」「オクラ(←保育園で育てている)」
10月12日(月)
滋賀の家で柿を収穫していたら、隣の家のおじいさんに、まだ早い、霜が一回降りてから取りなさい、と言われたのだが、それだと柔らかくならないだろうか。私、柔らかい柿ダメだから、甘さより硬さが大事なんだけど。
ちょ、ピトキーエフ顔が大人に…17歳か。そういう時期だよね。
10月13日(火)
もぐが朝からママ抱っこママ抱っこうるさいので、仰向けにお腹の上に乗せて「コンコンコンコン、パカッ、うまうま」とラッコの真似したら、超喜んでた。相変わらず分かりやすい奴。
昨日取った柿が100個ぐらいあるので、引き取ってくれるNPOに一部送ろうと、綺麗なものだけ50個ほど自力で箱に詰めた。梱包職人のS君に「まず箱選びが大事なんだよ。そこから失敗してるね」と嘲笑われながら、箱を何度も選び直し、みっしり詰めたよ!見よ、一寸の虫にも五分の魂!まあ、最終確認して、蓋をして、発送したのはS君だけどな。
10月14日(水)
いかなごが島津製作所が作ったというカードゲームを持って帰って来て、やりたいというのでやってみた。ルールが適当過ぎてナゾなゲームだったが、ホームページ見たら、単に学生が作ったゲームらしい。
大小にインタビュー。「いかなご、弟のことをどう思っていますか?」「うっとおしいけど、大事な遊び相手」「もぐ、姉のことをどう思っていますか?」「優しいお姉さん」「本当のことを言っても大丈夫ですよ」「そうだよ、怒らないよ」「…すぐ殴る、恐い…」
10月15日(木)
いかなごの塾の実力テスト的なものの国語三択問題で、大人なら何も考えずに正解を選ぶところ、いかなご何の疑問も持たず誤選択肢を選び、しかもその問題の正答率20%で、なるほどこういう子供ひっかけ問題みたいなのもあるんだなあ…と感じ入った。「初級」を「小学生」という意味に取るのね。
昔から、仕事終わってから買い物して夕ご飯作るのが、苦手でしんどかったのだが、家にある食材でしか作らなくなったら、それほどしんどくないことが分かった。私は買い物に体力を吸い取られていたのか。
いかなごが1才の時の動画見たら、悶絶するほど姿形行動が可愛いが、よく考えるとあの頃はご飯も口まで運ばねばならなかったので、そう思うと「ママ、本、準備しといたから」と風呂蓋の上にタオルに包んだ本置いてくれて、私が風呂入る間、木乃を見張っててくれる、という今の状況もなかなか捨て難い。
10月16日(金)
隣の家の猫さん2匹が、窓から同じ表情、同じ体勢でこっちを見てるのを見て、子供2人に同じ表情で見られると恐い、という親の気持ちをいかなごは理解したらしい。
S君がやっていたので、私もやってみた>性格診断。ISFJだったが、適職医療職だってよ。向いてたのか(驚)。ちなみにS君はINTPで、教授に多いらしい。頑張ってくれ。
最近寝る前に、wikiで10世紀前後のフランスやイギリスの王や王妃を見ていって、ほうほうこの人の大叔父に当たるのかとか、イギリスの王ってほぼフランス人やんとか、12歳で結婚して産み始めたのは18歳、それから2年置きに産んでいって…などとねっとり見ていくのが、大層楽しみなのだが、ルイ八世の肖像画が黒長いオリンピックチャンピオンに似てることに気づきましてございまする。
10月17日(土)
今朝また「3人目妊娠→3人分も教育費稼げない→ていうか、今にも悪阻がはじまるー」という悪夢を見た。もはや「留年→なぜか国試が超難しい」悪夢と同様、定番になりつつある(謎)。
私が寝ている間に、自分達の朝食を用意しようとしたいかなご。もぐに「もぐ君、牛系のヨーグルトはダメなの!」と言われて、「ヨーグルトはみんな牛からできてるんだ!」と怒りながら、皿にヨーグルトを開けて「ほら、これで牛の絵ついてないでしょ!」と努力していた。…が、もぐはカップに牛の絵が書いてある(ことが多い)プレーンヨーグルトが苦手なのだ。。
今日はS君がいないので、午前中は子供ら総動員して掃除と洗濯。昼はラーメン、夕食は冷蔵庫の残り物。
何の気なくIt's a small worldを歌ったら、いかなごが今度部活の発表で英語版を歌わなければならないにも関わらず、茶道部と兼部しているためにほとんど練習に出られず、ほぼ1人だけ歌えない状態で困ってる、とか言い出して、急遽練習。しかし意味も分からないのに覚えてどうするんだ。
もぐ「やっぱりママが恋しいと、ママのところに帰ったよ♪」と歌いながら、居間にやって来て「どんぐりコロコロをイメージしてみました」。
10月18日(日)
昨夜からずっとお腹が痛い。うとうとすると腹痛で目が覚めるので寝不足。
朝聞こえてきた叫び声。いかなご「おしおきはおしりぺんぺん」もぐ「いやー」「じゃあ暗闇の刑」「いやー」「じゃあ懲役20年」
子2人はS君とおもちゃ交換会へ(私は家で腹痛で倒れていた)。5歳児はライダー系のお面持って帰って来て「これ、はっぴーはろうぃんで使ってびっくりさせるの!」とわくわくしながら、自分でかぶって、タブレットで自撮りして幸せそう。
夜、もぐに思いっきり足の甲を踏まれて悲鳴あげたら、もぐ「そんなに重かったかなあ」。いかなご「いいからもぐ、こっちに来い。ママは今弱ってるんだ。まあ、いつも弱ってるけど、いつもより弱ってるから効いてんの!分かった?もぐに分かりやすく言うと、半死なの」…半死らしい。いつも弱ってるらしい。
ルメートル『悲しみのイレーヌ』を読み終わった。手に入らない昔のミステリというリアルな見たて殺人の上に、軽く入れ子構造で面白かったが、そんなことより「日本で今読んでいる人の多くが結末を知っている」というのが凄い状況だわ、と思いながら、やはりドキドキしながらクライマックスへ。
10月19日(月)
ソンジンっていう韓国人の人がいいわ。凄く滑らかで綺麗>ショパコン。惜しむらくは前髪が変。
ギッシング『キンダートランスポートの少女』を読み終わった。チェコのそこそこ裕福な家庭で育った少女が、ナチス侵攻後にユダヤ人の子供だけを急遽疎開させるキンダートランスポートでイギリスに引き取られ、チェコの亡命政権の援助で作られたチェコ学校で学んだ話。イギリスでは当時、ズデーデン地方割譲を認めたにも関わらずチェコがナチスに占領されたという罪の意識から、チェコのユダヤ人の子供を引き取った人々もいて、引き取り家庭に写真で子供を選ばせたことから、人身売買のようだと非難を受けながらも、おかげでとっとと多数の子供の受け入れ家庭が決まったらしい。主人公は、別家庭とはいえ、姉も同様にイギリスに避難していたこと、疎開してしばらくはチェコの父母と文通できたこと、引き取り家庭でのびのび暮らした上、チェコの子供達ばかりの寄宿学校で学んだことから、父母従兄弟は強制収容所で死亡したものの、さほど問題なく成長できたようだが、物心つく前にいきなりイギリスに連れて行かれ、孤児になった場合は悲惨。とはいえ、ドイツやチェコに残された両親の身にしてみれば、自分が強制収容所にいても、子供がイギリスにいると分かっていれば、どれほど心強いことか。
10月20日(火)
引き続きショパコン。ケイト・リウって人、音綺麗だけど、化粧した方がいいと思う。
ああ、やっと!>「多くの小児科医や精神科医によれば、子宮頸がんワクチンが導入される前からこの年齢のこういう症状の子供たちはいくらでも診ていた」
ソースが明記されていないとは言えるだろうが「同様の症状を示す人が(予防接種を受けていなくても)たくさんいるかも」ということだけでも、前向きな情報だと思うのだが。それを「副作用を気のせいなんてとんでもない」なんて反応が普通に出てくる以上、記事を書くには勇気がいるよなあ…。
S君がもぐを体操教室のお試しに連れて行ってくれた。が、本人は楽しそうだが、通わせても意味があるとは思えない、とのS君の意見で、入れるのは止めることに。その代わり、来月からとりあえずスケート教室。
「かちぐり」の意味と使用法を生まれて初めて知った。要するに栗なのね。
うちの子の保育園で教育されていることが「小学校入学前にできた方が良いこと」そのままで、今さらながら保育園に大感謝>年少になったら和式トイレ、箸・はさみ・平仮名・数字がもれなく仕込まれ、年長さんになったら夏は集団でスイミングスクール、園長先生が体操教室、年明けまでに自宅の住所と電話番号暗記が仕込まれる。てか、年少になる前に、服は速攻で畳めるようになってたわ。
S君が「だいたい1億総活躍って、残りの2700万は活躍しなくていいのか!2000万人ぐらいニートでもいいのか!昔の『進め1億』は植民地人口も込みだったんだぞ」とゴネてる。