9月1日(月)

 コミ用にダイソーで買ったリードがサイズも色も合っているので、それをそのまま木乃に使っているが、それだけじゃちょっと地味なので、可愛いリードってどんなんだ?とぐぐったら、リード姉の写真が出てきた。

 木乃が来てから、死んだ母親と話をしたいと思うことが多い。まあ、いまさらそれは無理だが、ウサギにしか興味ないと思っていたいかなごが、結構木乃を可愛がって構っているので(木乃的には、いかなごは上位と認めてる模様。もぐは同格)いかなごもこのまま犬好きに育つといいな。

 辞めないんだ>日本スケート連盟会長。

9月2日(火)

 朝起きたら、キッチンの壁に今まで見たことないほど大きな蜘蛛(たぶん)がいた。S君が虫採り網で捕獲してくれた。

 給食袋持って帰り忘れ連続タイ記録更新中(おまけに昨日は体操服袋も置いてきた)のいかなごのランドセルの内側に養生テープで貼り紙したった。今日も忘れてきたら、明日はランドセルの外側に貼ってやる!

 もういい加減ええやん>デング熱。もっと恐い病気いっぱいあるやろ。と多くの同業者が外来しながら思ってるに違いない。

 木乃さん、最近は夜も熟睡してるらしく、朝居間に行くと寝ぼけ眼でケージから出してくれという。しばらく抱っこした後、トイレに置いて、トイレして、と声をかけると、うーんという顔をして、ちゃんとトイレして超えらい。

9月3日(水)

 今になっても理解できないのが、五輪選考前のアメリカや日本での報道で、プルが「前例のない」テストスケートで五輪に選出されたことになっていたことだ。「ロシア名物、恒例のテストスケート」を誰が最初に「前例がない」と報じたのか。

 細将貴『右利きのヘビ仮説』を読み終わった。右巻きのカタツムリを食べるのに特化したヘビのために、左巻きのカタツムリが増えたという仮説を証明しようと、修士の著者が珍しいヘビを捕らえようと西表島で奮闘したり、ヘビがカタツムリを襲うところを撮影したりする苦労話。ヘビ集めたりができる人が、良い着想を思いついて、実際に証拠が集められたことは、実にめでたいと思った。

 もぐがテープかぶれからとびひになってしまった。薬出してきたら、自分の耳鼻科の薬を勝手にきちんと毎日飲んでいるいかなごが、弟にも飲ませてくれていた(便利)。

9月4日(木)

 昨日発作で遅くまで眠れなかったのに、6時に木乃さんにトイレで起こされたので眠い。

 そういや、研修医の時に「頑張れば頑張った分というのがあるじゃん」みたいなこと言われたわ。考えてみれば、残業代なんか一銭も貰ってなかったし(それでも生きていけるレベルの給料が出るだけマシな方だった)。あの時は、ただただお日様の光を浴びたかった。

 うちの家は、ダメなもの(例:もぐが落としたぼんち揚げや私の眼鏡)から、最早犬のオモチャにする以外の用途がないもの(右だけの手袋、壊れた車のオモチャ、使い古しのミニタオル…)まで、多数転がっていて、仔犬パラダイスのようなところだと思う。

9月5日(金)

 大嫌いな緩んだゴムの通し直し(子供らのズボンとスカート計6着ぐらい)をして、もぐの壊した扇を修理した。

 「巨神兵 宮崎駿」って書いてあったので、巨神兵の中に入ってるのかと思ったら違うのね。

9月6日(土)

 五条通でジョンソングラスを大量に収穫。今年の冬はこれで大丈夫かな。

 くら寿司でご飯食べて、木乃連れて滋賀県へ。いかなご「木乃は可愛いねえ。家族全員から愛されてるねえ」私「パパ以外からじゃない?」S君「そんなことないぞ。可愛い犬っころじゃないか」…ぐぐったら、「犬っころ」は「犬の蔑称」って書いてあった。

 スルメ、さきイカ、イカくん、刺身、酢イカ…みんなどんだけイカ好きやねん。そりゃダイオウイカに大騒ぎするはずよ。

 S君が、安売りしてたから、ともぐに鎧武の靴を2足も買っていた。甘過ぎ。

9月7日(日)

 昼ご飯食べに行って、ちょっと買い物した以外は家でダラダラ。夕方髪の毛切った。

 いかなご、漢字覚えてなさ過ぎ。S君の遺伝か?

 いかなごが木乃を「きのこに似ている」と言ったのは、毛色ではなく、耳が垂れていて顔の形がきのこに似ている、と思ったからだということが判明。それじゃ、きのこの犬だらけだぜ。

 プラ板で木乃の迷子札製作中。

9月8日(月)

 今日は50人外来来て、14時までかかった。仕事帰りに丹波屋で団子買う→郵便局で学会費払い込む→もぐピックアップ→図書館でいかなごの本返して借りる→ローソンでチケット発券→以上を50分でこなして、いかなごをスイミングに迎えに行く任務を無事終了して、帰宅して保育園から新制度になりますとか言われて渡された書類見たら、いきなり保育園に入れる要件が違っていて、もぐが来年から同じ保育園に通えなくなる恐れが。慌てて書類に記載された相談窓口に電話したら、こちらでは何も分からないので区役所に電話してくれ、と言われ、区役所に電話したら5時過ぎてるのに職員が出てくれて、継続の人を追い出す制度ではないのでたぶん大丈夫、と一応言われたが…。しかも、いかなごに借りてきたドラゴンボール、完全版で大幅に巻数が違ったし。

 宇野首相は芸者を囲ったわけでも、それが原因で辞任したわけでもないらしい。

 私がどうしても会得できなかった、木乃のケージをつなぐナットのようなもののつけ方を、いかなごが自力で会得して私に教えてくれた。8歳にして親を超えた。

 一方、仔犬とレベルが合っているもぐは、木乃と相撲ごっこをしてる。問題なのは、木乃もそれを割と好きみたいなことだ(危険)。

 木乃の胴輪(←コミのお下がり。ダイソー105円)が今いち可愛くないので(というか毛の中に埋まるので、ほとんど見えない)、迷子札つけるのと同時に、ピンクのリボンもつけてみた。

9月9日(火)

 昨日とはうってかわって仕事が暇。昨日1時間半待ちだった人も、今日来てたら待ち時間ゼロだったよ。

 米原万里『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』を読み終わった。世界中の共産党関係者の師弟が通うプラハのソヴィエト学校で学んだ著者が、30年後に昔の同級生3人を探し当てる。当時中学生だったため、正式な名前も、出身地も覚えていない中で、共産主義体制の崩壊や内戦で生活状況も変化したギリシャ人のリッツァ、ルーマニア人のアーニャ、ユーゴスラビア人のヤースナとの再会までの話は、実に実に面白かった。名作とされているのも納得。

9月10日(水)

 鍼やカイロやグルコサミンには日々悩まされているが、そもそも息してるかどうかも確かめたくなるような4ヶ月児の首を他人に触らせる時点で何か違うような…。

 木乃を買ったお店に次のシーズーが入っていたので見たら、当たり前だけど、全然顔が違う。



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